梅川壱ノ介 舞踊会 壱ノ会 『秋分の季』9月上演 季節に合った舞踊・対談 芸術の秋を堪能

2005年、東京バレエ団に入団し、『ボレロ』『ジゼル』などの多くの作品に出演、その後国立劇場の養成課の歌舞伎俳優の研修生となり、歌舞伎の基礎を学び、歌舞伎役者として多数の舞台を経験している舞踊家・梅川壱ノ介が本年4月に一周年記念公演「The Reception」(セルリアンタワー能楽堂) を終え、四季折々に主宰している舞踊会「壱ノ会」が今秋、開催が決定した。
日本の四季に沿って毎回、その時節にあった舞踊や対談を用意し、来場者にまさに季節を楽しむ企画で、来場者との距離はもちろん、普段劇場では体感できない舞踊会となっている。
今回は、ハッと一瞬、時が止まるような美しさ、奥ゆかしさを感じる日本の秋『秋分の季』と題し、
秋をテーマにした舞踊と、特別ゲストをお呼びしたトークショーを企画。
お昼の部にはバレエ界よりKカンパニーのプリンシパル 中村祥子さん、
夜の部には中国算命学の泰斗であられる砺波洋子先生をお迎えし、
それぞれの世界のお話、エピソード、そして秋の過ごし方などをお話していただく。

【出演者プロフィール】
<梅川壱ノ介>
1983年1月7日、大分県日田市生まれ。
2005年、東京バレエ団に入団。モーリスベジャール作品『ボレロ』、古典『ジゼル』など多数出演。その後、
日本の伝統文化に目覚め、2007年に国立劇場養成課の歌舞伎俳優の研修生に。
養成課では歌舞伎実技をはじめ、立廻り、長唄、三味線、義太夫、太鼓、鼓、箏曲、茶道など歌舞伎の基礎を学ぶ。
研修2年目、歌舞伎俳優で人間国宝でもあられる坂東玉三郎氏と出会い、日本舞踊の真髄を学ぶなど
多大な影響を受ける(現在も玉三郎氏とは独り立ちした今もなお同じ舞台に立ち、芸を伝承し続けている)。
2010年に養成課卒業後、中村獅童一門に入り、中村獅二郎の芸名で初舞台へ。
『助六由縁江戸桜』、『仮名手本忠臣蔵』他出演多数。初舞台からわずか三年目にして自身初となる
舞踊会を開催し大成功を収め、これを機に各地で日本舞踊を踊り始める。
そして2016年、歌舞伎俳優から日本舞踊を専門とした舞踊家へ転身し「梅川壱ノ介」へ改名。
以降、日本舞踊の世界だけに捉われず、古典や現代アートとの融合作品を数多く手掛け、
テクノロジーやクラシック音楽とのコラボ、また神社仏閣や美術館を舞台とした取り組みなど、
枠に捉われず幅広く活躍。
最近では海外での文化交流及びワークショップや、坂東玉三郎氏のトークショー・ディナーショー司会、
映画出演やモデル、ラジオパーソナリティーの他にも文化服装学院にて日本舞踊の非常勤講師や水郷ひた観光親善大使も務めるなどマルチに活躍している。

☆ゲストプロフィール
<昼の部>

Kバレエ カンパニー プリンシパル 中村祥子
佐賀県出身。6歳よりバレエを始める。1996年ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラーシップ賞/テレビ視聴者賞を受賞。シュツットガルト・ジョン・クランコ・バレエスクールに留学後、
1998年シュツットガルト・バレエ団に研究生として入団。ウィーン国立歌劇場バレエ団を経てベルリン国立バレエ団・ハンガリー国立バレエ団でプリンシパルを務める。
2015年9月より日本に拠点を移し、ゲスト・プリンシパルとしてKバレエ カンパニーに在籍。
熊川版『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』『シンデレラ』『ジゼル』『ドン・キホーテ』など
多数の作品で主演し、2017年10月には初演キャストとして熊川振付『クレオパトラ』のタイトルロールを踊る。
16年第66回芸術選奨 文部科学大臣賞(舞踊部門)、第47回舞踊批評家協会賞受賞。
18年第39回橘秋子賞 優秀賞受賞。

<夜の部>

砺波洋子
1955年富山県生まれ。中国算命学の泰斗、故鹿島正一郎氏に師事し、その教えのすべてを受け継ぐ。
20年に及ぶ経歴の中で、延べ1万人以上の様々な相談に応じてきた。
現在は学問としての算命学を基礎におきながら、相談者の発する「気」の流れをみながらカウンセリングを行う。
企業家のコンサルタントとしても活躍中。

【公演概要】
梅川壱ノ介 舞踊会
壱ノ会 『秋分の季』

日程:2018年9月29日(土)

会場:文春ギャラリー
昼の部  12:30開場  13:00開演 ゲスト: Kカンパニー プリンシパル 中村祥子さん
夜の部  15:30開場  16:00開演 ゲスト:中国算命学 砺波洋子先生
チケットお申込・お問合せ:壱ノ介の会 事務局 03-6884-7224
mail@umekawaichinosuke.jp

衣装協力:dunhill
後援:こだま食品株式会社