たった1日限りの豪華なミュージカル・ガラ・コンサート、オペラ界、ミュージカル界、そして声優界の注目株が集まり、一夜限りの豪華なガラ・コンサートが2020年3月20日に開幕する。よく知られているミュージカルナンバーを神奈川フィルハーモニー管弦楽団、指揮は阿部未来。そして出演はミュージカル界からは田代万里生、藤岡正明、オペラ界からは宮本益光、笛田博昭、そして声優界からは現在公開中の「アナと雪の女王2」のオラフ役に抜擢された若手声優・武内駿輔というなかなかない顔合わせ。どんな『化学反応』が舞台上で起こるのか、たった1回限りのコンサート!
[前回公演より]
<プロフィール>
●神奈川フィルハーモニー管弦楽団
1970 年に発足。神奈川県の音楽文化創造をミッションとして、神奈川県全域を中心に幅広い活動を続けている。県内各地で特別演奏会を開催し、オペラ、バ レエ、レコーディングなどに数多く出演。音楽教育にも積極的で、子どものためのコンサートを各地で開催。神奈川フィルのメンバーと児童・生徒との音楽 的交流を通して音楽の魅力を伝えるとともに次代の神奈川フィルのファンを増やしていく取り組みとして好評を得ている。ジャンルを超えた幅広い音楽に挑 戦し、より多くのお客様に音楽の感動を与えている。これまでに「安藤為次教育記念財団記念賞」(1983)、「神奈川文化賞」(1989)、「NHK 地域放送文化 賞」、「横浜文化賞」(2007)を受賞。名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者 に小泉和裕、常任指揮者に川瀬賢太郎を擁している。2020 年には創立50周年を控え、ますます注目が集まっている。
●阿部未来(指揮)
1985 年秋田県生まれ。
2007 年東京音楽大学音楽学部音楽学科器楽専攻(ピアノ)卒業。
2009 年東京音楽大学大学院科目等履修生作曲・指揮専攻(指揮)修了。2010 年、 アフィニス夏の音楽祭 2010”山形”に指揮研究員として参加、飯森範親氏の薫陶を受ける。
その後 2011 年、ロータリー財団国際親善奨学生としてドイツ国立ドレスデン” カール・マリア・フォン・ウェーバー”音楽大学指揮科に留学。
帰国後、2015年4月から2019年3月まで公益財団法人神奈川フィルハーモニー 管弦楽団副指揮者をつとめ、同団の自主公演を含む多数の公演を指揮。また、山 形交響楽団、東京都交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、仙台フィルハーモ ニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル・金沢、京都市交響楽団、静岡交響 楽団、東京佼成ウインドオーケストラ、オオサカ・シオン・ウインドオーケスト ラ等を指揮。
●田代万里生
東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業。3 歳からピアノを学び、7 歳
でヴァイオリン、13 歳でトランペット、テノール歌手の父より 15 歳から本格
的に声楽を学ぶ。2003 年『欲望という名の電車』で本格的にオペラデビュー。
その後 09 年『マルグリット』のアルマン役でミュージカルデビューを果た
し、以降数々の作品に出演している。近年の主な出演作は『ストーリー・オ
ブ・マイ・ライフ』『エリザベート』『ラブ・ネバー・ダイ』『マリー・アン
トワネット』『ジキル&ハイド』『きらめく星座』『グレート・ギャツビー』
等。第 39 回菊田一夫演劇賞受賞。ミュージカルデビュー10 周年記念アルバム
『Simpatia』発売中
●藤岡正明
1982 年 12 月 18 日生まれ、東京都出身。CHEMISTRY や ATSUSHI(EXILE)を輩出した伝説の「ASAYAN」超ヴォーカリストオーデションを機に 2001 年、Sony Music International からデビューを果たす。2005 年「レ・ミゼラブル」のマリウス役 でミュージカル界にもデビュー。2008 年には「ミス・サイゴン」のクリス役、
2017 年 12 月にはシアターコクーンで舞台「欲望という名の電車」に出演し、役
者としても評価された。自らの演劇ユニット「青唐辛子」では、脚本・演出・音
楽・出演すべてを手掛けるなど多才ぶり。2019 年にはテレビ朝日系列「刑事7
人」に出演。NHK「サギデカ」では、劇中歌を歌うなど活躍の場を広げている。 「サギデカ」では1話に出演し、劇中歌を歌うなど今後の活動が期待される。
●宮本 益光 東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。学術(音楽)博士号取得。03 年『欲 望という名の電車』スタンリーで一躍注目を集め、以降二期会『ドン・ジョヴァ ンニ』(宮本亜門演出)タイトルロール、新国立劇場『鹿鳴館』清原栄之輔、日 生劇場『メデア』イヤソン、神奈川県民ホール『魔笛』パパゲーノ等話題の公演 で活躍。『金閣寺』溝口役では、神奈川県民ホール及び二期会にて主演、感性に 満ちた演唱で高い評価を得た。コンサートにおいても全国各地の主要オーケス トラと共演を重ね、指揮者からの信頼も厚い。MOZART SINGERS JAPANを主宰、 今秋 CD「ドン・ジョヴァンニ」発売予定。テレビ愛媛賞 25、09 年度よんでん芸 術文化賞芸術文化奨励賞受賞。二期会会員
●笛田 博昭 名古屋芸術大学卒業、同大学大学院修了。五島記念文化賞、文化庁新進芸術家 海外研修員で二度渡伊。第37回イタリア声楽コンコルソ・イタリア大使杯受 賞。第9回マダム・バタフライ世界コンクール、2012年フェッラーラ国際コン クール、第50回日伊声楽コンコルソで第1位。03年名古屋芸術大学「トゥーラ ンドット」でデビュー。藤原歌劇団では「ラ・ボエーム」「仮面舞踏会」「蝶々 夫人」「トスカ」「カルメン」等に出演。20年2月「リゴレット」マントヴァ公 爵で出演予定。NHK-FM名曲リサイタル、NHKニューイヤーオペラコンサート出 演など、今最も注目を集めるテノール。CD「Istinto」発売中。藤原歌劇団団員。新潟県出身。
●武内駿輔
9月12日生まれ。東京都出身。 主な出演作は、「爆丸バトルプラネット」ドラゴノイド役、「彼方のアスト ラ」ザック・ウォーカー役、「遊☆戯☆王 VRAINS」鴻上了見役/リボルバー 役、「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」大和アレクサンダー役、「アイ ドルマスター シンデレラガールズ」プロデューサー役など。
第 10 回声優アワードで新人男優賞を受賞。
<プログラム>
・『エリザベート』より「闇が広がる」
・『モーツァルト!』より「僕こそ音楽」
・『ミス・サイゴン』より「生き延びたけりゃ」
・『レ・ミゼラブル』より「彼を帰して」
・『ラ・マンチャの男』より「見果てぬ夢」
・『アラジン』より「フレンドライク・ミー」
【概要】
日時:2020年3月20日(金・祝) 開場/16:15 開演/17:00
場所:カルッツかわさき ホール
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
指揮:阿部未来
出演:田代万里生、藤岡正明、宮本益光、笛田博昭、武内駿輔
合唱:昭和音楽大学ミュージカルコース
構成:田尾下哲
チケット:SS 席 8,000 円(お土産付・前方確約) / S 席 7,000 円 / A 席 5,000 円 / U-18席2,000円
主催:カルッツかわさき、神奈川フィルハーモニー管弦楽団
共催:川崎市