イッツフォーリーズ×東京ヴォードヴィルショーが 灰谷健次郎のミリオンセラー「太陽の子」をミュージカル化!ミュー ジカル「てだのふあ」

ーーあなたの人生がかけがえのないようにあなたの知らない人生もまたかけがえがない。
人を愛するということは知らない人生を知るということだ。 (灰谷健次郎)ーー

株式会社オールスタッフ、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズでは 2019 年 7 月 10 日(水)~15 日(祝月)まで、 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA にて、ミュージカル「てだのふあ」を上演。この作品は、灰谷健次郎の「太陽の子」を、沖縄と神戸を舞台に小学六年生の“ふうちゃん”の目を通して人々の心の交流を描く新作ミュージカル。劇団 SET(スタミナや)をはじめ、文学座、文化座……と他 劇団とのコラボを続けるイッツフォーリーズが、今度は東京ヴォードヴィルショーとタッグを組んで新たなオリジナルミュージカルに挑戦。人間の本当の優しさとは何なのか、灰谷健次郎が 生涯問い続けたテーマに迫る作品を目指す。

<あらすじ・見どころ>
舞台は1975年、神戸の沖縄料理店「てだのふあ おきなわ亭」。料理店を営む夫婦は親戚を頼り、沖縄から神戸に移住し、そ して “ふうちゃん”こと芙由子が生まれた。芙由子の両親は太平洋戦争を沖縄で経験し、沖縄が日本に返還される前に神戸に移っ たが、芙由子は神戸で生まれたので沖縄のことはあまり知らなかった。芙由子が六年生になった頃、父が心の病気になった。病 気の原因はどうやら沖縄と戦争にあるらしいと芙由子は思っていたが、なぜお父さんの心の中にだけ戦争は続くのかは分からな かった。 おきなわ亭は連日、常連客らで賑わっていた。戦争で片腕を失った“ロクさん”、芙由子に沖縄のことを教えてくれる“ギッチョン チョン”、神戸生まれの“ギンちゃん”、そして祖父の様に芙由子が慕うおじやん。そんなある日、ギッチョンチョンが“キヨシ”という沖縄出身の少年をおきなわ亭に連れてくる。どこか影があるキヨシのことが、芙由子は気になって仕方なかった。そして父や キヨシの心の向こう側に見え隠れする、芙由子がまだ一度も訪れたことのない“沖縄”という存在に、芙由子の気持ちは動かされて いくのだった……。 “人間の本当の優しさとは何か”を問い続けてきた作家、灰谷健次郎の「太陽の子」をミュージカル化。芙由子の心の成長をラサー ル石井脚本、鵜山仁演出で描きます。イッツフォーリーズと東京ヴォードヴィルショーのコラボで贈る、涙と笑いの心温まるミュージカルです。
<出演>
あめくみちこ・平垣心優・星茜音・佐伯亮・井上一馬・石井愃一・まいど豊・勝部祐子・大塚庸介・新納敏正 藤森裕美・京極圭・嶋田翔平・加藤木風舞・山野史人 ほか

【公演概要】
日程・場所:2019 年 7 月 10 日(水)~15 日(祝月)  紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
原作 灰谷健次郎(「太陽の子」角川文庫刊)
脚本・作詞=ラサール石井
演出=鵜山 仁
音楽=吉田さとる
作詞協力=中島淳彦
制作=松本崚汰 プロデューサー=𡈽屋友紀子
助成=文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会
協力=株式会社 KADOKAWA・有限会社石井光三オフィス・株式会社オフィスボードビル・株式会社サンミュージックブ レーン・青年座映画放送株式会社・有限会社今井事務所・ちんだみ三線店
主催・企画・制作 株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