日本舞踊を継承し、革新し続ける ! 未来座=彩 SAI = 「檜男=ぴのきお=」・ 「春夏秋冬」 開幕!

2019 年 6 月 21 日(金)~6 月 23 日(日)国立劇場 小劇場にて、未来座=彩 SAI = 「檜男=ぴのきお=」・ 「春夏秋冬」 、21日に無事に初日を迎えた。 1作目は「檜男=ぴのきお=」、誰もがご存知のピノキオの物語が新作舞踊でよみがえる。メルヘンチックな世界と奇想天 外なストーリーで子供から大人まで楽しめる舞踊ファンタジー。語りは歌舞伎俳優としても活躍中の坂東巳之助が勤め、若手花形から熟練のベテランまで個性豊かな舞踊家たちが新たなピノキオに命を吹き込む。
そして 2 作目は、古来より日本人の心に大切に受け継がれてきた 四季をテーマに、舞と踊りで綴る舞踊絵巻「春夏秋冬」。日本舞踊の持つ華麗さ、力強さ、荘厳さを群舞と京舞で余すところ無く!

<未来座の立ち上げメンバー:松本幸四郎コメント>
[─初日を迎えた今のお気持ちは?]
年に1回のこの時は、長い時間をかけて皆で作り上げた熱い思いを発表する場で あり、その時がきたという嬉しさとそれが終わってしまう寂しさの思いが交錯します。 始まればあっという間に終わってしまうこの時間を多くの方々に感じていただきたい 思いでいっぱいです。
担当理事としてその輪に入れたことを幸せに感じます。 演者、スタッフともに完走できることを祈っています。
[─本作の見どころ、特に注目してほしいところは?]
舞踊劇と舞踊という未来座初の二本立てです。 踊ることに特化した舞踊家が舞台いっぱいに踊ります。
[―日本舞踊を観てみようか迷われているお客様へ、本作の PR をお願い致します。]
着物を着て自在に動くことの美しさ、かっこよさ、可愛らしさを感じて欲しいです。 ストーリー仕立ての新作舞踊劇で日本舞踊のファンタジーを、日本人の繊細な心を描く春夏秋冬で、日本にしかない美と歴史を感じてください。

「檜男=ぴのきお=」より

「春夏秋冬」より

【概要】
◆「檜男=ぴのきお=」
日時:2019年6月21日(金)~6月23日(日)全8回公演  
※開場時間:開演30分前
6月21日(金) 12:00☆ / 15:30☽ / 19:00☆
6月22日(土) 12:00☽ / 15:30☆ / 19:00☽
6月23日(日) 12:00☆ / 15:30☽
※檜男 ★ほし組 ☽つき組
会場:国立劇場小劇場
主な出演者:
☆ほし組 檜男:花柳大日翠/かりん:若柳佑輝子/こおろぎ安:花柳輔蔵 /おじいさん:若柳彦三衛門
☽つき組 檜男:藤間爽子 /かりん:中村梅 /こおろぎ安:松風光陽 /おじいさん:猿若清方
ほか
語り(録音) 坂東巳之助
脚本、演出、振付/西川扇与一  
振付/花柳せいら  
作曲/麻吉文、鶴澤津賀寿

◆「春夏秋冬」
主な出演者 井上八千代 ほか
振付/藤間恵都子(春)、 花柳基(夏)、井上八千代(秋)、五條珠實(冬)
<スタッフ>
監修/花柳壽應
担当理事/吾妻徳穂、中村梅彌、花柳輔太朗、松本幸四郎
担当委員/吾妻寛彌、花柳源九郎、花柳幸舞音、花柳寿美藏、若柳里次朗
主催:公益社団法人 日本舞踊協会