島田歌穂、HIDEBOHらが華麗に舞う、捨て身で笑いを取る!「DOWNTOWN FOLLIESVol.11 ~Four Fools Strike Back~」、歌って踊って!

「DOWNTOWN FOLLIES」は2002年から始まったミュージカルレビュー、今年で17年目、11回目となる。副題は「Four Fools Strike Back(4人のバカが帰ってきた)」、初演からのメンバーは島田歌穂、北村岳子。途中参加ながらも最初からいたかのような存在感の平沢智、そしてタップダンスで魅せる初参加のHIDEBOH。豪華なメンバー、しかも4年ぶり、開演前に島田歌穂の面白おかしい場内アナウンスがあり、客席は熱気と期待で早くも温まる。時間になり、オーバーチュア。島田歌穂が指揮者に扮しているのだが、髪振り乱して登場した途端に客席から笑いが起こる。小ぶりの劇場であの「20世紀FOXのテーマ」、空間にそぐわない壮大な楽曲で、また笑いが起こる。『つかみはOK!』、これこそ「DOWNTOWN FOLLIES」。オープニングは華やかな4人のタップダンス。キャスト全員50代!であるが,50代とは思えない軽やかなステップを!
そして「DOWNTOWN FOLLIES」ならではの『お笑い』がふんだんに。教養講座『サイ・コールマン-作品とバーナム-』、島田歌穂が教鞭をとるのだが、挙動がいちいちおかしすぎて、笑いが止まらない!しかも「スイート・チャリティ」のナンバーも披露してくれる。HIDEBOHによる即興のタップダンス教室に、おなじみトクホン姉妹(打ち身捻挫・骨折姉妹)の漫才、定番キャラに常連客は『待ってました!』状態。

また、初回からの好評コーナーのお客様誕生パーティーなど、ずっと賑やか、地味な場面など皆無。海外ミュージカルだけでなく、日本ならではのネタ(黒澤映画にエノケン)も満載、お笑いだけでなく、きっちりとショーストッパーなシーンも用意されている。HIDEBOHのタップダンスソロは「チェニジアの夜」、超絶な技巧、拍手喝采シーンだ。そして、ウエストエンドより早く「ラ・ラ・ランド」・・・・・・ではなく「レレレ・ランド」、『?』から『!』、レレレのおじさん(平沢智が捨て身で!)が登場!「お出かけですか、レレレのレ〜」その『2.5次元』ぶりは、もう笑うしかない!それからひみつのアッコちゃん、イヤミ、目ン玉つながりのおまわりさん!もちろん、それぞれの決めセリフもバッチリ!途中でバカボンのパパも登場、4人で八面六臂の活躍場面、あまりの弾けたバカっぷりは必見!

かっこいいシーン、おかしすぎて呆れて笑うしかないシーン、ショーストッパーなシーン、多彩なシーンをたった4人で次々と!これが「DOWNTOWN FOLLIES」の真骨頂。ラストはファンにはおなじみの曲「グッバイ(GoodBye)」、2001年のブロードウエイミュージカル「ザ・プロデューサーズ」のエンディングエンディング曲、初演から使われている楽曲なのだが、初演の時の訳詞が数年後に日本語翻訳版の訳詞として使われたそうで「DOWNTOWN FOLLIES」など皆無。ここは手拍子も!そして拍手は鳴り止まない!何度も登場する4人、最後のカーテンコールは観客席は総立ちで大きな拍手。

【公演概要】
「DOWNTOWN FOLLIES Vol.11~Four Fools Strike Back~」
日程・場所:
●よしもと幕張イオンモール劇場
3月8日(金) 19:00開演
3月9日(土) 13:00開演/17:00開演
3月10日(日) 13:00開演/17:00開演
●ルミネtheよしもと
3月14日(木) 19:30開演
3月15日(金) 19:30開演
3月16日(土) 19:30開演
3月17日(日) 19:30開演
●COOL JAPAN PARK OSAKA
3月21日(木) 18:30開演
3月22日(金) 14:00開演/18:30開演
3月23日(土) 14:00開演/18:30開演
3月24日(日) 14:00開演 ※全公演、開場は開演の30分前です。
チケット料金:全席指定・税込 8000円※未就学児入場不可
構成・演出:髙平哲郎
音楽監督:島 健
振付:川崎悦子
タップ振付:玉野和紀/HIDEBOH
出演:島田歌穂/北村岳子/平澤智/HIDEBOH
演奏:ダウンタウン・フォーリーズ管弦楽団
主催:吉本興業株式会社
企画・制作: 株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
※高平哲郎の「高」は、はしごだかが正式表記。

舞台写真は過去公演のもの。

取材・文:Hiromi Koh