松任谷由実の楽曲で綴るリーディングコンサート 座・ALISA Reading Concert vol.II 新ボーカルユニットも結成!アラフォートリオが貴女に元気を!

ーー観月ありさが、 元宝塚歌劇団トップスター湖月わたると春野寿美礼と新ボーカルユニットを結成!アラフォートリオが元気を贈る!ーー

昨年、“座・ALISA”の旗揚げ公演を行った観月ありさ。12月ということもあってオッフェンバックの「天国と地獄」原作をクリスマスらしい悲喜劇にリライトした「12月25日、雪」を上演、松下由樹ら実力者が集結した良質の舞台であった。
名作や 名曲を軸に、今を生きる女性たちに勇気と感動を伝えたい という思いの元、歌・ドラマ仕立ての構成で綴られる本シリーズ、そして第2弾、2018年8月下旬上演の『座・ALISA Reading Concert vol.II「キセキのうた」』より、本作出演の観月ありさが、 元宝塚歌劇団トップスター湖月わたると春野寿美礼と共演し、新ボーカルユニットを結成する。もちろん、作品には、観月ありさ、湖月わたる、春野寿美礼 の40代 女性三名が出演し、歌と朗読、そしてダンスのエンターテ インメントを融合し、悲喜劇を披露する。今作は、“40代女性にエールを贈りたい”という構想から、女性に多くの勇気を与え続けてきた松任谷由実の楽曲を原作に観客に届けていくという。

制作発表会には多くの報道陣が集まった。

会見が始まる前から、公演の会場で会見の場でもある渋谷のセルリアンセタワー内の能楽堂では、「春よ、来い」が流れていた。それから時間になり、ゴールドの華麗でセクシーな衣装に身を包んだ3人が登場し、名曲「ANNIVERSARY」を熱唱、流石の歌唱&オーラ。会見の空気が一瞬にしてゴージャスに。MCは名司会でおなじみの生島ヒロシ、なんと観月ありさのデビュー時もMCを務めたそう。

