動画付! 10代目 ピーター・パンの吉柳咲良 今年ラストフライング!! ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』記者会見レポ_

青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」が7月23日より東京国際フォーラム ホール C 及び、梅田芸術劇場メインホールにて上演となる。

今年で42年目を迎えるこの舞台は、森新太郎の演出により「ピーター・パン」へ昨年リニューアル。吉柳咲良は2017年に13歳で 10代目ピーター・パン就任から今年で5度目の出演。今年2022年をもって「ピーター・パン」を卒業となる。

公演まであと1ヶ月という6月23日、吉柳咲良、小西遼生、岡部麟(AKB48) 、田野優花、壮一帆、森新太郎(演出家)が出席し製作発表記者会見が開かれた。

華やかに会見が始まる。司会進行はエンターテイメントに造詣が深いフジテレビの軽部真一アナウンサー。的確な前振りで42年目を迎えるこの「ピーター・パン」を伝えていく。そして、会見に先立ち、ピーター・パン役の吉柳咲良とウエンディ役の岡部麟による歌唱が披露された。曲は「ネバーランド」「飛んでる」のメロディ〜

楽しい歌唱に続いて会見がスタートした。
登壇の皆さんのコメントお伝えする。

吉柳咲良
こんなに褒めていただいて。最後って感じがしないです。
5度目のピーター・パン役、最初は13歳中1年でした。18歳高校3年生になりました。
ピーター・パンをやるまで、ピーター・パンの物語すら知らなかった。アニメのピーター・パンもまだしっかり見ていないので…初めてのピーター・パンを知ったのは自分が演じたこのミュージカル。
自分で今年は最後、卒業だと今年の初めになんとなく感じていました。
今、一番、男の子みたいに髪を短くしています。意識はしてないです。今年は何よりも、誰よりも楽しむと心に決めていて、稽古場でも楽しんで騒いでいます。
私にしか出来ない青春の仕方だった。毎年夏にピーター・パンになるとどこか心の中に留めていると、この瞬間楽しんでいればいいんだな、この場所だったんだ、これですごく前向きにお仕事ができると思っています。
ピーターと同じような気持ち、女の子女の子してる方が珍しい、私は本来はピーター・パンのように人間なんだとすごく思うことがある。私を助けてくれるヒーロー、それがピーター・パンです。
13歳の時より今の方が純粋に演じられるようになった。ピーター・パンがいるおかげで、大人にもなれるし、子供にもなれるし、経験もして、たくさんの人に関われる機会となった。原点はここだと思えます。私を助けてくれるヒーロー、それがピーター・パンです。
去年、演出が変わって、セリフも変わって、歌詞も変わって、森さんのピーター・パンは破天荒でおかしいんです、でも愛おしくて可愛らしい。自分で演じていて、面白くなって笑ってしまう。楽しいんですが、いろんな感情で一杯一杯になって。昨年、コロナで1年中止になって、すごく思い出が深い一年、舞台ってこんなに楽しいんだと。
今年が最後だという実感がまだ湧いてないのですが去年やって、こんなに幸せなんだなと感じた。いろんな見方ができる舞台、5年間確実に成長している、と見ていただけるように、思い出になるように、すごくすごく期待して待っていてほしいです。

小西遼生
去年、ピーターパンの世界に飛び込ませていただきました。客席のエネルギーをもらって演じるもの。
一番嬉しいのは子供たちの声援、また初めての演劇をこのピーターパン、大切な時間を。
空を飛ぶものに関しては憧れがあります。キラキラした世界を頑張りたい、フック船長だけど飛びたい。空を飛ぶピーターパンに憧れています。

岡部麟 (AKB48)
初めてネバーランドに飛んで行きます。
誰もが知っているピーターパンの世界に、嬉しいなと思います
来ていただく子供たちがみて、10年後ぐらいに「ウエンディが可愛かったな」と
思ってくれるウエンディを演じたいです。ピーターラブです。
茨城の玩具屋さんでピーター・パンのアニメを見て、ずっとウエンディをピーターとフック船長が大好きだで、三角関係だと勘違いしていました。
今回台本を読んで違うんだと気づきました。
田野優花
初めて参加します。
タイガーリリー役って大先輩の宮澤佐江さんがやられていた役なので、後を継ぐのは緊張しているのですがリスペクトしつつ、パワーを出してがんばらせていただきます。
幼少期に海外の実写版のピーターパンに恋して、本気で!手紙まで書いて、机の引き出しにしまっていた思い出があります。
壮一帆
幼い頃からワクワクドキドキしながら見ていたピーターパンを、歴史ある舞台に立たせていただきます。
若者に負けないように!素敵なお母さんを演じることができれば。
女性に戻って8年目、本番までには仕上げたいと思います。
小さい頃のVHSテープでピーター・パンのアニメをヘビーローテーションで見ていました。今回、子供心に帰って、子供が演じる大人「ごっこ遊び」なんだと森さんがいったのが印象的でて…子供心をもう一度思い出して。

