市村正親のミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』 日生劇場に`22年12月帰ってくる!コメントも_

市村正親主演、ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』が
2022年12月 東京・日生劇場にて上演される。

『スクルージ~クリスマス・キャロル~』の原作作品は、1970年12月にイギリスとアメリカで上映された英国産ミュージカル映画「スクルージ」。日本でも同時期に「クリスマス・キャロル」の邦題で公開された。
ミュージカル版『スクルージ』は1992年イギリス・バーミンガム アレクサンドラ・シアターで初演され、スクルージ役を演じたのは脚本・音楽・作詞のレスリー・ブリカッスの盟友アンソニー・ニューリー。

日本での初演は1994年。この公演で市村正親が主演して以降97、99年、2013年に新演出版、2015年、2019年と市村自身ライフ・ワークとして再演を重ねている。

主人公・スクルージは人嫌いのけちで意地悪な金貸しの老人だが、どこか滑稽で、愛嬌がある。
クリスマスイブの晩、亡くなったかつての親友・マーレーの亡霊とクリスマスの精霊たちが現れた。
彼らはスクルージを過去、現在、未来の旅へと連れていく。
泣いたり笑ったり感動したり、スクルージは一夜の夢の中でその心根と運命を変えていく。
全編に息づくあたたかなクリスマスの情景も魅力の1つ。
舞台となる19世紀のロンドンで、年齢や身分は関係なく誰もが心を躍らせて、
年に一度のクリスマスを祝う中で展開する、愛すべき人々の物語。
『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』舞台写真(2015年)/市村正親、撮影:田中亜紀

コメント
市村正親
チャールズ・ディケンズの代表的な作品といえば「クリスマス・キャロル」「オリバー・ツイスト」です。今月まで『オリバー!』でフェイギンを演じていました。その『オリバー!』を経て、『スクルージ』に戻れるということは非常に光栄ですし、『スクルージ』としてますます人生観をたっぷりと、彼の生き様を出せるのかなと思うと今からワクワクしています。
また『スクルージ』の世界のキャラクターとお会いできるのは楽しみです。特にクラチット一家に会うのをとても楽しみにしています。

井上尊晶(演出)
市村スクルージが日生劇場に帰ってきます。
前回公演の2019年から3年。
その間、世界は変わってしまいました。未だコロナは終息していません。この2年でコロナで亡くなられた方、コロナでなくても亡くなられた方との別れは、いつもと違う想像以上の悲しみに包まれたと思います。どんなに辛い事だったでしょう。死は誰にでも訪れます。しかし死者はいなくなったわけではない。生きている人々の記憶に必ず存在しているはずです。
原作は1843年にチャールズ・ディケンズによって書かれた不朽の名作「クリスマス・キャロル」。この物語はクリスマスの夜、「死者」と出会い「死」と向き合う事で人生を見つめ直し奇跡が起きます。
舞台も一瞬の一夜の儚いものですが、観た人の記憶に永遠に残るものです。
この『スクルージ』を、この時代に、気持ちを新たに、市村正親さんと共に作りたいと思っています。
そして観客の皆さん、一緒に奇跡を起こしましょう。
劇場でお待ちしています。

概要
タイトル:ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』
時期会場::2022年12月 日生劇場 ※ツアー公演なし
主催:ホリプロ 企画制作:ホリプロ
<キャスト>
市村正親 ほか
<スタッフ>
原作:チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』より
脚本・音楽・作詞:レスリー・ブリカッス
演出:井上尊晶
主催・企画制作:ホリプロ
上演協力:劇団ひまわり

 

公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/scrooge2022/
公式Twitter=https://twitter.com/musical_scrooge