三宅裕司、高島礼子、橋本マナミらによる抱腹絶倒の東京喜劇が開幕!「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第 6 弾 東京喜劇『翔べないスペースマンと危険なシナリオ〜ギャグマゲド ン mission〜』」

2019年5月31日(金)に熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第6弾 東京喜劇『翔べないスペースマンと危険なシナリオ〜ギャグマゲドンmission〜』が開幕する。本作は三宅裕司率いる「熱海五郎一座」による新橋演舞場シリーズの最新作。

 

東京の笑い“軽演劇”を上演するために、04年に旗揚げした「伊東四朗一座」。その東京喜劇を伝承すべく、三宅が中心となって06年に旗揚げしたのが“伊東”ならぬ“熱海”、“四朗”ならぬ“五郎”で「熱海五郎一座」。アドリブや一発ギャグなどの瞬間芸ではなく、練り上げられた台本と、その設定の中で役柄をきちんと演じることで生まれる笑いを今まで作ってきた。

2014年に新橋演舞場へ進出し、毎年満員御礼で劇場を大爆笑の渦で包み込んできた本シリーズ。今作には座長の三宅をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之というお馴染みのメンバーに、高島礼子と橋本マナミという喜劇初体験となる2人がゲストとして出演する。

 

物語は、女性天文学者(高島)が日本に衝突する巨大隕石を発見したことから始まる。日本航空宇宙開発局・通称JASCAは極秘に隕石破壊プロジェクトを立案。JASCAの理事長(ラサール)の元に、ベテラン宇宙飛行士(三宅、渡辺)、ミッションスペシャリスト(小倉)、爆薬の専門家(春風亭昇太)、ロケットエンジニア(東/深沢 Wキャスト。公開舞台稽古には東が出演)、NASAで経験を積んだ美人宇宙飛行士(橋本)などの各分野のスペシャリストが集められる。計画の成功に向けて様々な訓練を行う面々。だが、隕石衝突のタイムリミットが迫る中、彼らの裏の顔が明らかになってくる……。

 

 

今回は一座の公演でも初となる本格的なパロディ作品。大ヒット映画『アルマゲドン』よろしく、隕石破壊に挑む物語が中心となっているが、そこは熱海五朗一座。ストーリーはパロディではないため、『アルマゲドン』を知らなくても問題無く楽しめる作品となっている。

 

熱海五郎一座でしか見ることのできない“笑い”にこだわった、日本最高峰の東京喜劇“軽演劇”。本作は歌あり、ダンスあり、アクションあり、そして、どんでん返しに次ぐどんでん返しの大爆笑の連続に感動という盛りだくさんの内容となっており、ベテラン喜劇人の一座メンバーと喜劇初体験の女優2人が起こす化学反応が舞台を盛り上げる。

新橋演舞場6年目を迎え、さらにパワーアップした今作。抱腹絶倒の東京喜劇をぜひ劇場で楽しんでほしい。

なお、ゲネプロ前の囲み会見には三宅、高島、橋本らが登壇し、挨拶や意気込みなどを語った。

三宅裕司:
(スキーで骨折していたことについて)今年は特に感慨深いです。舞台にきちっと立ってできるかどうかということがありました。リハビリの先生から「こんなに早く治る人はいない」と言われてしまいました。これは、たくさんのお客様が待ってくれているからでしょうね。稽古はこの2人(高島、橋本)がいてくれるので、すごく楽しいです。一座のメンバーと比べて、いつも“鶴と掃きだめ”と呼んでいます(笑)。

高島礼子:
喜劇というものが初めてなので、ついていくしかないですね。特別なことだらけです。(アクションの挑戦について)デビュー当時はよくやっていましたが、そこから20年も動いていなかったので、みなさんのおかげでやれています。

橋本マナミ:
久しぶりの舞台ですが、こんなに大きな劇場は初めてで、ものすごく緊張しています。台本も面白いですし、みなさんが面白すぎて、渡辺リーダーの顔を見ただけで笑っちゃいます(笑)。

<キャスト>
三宅裕司
ラサール石井
渡辺正行
小倉久寛
春風亭昇太
東 貴博
深沢邦之
高島礼子
橋本マナミ
【公演概要】
公演名:熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第 6 弾 東京喜劇『翔べないスペースマンと危険なシナリオ〜ギャグマゲド ン mission〜』
日程・場所:
2019年5月31日〜6月26日 新橋演舞場
作:吉高寿男
出演・構成・演出:三宅祐司
取材・文:櫻井宏充