森新太郎 
昨年、初めて演出させていただきました。
感動したのは、初代榊原郁恵さんのピーターパンでした。
生き生きとして無邪気で、そのピーター・パンにすっかり心を奪われました。
昨年は何かあるたびに吉柳咲良さんに「郁恵さんみたいにやれ!」と何度も言いました。
吉柳咲良さんは想像を超えて自由奔放で勝手気ままなピーター・パンを演じました。
今年はこう言いたいと思います、「郁恵さんを超えろ!」と(一同、笑い)吉柳咲良さんに言いたいです。
吉柳さんが卒業するのは寂しいですが、これまで以上に我々を導いてくれると思います。
吉柳さん、歌も踊りも芝居も昨年よりグレードUPしていますので、劇場にお越しください

エグゼクティブ・プロデューサー  堀義貴 
「ピーター・パン」はホリプロ原点であり、魂であると思っています。吉柳咲良がピーターパンを卒業します。
吉柳咲良のピーター・パンを目に焼き付けていただきたい。
演出は森新太郎さん、最初は断腸の思いで中止に。原点に近い…現代の演出を深い演出です。
いっときでも夢のようなネバーランドへの旅立ち、42年目のピータ・パンを楽しんでいただきたい.

page1image37376896page1image37376704 劇場で、待ってるよ〜

概要
青山メインランドファンタジースペシャル
ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』
<東京公演>
期間 会場:2022年7月23日(土)~8月2日(火) 東京国際フォーラム ホールC
主催:フジテレビジョン/ホリプロ  特別協賛:青山メインランド
<大阪公演>
期間 会場:2022年8月13日(土)、 8月14日(日) 梅田芸術劇場メインホール
主催:梅田芸術劇場/ABCテレビ
問合:06-6377-3800 (10:00~18:00) https://www.umegei.com/schedule/1040/
企画制作:ホリプロ
スタッフ:
原作:サー・ジェームズ・M・バリによる作品を元にしたミュージカル
作詞:キャロリン・リー
作曲:モリス(ムース)・チャーラップ
潤色・訳詞:フジノサツコ
演出:森 新太郎
翻訳:秋島百合子
音楽監督・編曲:村井一帆
美術:堀尾幸男
照明:佐藤 啓
音響:井上正弘
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:鎌田直樹
振付:新海絵理子
アクション:渥美 博
フライング:松藤和広
歌唱指導:満田恵子
演出助手:伴・眞里子
稽古ピアノ:金森 大
舞台監督:二瓶剛雄 瀧原寿子
エグゼクティブ・プロデューサー:堀 威夫
キャスト
ピーター・パン:吉柳咲良
フック船長/ダーリング氏:小西遼生
ウェンディ:岡部 麟(AKB48)
タイガー・リリー:田野優花
ダーリング夫人:壮 一帆
≪海賊たち≫
スミ―:佐川和正
マリンズ:笠原竜司
ビル・ジュークス:中山 昇
スターキー:久礼悠介
ヌードラー:冨永 竜
セッコ:渡部又吁
≪迷子たち≫
ふたご2:石川鈴菜
カーリー:倉澤雅美
ニブス:澤田美紀
トートルズ:中野 歩
ふたご1:なづ季澪
スライトリー:松崎美風
≪森の住人たち≫
一条俊輝 井上弥子 黒田 陸 佐藤アンドレア 澤村 亮
鈴木昌実 深瀬友梨 渡辺崇人
ジョン(Wキャスト):酒井禅功 津山晄士朗
マイケル(Wキャスト):遠藤希子 君塚瑠華
ナナ:三浦莉奈
≪スウィング≫伊藤かの子 佐山太一