林 英哲コンサートスペシャル2019 「英哲・音楽会(おんがくえ)II」

ーー盟友・松下功追悼!「飛天遊」 20年ぶり、サントリーホールでの 山下洋輔DUO版「ボレロ」 again! 林英哲が打ち鳴らす比類なき太鼓音楽に全身が歓喜する!!ーー

世界に日本の太鼓の音楽性、創造性を伝える和太鼓の第一人者、林英哲。日本の太鼓が持つ「音」にこだわりぬき、 その音楽表現を最大限に引き出す舞台パフォーマンスによって 世界中を魅了し続けてきた。 和太鼓の力強さを肌で感じさせる壮大な音世界。 魂を揺さぶる最弱音で繊細かつ鮮やかに紡ぎ上げられる心象世界。 これはライブでなければ伝わらない。
実に4年ぶりとなる演奏会だが、音楽会「おんがくえ」と読ませるところにこだわりを感じる。 前回の世田谷パブリック・シアターから会場を替えて、今回はサントリーホールでの開催となる。
「会(え)」は“祭事の集まり、悟る”、などの意も含む仏教用語で、 今回は林英哲と青春時代から長く親交があった作曲家、故マエストロ松下功の追悼の意味も込め、 ゲストにマエストロゆかりの「アンサンブル東風(こち)」を迎え、 マエストロが英哲のために書き下ろした代表作「飛天遊」の初演バージョンを演奏。 さらにジャズ界のマエストロ、山下洋輔が英哲+ベルリンフィルメンバーのために書き下ろした 太鼓協奏曲「プレイゾーン組曲」を、同じアンサンブル東風と共に演奏。 さらに、英哲ソロの出発時から親交の深いゲスト、山下洋輔と英哲のデュオ、 そして「英哲風雲の会」メンバーを交えた英哲の新作も披露するという、 盛りだくさんのプロブラムとなっている。

撮影:冨永民生
撮影:小熊栄
撮影:Ayane Shindo

近年の演奏活動としては、本年で24回目となったフランス・ナントで開催の ヨーロッパ最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォール・ジュルネ・ド・ナント」に2016年から連続招聘され、和太鼓協奏曲や林英哲&英哲風雲の会アンサンブルで参加。 すべての公演がソールド・アウト、大スタンディング・オベイションになり、毎回ヨーロッパの音楽ファンを熱狂させ、さらには、昨秋フランス・パリで開催された日仏友好160周年記念・日本博「ジャポニスム2018」公式公演に 英哲&風雲アンサンブルで出演。日本の太鼓による全くオリジナルな舞台表現と圧倒的な演奏で、 満員のフィルハーモニー・ド・パリの聴衆を魅了。 今回の公演では近年さらに活動の場を広げて、太鼓の音楽的魅力、表現を追及し続ける 林英哲の現在(いま)を聞かせる「英哲 音楽会II」第2弾。お見逃しなく!!!

【林 英哲コンサートスペシャル2019 英哲・音楽会II 公演概要】
日時:2019年7月5日(金) 開演:18:30 (開場18:00)
会場:東京・サントリーホール 大ホール
構成・演出:林英哲
出演:林 英哲、英哲風雲の会 〈上田秀一郎、はせみきた、田代 誠、辻 祐> スペシャルゲスト:山下洋輔、アンサンブル東風(こち)<Cl:大成雅志、Fg:依田晃宣、Hr:堂山敦史、Vn:花田和加子・ 古川仁菜、Va:中島久美、Vc:松本卓以、Cb:那須野直裕 (予定)〉
料金:S席 8,000円 A席 6,000円 B席(ステージ横) 5,000円 (全席指定・税込) 演奏予定:林英哲創作楽曲(大太鼓ソロ、太鼓アンサンブル)(予定)、飛天遊(作曲:松下功)、プレイゾーン組曲(作 曲:山下洋輔)、ボレロ(DUO with 山下洋輔)ほか
お問い合わせ:東京音協 03-5774-3030(平日11:00~17:00)http://t-onkyo.co.jp/