1 年の各月をイメージしたキャラクターが、それぞれの月をイメージした楽曲を歌いドラマを演じる CD シリーズ「ツキウタ。」の舞台作品2.5 次元ダンスライブ『「ツキウタ。」ステージ』(ツキステ。)と、SolidS(ソリッズ)と QUELL(クヴェル)の2つのユニットがメインに綴られる物語「SQ(スケア)」シリーズの舞台版 2.5 次元ダンスライブ「S.Q.S (スケアステージ)」(スケステ)に出演するキャストによる初の合同ダンスライブ『LUNATIC LIVE 2018 ver BLUE & RED』が 2018 年 12 月 26 日と 27 日の 2 日間、大宮ソニックシティ 大ホールで開催。「青」と「赤」をテーマに、各日ごと“曲被りなし”のダンスライブ！
取材した日は12月26日、『ver BLUE』。
開演15分前には、ツキうさ。とリッズが出てきて場を盛り上げる、客席から「可愛い！」の声も。そして、始まる、まずはダンサー陣が旗を翻して盛り上げる、1階席は早くも総立ち、色とりどりのペンライトが揺れる、それから中央に設置された階段が２つに分かれてメンバーが登場、ここで大歓声！まずはSix Gravity、曲はもちろん、あの曲、Six Gravityの「GRAVITIC-LOVE」からだ。アニメではすっかりおなじみの振付とフォーメーション、完璧に『2.5次元』を舞台上に、そしてお次はProcellarum、「LOLV-Lots of Love」、続いてSolidS、客席通路から！サプライズに１階席は大盛り上がりで「TIGHT/NIGHT」、QUELLの「Because you are」、ここでステージにメンバー勢ぞろい、なかなかない風景に観客は感動。
まずはそれぞれのリーダーが挨拶を！４人が一列に並ぶのもそうある景色ではない。一人一人、挨拶、ここで客席のペンライトのカラーが挨拶しているメンバーの色になる、という温かい客席。コール&レスポンスもあり、ここは『お約束』、このコンテンツならでは。大宮ソニックシティの大ホールはほぼ満席、客席は割れんばかりの拍手と歓声と掛け声と！年末も押し迫った時期も相まって全体的にかなりのテンション！トーク終了後は即ライブ、まずはツキステ。のデュエットメドレー、そしてSQSのデュエットメドレー、ファンにとっては至福な時間、キャストが次々と楽曲を披露、ダンスも思い切りがよく、中央にはスクリーン、舞台すれすれに手持ちのカメラがいい場面を拾っていく。それが大写しになり、ちょっと遠い２階席にもその興奮が伝わる。くるくる変わる照明やミラーボール、また最近の公演を彷彿とさせる場面を盛り込み、またクリスマスは終わってしまったが「ジングルベル」も飛び出した（しかも紙吹雪！）。
観劇したファンはそのシーンが蘇るという仕組み、観てないファンはあれこれ想像できる、シリーズも長く続いているので、ネタは尽きない。そして待ちに待ったお笑いコーナーは・・・・・カフェくべる（笑）。登場するは・・・・・大地さん！ここのやり取りは抱腹絶倒！お約束なコントにちょっと新しいネタも登場し、大いに笑える場面。これが終わるとまたまたライブパート、雰囲気は一変し、終始、テンションアゲアゲ！ペンライトがリズムに合わせて振られる。頻繁に客席に降りてタッチ！合間のトークも軽快、またお題をふられて、の場面も。
ここで披露された楽曲は全部で25！これは、もう大満足なボリューム！しかも新曲も３曲！
２時間以上に及ぶライブ、楽しい時間はあっという間に！24曲目は「ツキノウタ。」ここでスクリーンはアニメのシーン、舞台上の動きと映像の動きがシンクロする、『2.5次元』を標榜するだけあって、ここはこだわりを感じさせる。ダンサー陣だけのショータイムも！スキルが高く、楽しい場面。最後はダンサー陣も含めた全員が一言ずつ客席に向かってご挨拶、レスポンスもあり、ちょっと感無量な瞬間。しかも皆、揃いのTシャツ、メンバーの絆も感じるところだ。最後の最後は・・・・・・「Dear Dramer,」観客の歓声はピークに達した！客席に順番に降り、タッチ、タッチ、タッチ！客席との交流を重視するライブ、最後はキラキラが降ってきて、そして「パーーーン!!!!!」と華やかなキャノン砲！大盛り上がりのうちに終幕した。
【公演概要】
＜出演＞
[ツキステ。]
・Six Gravity/校條拳太朗、松田岳、竹中凌平、上仁樹、輝山立、横尾瑠尉
・Procellarum/TAKA(CUBERS)、土井一海、鷲尾修斗、秋葉友佑、佐藤友咲、三山凌輝
[スケステ]
・SolidS/日向野祥、瀬戸啓太、阿部快征、小林涼
・QUELL/田中稔彦、中尾拳也、山中健太、山中翔太
公演日程・場所：2018年12月26日・27日 大宮ソニックシティ
公式HP：https://tsukino-pro.com/event/lunaticlive2018/
文：Hiromi Koh
