ミュージカル『薄桜鬼 真改』山南敬助 篇 開幕 運命の出会い、愛憎、絆、抗えない時代の波。

大人気ゲーム『薄桜鬼』を原作とするミュージカル『薄桜鬼』は、 2022年にシリーズ10周年を迎え、4月にはミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一 篇を上演、10月11月には6年ぶりの 「HAKU-MYU LIVE」を上演。
ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ11年目の最新公演は「真改」でメインとなるストーリーが描かれた「山南敬助篇」を上演。

ダークな出だし、這うようにして山南敬助(輝馬)が歌いながら登場、彼の視線の先には小さい瓶が…。山南敬助、メガネをかけたインテリな風貌でクールなイメージ。それからキャラクターが登場し、手には蝋燭、いつもとはちょっと異なる出だしで「何かが起こる」予感を感じさせてくれる。そして殺陣、オープニングと滑らかにつながっていく。


ヒロイン、雪村千鶴(青木志穏)の父、雪村綱道(川本裕之)は娘に告げる「しばらく京都にいくことになった」と。それからしばらく経って、千鶴は父を探しに京都へ。そこで新撰組に、これは運命の出会いであった。


今回は山南敬助がメイン、彼を中心に据えることによって、今まで見えてこなかった彼の”横顔”が少しずつわかってくる。うちに秘めた熱い思い、よく知られている歴史上のエピソードを交えながら、進行していく。そして今回は南雲薫(星元裕月)が登場、雪村千鶴と瓜二つの顔立ち、髪を華やかに結い上げ桜色の着物を纏っている。新撰組のメンバーの生き様、南雲薫の企み、さまざまな思いが交錯し、ストーリーは進行していく。


不遇な人生を歩んだ南雲薫、激動の幕末、新選組は次第に追い詰められる、人間離れした力と引き換えに大きな代償を払う変若水(おちみず)、雪村千鶴を狙う鬼の頭領・風間千景(佐々木喜英)、幕府から大きな仕事を頼まれ、大喜びの隊士たち、楽しい時間はあっという間、時代は怒涛のごとくに変わり、彼らの運命、その後は周知の通り。千鶴に対する山南の思い、千鶴を身を挺して守る姿は熱血漢そのもの。土方歳三(久保田秀敏)や近藤勇(井俣太良)、新撰組をまとめ、鼓舞する。 沖田総司(北村健人)、斎藤一(大海将一郎)、藤堂平助(樋口裕太)ら、お馴染みのキャラクターが賑やかにかっこよく。刺さる台詞も多く散りばめられ、泣ける展開、特に南雲薫の想い、千鶴に対する複雑な感情、後半の見せ場となっている。いつものことかもしれないが、会場いっぱいに桜の花びらが舞う。幕末の”おさらい”をしてからの観劇なら、面白さ倍増。東京は16日まで。その後大阪公演、また配信も用意されており、アーカイブもあり、劇場に足を運んだファンでも、配信はまた違った景色が見られるので。また、早くもBlu-rayの発売も決まっている。

ゲネプロ前に簡単な会見があった。登壇したのは山南敬助役:輝馬、雪村千鶴役:青木志穏、土方歳三役:久保田秀敏、藤堂平助役:樋口裕太、南雲薫役:星元裕月。

まずは意気込みなど。
輝馬「皆さんが築いてきたミュージカル『薄桜鬼』を引き継ぎながら、新しい斬新なミュージカル『薄桜鬼』ができたらいい。目で見て確認していただけたら」

青木志穏「歴史ある『薄ミュ』に参加できて嬉しく思います。ずっと憧れていた作品、今、この格好でこの場所に立ってるのが不思議。皆さん素敵な方ばかりで、千鶴を通して魅力が伝わるように、生き抜いていきたいと思います」

久保田秀敏「今までの山南敬助の立ち位置は影に隠れるというか、表に出ない。今回は軸となってるので、裏で何を考えているのか、こんなことを行動に移して僕たちに影響を与えている。絆、仲間の心の通じ合わせ方を楽しんでいただけたら」

樋口裕太「いよいよ幕が上がります。長年一緒にいた輝馬君が座長を!センターに立ってるのを見ると感動もあるし、すごく嬉しく思います。共に頑張ってきた仲間だからこそ、最後までそばで支えていけたら」

星元裕月「今回、初めての参加です。最初は緊張してたんですが、入ってみて、キャストさん、一人一人素敵な方ばかりで。薫は10年ぶりの登場、前回とは違った薫像を」

見どころについて

輝馬「個人的にはオープニング(出だし)、今までにない、華やかさとはかけ離れております。ずっと作品を愛していただいてるお客様はびっくりするとおもうんです。これも魅力の一つかな。自分以外のシーンでは宴、毎回裸で踊り狂う。お箸やお茶碗を持って踊り狂うナンバーもあります」

