没後60年記念 音楽劇『あなたはエディット・ ピアフを知っていますか?』上演

エディット・ピアフ没後60年となる今年、 オマージュ舞台を聖児セミョーノフ主演で上演。
フランスが生んだ世界的なシャンソン歌手のエディット・ピアフは本年2023年に没後60年を迎える。
そんな偉大なアーティストへのオマージュ舞台を日本を代表するシャンソン歌手の聖児 セミョーノフ主演で上演。

2022 年に新宿シアタートップスにて全 11 公演を上演し好評を得た音楽劇『あなたはエディット・ ピアフを知っていますか?』をエディット・ピアフ没後60年となる本年2023年に演劇の聖地といわれる紀伊國屋ホール、そしてロームシアター京都サウスホールにて上演。
キャスト・ スタッフに国際的なメンバーが集結し、エディット・ピアフという偉大なアーティストへのオマージュ舞台を上演する。

主演はシャンソン歌手・音楽家・俳優として、エディット・ピアフがかつて立ったそのステージで歌 い、シャンソンの本場パリでの劇場公演の成功や、パリ市主催のイベントにてパフォーマンスす るなど、日本国内のみならずフランスでもその活動の場を広げ活躍をみせる聖児セミョーノフ。
演出は日本人として海外の国立劇場の演劇部門において初めて芸術監督(国立ベトナム青年劇場 2020-2022)を務め、第21回テアトロ演劇賞を受賞するなど国内外で意欲的な創作に取り組 む杉山剛志。
音楽監督にはマルチ・メディア・パフォーマンス・グループ「ダムタイプ」のメンバーとして活躍し、 演劇ではアジアを代表する演出家オン・ケンセン率いるカンパニー「シアターワークス」の音楽監 督も務める山中透。
振付は山海塾のメンバーとして世界各国でのツアーに参加し、気鋭の舞踏家・振付家として注目 される石井則仁。

音楽劇『あなたはエディット・ピアフを知っていますか?』を再演するにあたり、エディット・ピアフと親交があり、同じく今年没後60年となるジャン・コクトーと魂の交流を 描く音楽詩舞劇【ジャン・コクトーからの手紙】を新たに創作し、あわせて二本立てでの上演予定。
他のキャストや公演詳細は後日発表。

【聖児セミョーノフ コメント】
エディット・ピアフとジャン・コクトー。フランスを代表する偉大なアーティストの没後 60 年となる年 にオマージュ作品を創作し、演劇の聖地・紀伊國屋ホール、そして学生時代に毎日シャンソンを 聴きながら過ごした京都の地で上演できることに喜びを感じています。エディット・ピアフとジャン・ コクトーの、喜びと悲しみ・生と死の炎・愛と芸術の叫び、半世紀以上前に生きた彼らのエネルギ ーに触れたなら、きっといまを生きる私たちにも響き交わり共鳴するものがあるのではないかと思 います。時代や場所、年齢・性別・国籍など様々な境界線を超えて、美しき大いなる魂に出逢って いただけたら幸せです。劇場でお待ちしています。

【杉山剛志 コメント】 エディット・ピアフが人生に捧げた魂と情熱が、時と空間を超え現代に生きる一人の青年の心に 響き、影響を与え、彼やその仲間たちの人生を僅かながらでも変えていく。そんな細やかながらも 大きな一歩を共に経験できたらと願っています。 そしてピアフと互いに共鳴し合った芸術家ジャン・コクトー。彼が残した言葉から今の私達は何を 感じ何を受け取れるのか、楽しみにしています。

【山中透 コメント】 今回エディット・ピアフをテーマに彼女の膨大な作品の中から、特に重要な曲の編集、アレンジを やらせていただきました。彼女の曲の持つ深く、芳醇な世界を探りながら、圧倒的な存在感に圧 倒されました。 同日に死去した友人のジャン・コクトー、彼の美に対する頑なな姿勢が私に勇気を与えます。この 二人が生きた時代のオマージュ、そして今の時代の我々は何を見つけるのでしょうか。

【石井則仁 コメント】 エディット・ピアフとジャン・コクトー。時代を作ったこの方達の作品で、自分が何ができるのか、そ して何を表現できるのか、不安もありますがとても楽しみにしています。2 人の人生と精神の浮き 沈み、そして浮き沈みもしない中間の感情や思いなど、エディット・ピアフとジャン・コクトー、そして 観客の皆様に捧げられるよう、楽しみながら表現したいと思います。

イントロダクション
音楽劇『あなたはエディット・ピアフを知っていますか?』
ミュージシャンになることを夢みながら都会のバーで働き生きる青年が、本を通してエディット・ピ アフの魂に出逢い、またバーに集う仲間たちとの心の交流から、ささやかな成長を遂げる物語。
音楽詩舞劇 『ジャン・コクトーからの手紙』
親友であったエディット・ピアフの訃報を聞き後を追うようにこの世を去ったジャン・コクトー。二人 の魂の交差を言葉と音楽と舞踏で織りなし描きます。

概要
日程・会場:
京都:2023年12月16日(土) ロームシアター京都サウスホール
東京:2023年12月27日(水)〜28日(木) 紀伊國屋ホール
脚本:聖児セミョーノフ
演出:杉山剛志(壁なき演劇センター)
音楽監督:山中透(ダムタイプ)
振付:石井則仁(山海塾)
出演:聖児セミョーノフ ほか

聖児セミョーノフ公式サイト:https://www.seijisemenov.jp