鼓童『翔走』全国ツアー、進化と継承を込めたエネルギー溢れる舞台上演 コメント到着

「その一瞬に、奮い立つ。」
2022年初夏に初演し好評だった『翔走(しょうそう)』が今冬、満を持して全国主要都市をめぐるツアーが開始する。
鼓童の歴史ある演目から、今を象徴する演目までを網羅した濃密な舞台。11月末から鼓童の拠点である新潟県佐渡島でのツアーが始まり、関西、関東、中部、東北を巡回する。

太鼓芸能集団「鼓童」は1981年、ベルリン芸術祭で鮮烈なデビューを果たし、以来、公演数は世界53の国と地域で7,000回以上を数え現在、日本のプロフェッショナルの公演団体として最も数多くの海外公演を行っており、2021年には創立40周年に。

今回の作品タイトルは、 鼓童メンバーのエネルギーが走り抜けるような、そして、佐渡の海を越えて空を翔けるイメージを込めて、『翔走』 としました。
『翔走』は、個性ある演目を取り揃え構成したシンプルでありながら、重厚な舞台。

コロナ禍でのフラストレーションの中で音と向き合い、伝統的演目を進化させ、新しい音楽も盛り込んだ『翔走』 。お客様の前で演奏できる喜びは計り知れない。佐渡での初日を皮切りに、海を越え、ほとばしるエネルギーをもって音を響かせる。

「その一瞬に、奮い立つ。」
今年を締めくくるにふさわしい舞台。佐渡から始まり、千穐楽の東京までを結ぶ今年最後の鼓童の全国ツアー。

【演出】阿部好江(鼓童)

演出のお話をもらったのは2021年の春です。
その少し前までは、感染症拡大の影響で自宅待機を余儀なくされた時期。
公演活動も休止の状態で、鼓童メンバーの太鼓が叩けないことへのフラストレーションが溜まっている状態でした。
そんな中でもメンバーからは、何か出来ることをしたいという
前向きなエネルギーを感じていました。
そこで、その想いを表現するように、とにかくエネルギッシュで、お客様にも一緒に躍動してもらえるような舞台にしたいと思ったのが始まりでした。
日々向き合っている音への探究心と、
佐渡で培った生きるエネルギーを込めて…。
躍動する舞台にご期待ください。
劇場にてお待ちしております。

概要
『鼓童ワン・アース・ツアー2023~翔走』全国ツアー
演出:阿部好江
出演予定:齊藤栄一/中込健太/住吉佑太/三浦康暉/北林玲央/小平一誠/前田順康/三枝晴太/山脇千栄/小野田太陽/詫間俊/新山萌/野仲純平

<国内ツアー>
|11月|佐渡(新潟)、大阪(大阪)、広島(広島)
|12月|綾部(京都)、神戸(兵庫)、名古屋(愛知)、石巻(宮城)、一関(岩手)、宇都宮(栃木)、所沢(埼玉)、熊谷(埼玉)
20日(水)~24日(日)東京都文京区(5日間全5回公演/文京シビックホール 大ホール)

<東京都文京区公演>
日程・会場:2023年12月20日(水)~24日(日) 文京シビックホール 大ホール

◆KKday  https://www.kkday.com/ja/product/143571?cid=16704&ud1=officialsite

Photos: Takashi Okamoto
Art Director: Hiroomi Hattori (COM Works)