2019年7月公演 中村雅俊45thアニバーサリー公演 第一部 芝居『 勝 小吉伝 ~ああ わが人生最良の今日~ 』   第二部 中村雅俊 LIVE 「 yes!on the way 」

俳優、そして歌手として第一線で輝き続ける、中村雅俊。 1974年にドラマ「われら青春」にデビューし、 今年デビュー45年の記念の年に、明治座でアニバーサリー公演を行うことに。ここでは中村雅俊の魅力を余すこと無くこたっぷりと!
第一部では魅力的な共演者を迎えて、明治座初登場の鴻上尚史氏演出のお芝居を上演。 第二部ではライフワークともなっているLIVEを、 代表曲を織り交ぜながらたっぷりとお届け。

<第一部>
芝居『 勝 小吉伝 ~ああ わが人生最良の今日~ 』

脚本は鹿目 由紀(かのめ ゆき)。劇団あおきりみかん主宰、劇作家、演出家。
話題作「おそ松さんonSTAGE~SIXMEN’SSHOWTIME~」、「朗読劇 HAKUTO」(演出 鴻上尚史 出演 中山美穂 中村メイコ 吉田照美)、などを手掛け、「NHK中学生日記」「モウソウ刑事!」(SKE48主演)などのテレビドラマ、ラジオドラマ脚本、中日新聞でのコラム連載など幅広く活動している気鋭のクリエイター。
脚本・演出の鴻上 尚史(こうかみ しょうじ)は1981年に劇団「第三舞台」を結成。以降、作・演出を手掛け、 「朝日のような夕日をつれて」(87)で紀伊國屋演劇賞、「天使は瞳を閉じて」(92)でゴールデンアロー賞、 「スナフキンの手紙」(94)で岸田國士戯曲賞を受賞する。 2001年の「ファントム・ペイン」で劇団「第三舞台」は10年間活動を封印し、 2011年に第三舞台封印解除&解散公演『深呼吸する惑星』を行った。
現在は「KOKAMI@network」と、2008 年に若手俳優を集めて旗揚げした「虚構の劇団」での作・演出を中心としている。 また、1997年に演劇ワークショップのリサーチのための渡英を経て、 帰国後「からだ」と「声」に関する著作「発声と身体のレッスン」(白水社)、 「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」(講談社)「表現力のレッスン」(講談社)や、 教則DVD「鴻上尚史の『声』のレッスン」等を発表するほか、一般参加を募ったオープンワークショップの開催を続けている。明治座へは今回が初登場。また初めて時代劇の演出を手掛けることになる。

≪STORY≫ 江戸もそろそろ終わりを告げそうな頃。一人自由気ままに生きている男がい ました。 その男とは、戊辰戦争で江戸無血開城を果たした男・勝海舟・・・・・・・の父・勝 小吉。
やりたいことはする、思ったことは言う、考えるよりも先に体が動く… その性格が災いして出世の道から外れたが、その潔さに心惹かれて 頼りにしてくる人がたくさん!町を歩けばみんな知り合い!
しかしある時、小吉は街で問題を起こし、兄の彦四郎から「隠居しろ」と詰め寄られ,
「おれはまだじじいじゃねえ!」と言いつつも、小吉、大ピンチ! その頃、街では辻斬りが横行し、小吉の甥・剣豪の想一郎が一肌脱ぎますが、
思いも寄らぬ誤解を招き、こちらも大ピンチ!
こんな勝手な男を小吉の妻・お信は、冴え渡る機転と広く深い博愛すぎる心で 受け止めます。 そして、この父と母の背中を見て育った息子・麟太郎は、強烈なリーダーシップでこの国を変えていく男に成長していくのです。
最後に「俺みたいになるな!」とわざわざ本に書き残して人生を全う した勝小吉を、中村雅俊が熱演します!
[スタッフ]
脚本 鹿目由紀
脚本・演出 鴻上尚史
[出演]
勝小吉 中村雅俊
女房お信 賀来千香子
勝麟太郎 東 啓介
君江 愛加あゆ
片目 山崎銀之丞
男谷彦四郎 田山涼成
男谷想一郎 寺脇康文

 

<第二部>
中村雅俊 LIVE 「 yes!on the way 」
デビュー作のドラマ「われら青春」挿入歌「ふれあい」で歌手デビュー。中村雅俊が贈る代表曲を中心とした45周年アニバーサリーライブをお届けします!

【公演概要】
日程:2019年7月6日(土)~7月31日(水)
一部 脚本 鹿目由紀 / 脚本・演出 鴻上尚史 「勝小吉伝 ~ああ わが人生 最良の今日~」
二部 中村雅俊 LIVE 「yes! on the way」
開演時間:12:00/17:00
2019年5月26日(日)10:00~ 一般販売開始
劇場HP:https://www.meijiza.co.jp