実は能楽堂なので靴は厳禁。ということで3人の足元を見ると・・・・・足袋!しかも衣装に合わせてゴールド、という念の入れようだ。
まずは春野寿美礼から挨拶、「この『キセキの歌』は歌、リーディング、ダンスが盛り込まれています。かつ、ストーリーも盛り込まれています。テーマも40代にエールを送るというもの。挑戦していきたいです」とコメント。続いて湖月わたるは「能楽堂の舞台で、奇跡の空間が生まれると思います。実は、私、『ナースのお仕事』のいずみちゃんの大ファンで!初めてお会いした時、感動しました!“生ありさ”(笑)[となりで観月ありさ、笑う]。3人の奇跡のユニットができました!」と嬉しそう。観月ありさは「タカラジェンヌのスターの2人の間に入れて!光栄です!」と挨拶。「40代の女性にエールを送る、実はユーミンさんには10代の頃に2曲ほど書いていただいたんで交流があるんです。40代になってコンサートを観た時に勇気をあたえられたんです。だから私も『元気で頑張れ!』っていうエールを送りたい」と真摯な思いを語った。そしてさらに「まだまだ、頑張れるぞ、40代、50代!と。多分、同年代、ちょっと上の方、ちょっと下の方もいらっしゃると思います。まだまだ現役で頑張っている姿を見せて元気を!3人で物語に合わせてユーミンの曲を、生演奏、バンド入ります!」と熱く語った。MCの生島より衣装のことを聞かれ観月ありさは「やっぱり3人ですから!Dream Girlsなのでゴールド!」と元気良く。
そこでMCの生島ヒロシが流石のツッコミ「光りもの、似合ってますよ」の一言。会見での歌の選曲などについて観月ありさから「3人で『ANNIVERSARY』を歌おうって集まって、最初は振りもなく、ハモリもなく歌って『やっぱり寂しいよね』ってなって、3人で振りを決めました、今日の出し物のために!」とコメントしたが、手の上げ方や後ろを向く、顔を見合わせるなど、すでに息はピッタリ。そして能楽堂なので観月ありさから「全員、足袋を履いて!足袋履いて踊ります」と観月ありさが言えば、湖月わたるは「足袋を履くとすり足したくなる(笑)」と返し、ここでのやり取りも楽しく、コンビネーションもばっちり。さらに「等身大で、足袋を生かせるように」と湖月わたるが補足説明。普通のステージならヒールは当たり前で、さらに背も高くなるが、足袋はまさしく“等身”になる。素直な感じも醸し出されることであろう。春野寿美礼は観月ありさに最初に会った印象を「『なんて美しい人なんだろう』そして「美しくて可愛らしい」」と絶賛。MCの生島から体調管理について聞かれ観月ありさは「マスクして寝ています、さらに首にタオル巻いて・・・・・・寝ている時は美しくないです(笑)。健康一番です」とデビューから第一線で活躍する観月ありさらしいコメント。そして「朝、声が出る、という安心感」と言ったところで生島ヒロシから、まさかの無茶ぶりで、その朝の発声を、というリクエストに観月ありさはそれを再現、さらに湖月わたるらも合わせて発声!ここでもチームワークの良さを!そして改めて意気込みということで春野寿美礼は「等身大の役でもあります。自分自身を投影しつつ、40代にエールを!3人で楽しいユニットをやっていけたら」と改めて挨拶。湖月わたるは「ありささんが40代のユニットを結成、40代、50代と続けていくために!心を込めて・・・・・・胸のときめきをお届けしたい」と語る。ここでMCの生島より「一番好きなユーミンの歌は?」という、これまた難問が!春野寿美礼は「いろんな意味がありますが・・・・・・『ルージュの伝言』」、うん、名曲!これは今回、歌われるそう。湖月わたるは「宝塚在団中からユーミンさんとは交流がありまして、(在団中の)コンサートで、この『ANNIVERSARY』を歌わせていただきました。今回、12年ぶりに歌わせていただきます!」とコメント。観月ありさは「私の青春のどの場面でもかかってて・・・・・・『真夏の夜の夢』です。実はかつて頂いたデモテープの中の仮歌に入っていたんです。これはユーミンさんがピアノ1本で歌っていて・・・・・」と語る。結局、「真夏の夜の夢」はこの時はチョイスしなかったそうだが、「そういうわけで『真夏の夜の夢』」とコメント。この曲は今回、取り入れるかどうかは未定だそう。そして「同年代の方にワクワク、ドキドキ、キラキラを伝えたい」と意気込み、生島ヒロシは「人生100年ですよ」と言われ観月ありさも「これからですよ!」と元気良く締めて、フォトセッションに。松をバックにゴージャスな衣装でパチリ。

この3人、完璧な“アラフォー”、春野寿美礼は「のんびりしていられません」と言い、湖月わたるも「まだまだやるべきことがある」と気を引き締める。観月ありさはトレーニングの成果で現在の体脂肪率は20代と同じだそう。このアラフォートリオ、元気120%、まだまだきっと走り続けることだろう。

【概要】

タイトル:座・ALISA Reading Concert vol.Ⅱ「キセキのうた」~私たちの「今」を歌おう~
出演:観月ありさ 湖月わたる 春野寿美礼
原作: 松任谷由実 楽曲集
上演台本・演出:モトイキ シゲキ
音楽監督:鎌田雅人
歌唱指導:今井マサキ
日時:
<東京>2018年8月26日(日)~8月29日(水)/9月1日(土)~9月3日(月)セルリアンタワー能楽堂
<大阪> 9月22日(土)~9月23日(日)サンケイホールブリーゼ
<愛知> 9月29日(土)~9月30日(日)ウインクあいち大ホール

チケット販売: 先行販売開始中!
券種・チケット料
東京公演:全席指定スペシャルプレビュートーク付 15,000円(税込)
全席指定 10,000円(税込)
大阪公演・愛知公演:全席指定 8,500円(税込)

主催・企画・製作:座・ALISA Reading Concert製作実行委員会
HP:http://www.za-alisa.com/
公式twitter:@za_alisa_info
<お問い合わせ>
(東京公演)サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00~18:00)
(大阪公演)キョードーインフォメーション 0570-200-888(全日10:00~18:00)
(愛知公演)中京テレビ事業:052-588-4477(平日10:00~17:00)

文:Hiromi Koh