『歌劇派ステージ「ダ メプリ」ダメ王子 VS 偽物王子』「待ってろよ、俺のそっくりさん!」ナレク、大丈夫なのか???

女性向けスマホゲーム『DAME×PRINCE』(デ イムプリンス)を原作とする舞台『歌劇派ステージ「ダメプリ」』(通称:ダメステ)。2018年12月に第1弾の舞台「ダメ王子 VS 完璧王子(パーフェクトガイ)」が公開、2019年5月17日からは第2弾!舞台「ダメ王子 VS 偽物王子(フェイクプリンス)」が開幕!
開幕前の諸注意は親衛隊の3人がアナウンスする。そして始まる。公開されたのはLOVEルート。それから始まる、旅芸人一座の噂、どうも王子にそっくりな役者がいる????という。気になる一同、しかし、最も気にしているのはナレク王子(滝澤 諒)だ。「待ってろよ、俺のそっくりさん!!!」、ある意味、宣戦布告?ナレクらしい発言だ。

そしてオープニング、知っている観客はおさらい、初めての観客はここで登場するキャラクターの性格がわかる。そして物語が動く。武力国家「ミリドニア」に人気の芝居小屋がたった。連日大入りの一座、このナレク王子のそっくりさん役者がとにかく話題。興味津々、ヴィーノ(松本祐一)やリオット(進藤 学)らとともに接触を図る。そして時を同じくしていつもの面々、リュゼ(大見拓土)、メア(三原大樹)、クロム(汐崎アイル)、テオ(橘りょう)、グリまる(齋藤彩夏)がそれぞれの事情を抱えて「ミリドリア」に集まる。一方、ナレクは、そっくりさん役者・ベレク(後藤望)に会い、その『コピー』ぶりに感心してしまい、あることを持ちかけて・・・・・それが大騒動に発展するとはナレクは知る由もなかった。

 

 

 

とにかく、ベレクの『コピー』ぶりがかなりの完成度!二人で踊るシーンは息もピッタリ。赤の他人でうりふたつ、という設定、これだけで『何かある!』感たっぷり!そしてナレクのトレードマークとも言える「もさもさ」を・・・・・・。これが後で大変なことに!
物語はいたってシンプル、多分、展開もオチも途中でわかってしまうであろうが、それをどう切り抜けるのかが見所。気楽に笑って見られる作品、観客参加型の場面も随所にあり、ここは積極的に!通路も頻繁に使うので、話しかけられたら素直に応じよう。後半はアクションシーン、殺陣が前回より多く、ここは見せ場の一つ。舞台の高低差を有効に使い、所狭しと!ラストは・・・・・もちろんバッドエンドにはならないのでご安心を。相変わらずのキャラクター、ナレクがいちいちポーズを決め、親衛隊が「ナレク様ーーーー!!!」と過剰に!物語は舞台だけのオリジナルストーリー、オリジナルキャラクターもうまく設定されており、しかも2ルート、両方観ると面白さ倍増、複数ルートならでは、だ。

 

ゲネプロ後に囲み会見があった。第二弾ということで滝澤 諒は「応援してくださる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。お客様との絆、お客様との一体がテーマです」とコメントしたが、参加できる場面がところどころにもうけてあり、またホールも500席ほどでちょうどいい空間。大見拓土は「(滝澤)諒が築き上げてきた絆」とコメント。第一弾があっての第二弾、汐崎アイルは「重ねた時間、一つ一つ」とコメントしたが、シリーズものは公演ごとに重ねた時間が大切。橘りょうは「たくさんの方から第三弾、第四弾と重ねていけたらと・・・・熱量を感じています」と語る。観客の熱量こそが、シリーズ化の秘訣!齋藤彩夏は「みんなと一緒に、お客様と一緒に」とコメント、元気いっぱいなグリまる、片時もじっとしてない!後藤望はこれが初舞台!「皆さん、親身になってくださって・・・・気合い入れるぞっていう気持ちが伝わって、カンパニーってこういうもんなんだなとアットホームで皆さん暖かくてとてものびのびできたと思います」とコメント。見所は・・・・「ナレク様です!」(滝澤 諒)「2つのルート、それぞれの楽しみ方がある」(大見拓土)「アンサンブルの方々の身体能力が高い!」(汐崎アイル)「個人的にはLOVEが好き」(橘りょう)、「ダメはダメっぽさをMAXに、LOVEは王子らしい姿を」(後藤望)。また完コピについては「僕はもっと超えて行かなくっちゃならない」と滝澤 諒。二人で踊るシーンは必見。それに対して後藤望は「ひたすら練習してました、すごく勉強になりました」とコメント、練習の成果が!最後に「この作品はわかりやすいのと、各々のキャラクターを各々、愛し、生き抜いています・・・・・幅広い方々に楽しんで頂けると思います第二弾は動物園みたいで自由に駆け巡っています。豊かなキャラクターが見れます!楽しんで!」と滝澤 諒。齋藤彩夏は「細かいところにこだわって盛りだくさん」とコメント、第二弾、そして皆、自分たちの持ち役を楽しんでいる様子。後藤望は「オリジナルキャラクターなので舞台でしか見れない、原作キャラクターに負けないくらいに愛していただけるように頑張ります!」とコメント。このオリジナルキャラクターの存在が物語の鍵を握る。ぜひ、2ルート、チェック!

<キャスト>
ナレク:滝澤 諒
ヴィーノ:松本祐一
リオット: 進藤 学
リュゼ:大見拓土
メア:三原大樹
クロム:汐崎アイル
テオ:橘りょう
グリまる:齋藤彩夏
ハディ:馬庭良介
エイミル:野見山拳太
サンバン:坂下陽春
ベレク:後藤望
【公演概要】
『歌劇派ステージ「ダメプリ」ダメ王子 VS 偽物王子(フェイクプリンス)』
公演期間:2019 年 5 月 17 日(金)~23 日(木) 会場:よみうり大手町ホール
原作:DAME×PRINCE(NHN PlayArt株式会社)
原案:NHN PlayArt株式会社
演出:八十島美也子
音楽:中村 博
歌詞:マイクスギヤマ
振付:田中むねかず

DAME×STAGE製作委員会
(ムービック / サンライズプロモーション東京)

<『歌劇派ステージ「ダメプリ」』第 2 弾
公式HP:http://www.damepri-stage.com/
<『歌劇派ステージ「ダメプリ」』第 2 弾
公式ツイッター:@damepri_stage
(C)DAME×STAGE (C)NHN PlayArt Corp.