小劇場演劇作品を観客主体で選出するアワード「カンゲキ大賞」第1回の大賞受賞作品決定

4月16日都内某所にて選考委員による最終選考会が行われ、ノミネート10作品の中から第1回カンゲキ大賞が決定した。
選考委員は特設ページより同日発表済み。一般投票では2022年12月15日から2月11日までの間に3921作品に1658人が投票。小劇場演劇ファンが2022年度一番面白いと思った作品はどんな作品なのか。また、最終選考会での議論の様子は後日公式サイトにて公開予定。

第1回大賞 受賞作品
mediterranean lily and fever「7DAYS-特殊能力捜査班-」

選考委員コメント抜粋
「配信ドラマ→舞台化 とステップを踏んだ作品。主宰の中野さんが長く愛してきただけある作品」「劇場で大声で笑った。まさに”中野劇場”だった」「作・演出の牧野さんはどの作品を観ても根底には“平和や命に真摯に向き合う”というテーマを持ってらっしゃるように思う。それを演出で思い切りエンタメに振り切って昇華していた」
※交わされた議論は後日公式サイトにて記事公開予定
受賞団体について
公式SNS:https://twitter.com/medililyp

次回公演情報
「ピンクパンサーにご注意を」
作・演出 山本タク
日程・劇場:5月3日(水)〜14日(日) シアターKASSAI
チケット購入URL:https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=71545&
正賞/副賞
カンゲキ大賞受賞団体は以下記載の副賞を選択可能である。
1. 公演のための劇場利用料金の50%を副賞とする。
ただし、同団体主催の公演であり受賞作品の再演で、かつ金25万円を上限とする。
2. 公演のための劇場利用料金の25%を副賞とする。
ただし、同団体主催であるが受賞作品とは異なる演目の上演で、かつ金10万円を上限とする。
副賞は受賞作品が再演されることを最も支援する仕組みになっているので、今回の大賞受賞作品の再演を見れるのが楽しみだ。

授賞式開催
第1回カンゲキ大賞の授賞式は都内某所にて5月中旬に開催予定。
第2回カンゲキ大賞は既に始まっており、2023年1月1日から12月31日までに上演された公演が対象となっており、第2回カンゲキ大賞は始動中。また、投票には一般投票と会員投票があり、会員投票では一般投票に比べて多くの作品を最終選考に送り込める。「小劇場演劇界を盛り上げたい、推しの出演作品の認知を拡大したい」等の志がある方は入会を。カンゲキ大賞委員会会員は随時募集中である。
入会ページ:https://kangeki-award.com/join
カンゲキ大賞公式サイト:https://kangeki-award.com/1st-2022