青木志穏「どのシーンも素敵だなと思うのですが、殺陣がたくさんあって、結構激しいシーン、ものすごくかっこいいので注目していただけたら。キャラクターの各々の心、通じあいは大切にしたいです」

久保田秀敏「大事なキーワードが散りばめられています。自分たちは何者なのか、何のためにここにいるのか、何のために生きているのか、いろんなテーマ、方向性、メッセージが繋がる、つながり方が素晴らしい。涙する部分もあります、言葉の偉大さ、言葉の重さ、発見してくださる方を移動できたら、移動するように」

樋口裕太「山南さんと千鶴の2人のシーンが恥ずかしくってたまらない(笑)。注目していただきたい、あと山南と一騎討ちシーン、長年歩んできた二人の戦いです」

星元裕月「薫の心情がドロドロ、フューチャーされています。(青木志穏の方を見つつ)二人でああしたい、こうしたいと…二人だからこそ、今回ならではの関係性、そこは互いに信頼しながらやってるので。どのシーンも見どころです」

稽古場でのことについて

輝馬「近藤勇役の井俣さん、居続けてくださるので、安心だったり、姿だけ見えてもホッとする、30年以上のベテランさんですが、僕らにレベルを合わせてくださり、すごく嬉しいです。一同、向かっている先が一緒は素晴らしい、そんなことを感じていただけたら」

青木志穏「暖かい稽古場、和気藹々とやってますが、シーンに入るとグッと集中して、インプットアウトプットしているものが多く、私も『返そう』と感じる現場。あとは、(星元裕月をみて)二人だからこそ作れる双子、言動が双子以上に近づいてます」

久保田秀敏「宴のシーン、みていただけたら」

樋口裕太「和気藹々とやってます。井俣さんが引っ張ってくれて、輝馬さんが背中で見せてくれて。観たことのないミュージカル『薄桜鬼』お届けできると思います」

星元裕月「団結力はすごく感じます。そこに私とかが加わって、今回から参加はどうやって入っていくのだろうかと…でも本当に暖かくて役のこと、作品のことを考えてました。個人としてはデビュー7年目、最初、西田さんの演出で、7年経てまた出会えたことがすごく嬉しくて、そのご縁がつながってお互いの未来があってクロスしていく、そういうものを感じていただけたら」

最後に公演PR。
星元裕月「初『薄ミュ』薫は悪役かもしれませんが、この子なりの思想があると思います。そこはしっかりと伝えて、何かを受け取っていただけたらと思います」

樋口裕太「闇、影、キーワード、闇に光があって、光の中に闇がある。その中で人間が葛藤して居場所を見つける。『何者』なのか、すごくメッセージが強い作品になってます。初日、楽しみにしていただけたら」

久保田秀敏「今、裕太が言ってくれたように光があるから必ず、影ができる、光が全て正解ではなく、影にも正解がある。どっちがいいわけではない。今回の作品を通して自分が何者かというのを改めて」

青木志穏「重厚感のある作品になってます。心の奥底に熱を持っているような、お客様各々、一筋の光を感じていただけるような作品になってます」

輝馬「山南を軸にして進んでいきますが、いろんな登場人物、いろんなストーリー、展開があるので、注目していただきたいと思います。新撰組の熱量、生き様を見ていただきたい。今回はイチ役者としてみるとすごくおしゃれなんです。そのおしゃれさを見ていただきたいと思いますし、新撰組の熱量だったり、生き様だったりを観ていただきたい。おしゃれはかけ離れているわけではないのですが、そういうのがmixされている、そのあたりも注目していただきたいと思います」

概要
タイトル: ミュージカル『薄桜鬼 真改』山南敬助 篇
日程・会場:
東京:2023年4月8日(土)~16日(日) シアター1010
大阪:2023年4月22日(土)~23日(日)  サンケイホールブリーゼ
原作:オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)
演出・脚本・作詞:西田大輔
音楽:坂部剛
殺陣:六本木康弘
振付:MAMORU
出演:
山南敬助 役:輝馬 雪村千鶴 役:青木志穏/
土方歳三 役:久保田秀敏 沖田総司 役:北村健人 斎藤一 役:大海将一郎 藤堂平助 役:樋口裕太 原田左之助 役:川上将大 永倉新八 役:小池亮介 山崎烝 役:田口司 近藤勇 役:井俣太良/
風間千景 役:佐々木喜英 天霧九寿 役:横山真史 不知火匡 役:末野卓磨 雪村綱道 役:川本裕之 南雲薫 役:星元裕月/
アンサンブル:白崎誠也 坂本和基 橋本征弥 来夢 多田滉 平澤佑樹 大嶌幸太 田中慶
問合: https://www.marv.jp/support/st/
主催:ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会

公式HP:https://www.marv.jp/special/m-hakuoki/