ワーナー・ブラザースの人気アニメ作品『トムとジェリー』誕生80周年特別企画 音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」会見!「汗をかいてイチから頑張るしかない!」(遠藤章造)」

世界中の幅広い世代から今も愛され続け、誰もが知っている人気のコメディーアニメ 『トムとジェリー』。1940年に初めて 公開され、2020年で誕生80周年を迎えるが、これを記念して、 『トムとジェリー』を日本初となる舞台作品として、2019 年8月3日(土)御園座(名古屋)から始まり、9月に東京、10月に大阪の3都市で上演することに。
出演は、バラエティ番組やドラマなどで幅広く活躍し、本公演で舞台初出演となる遠藤章造(ココリコ)と、お笑い芸人で ありながら卓越した運動神経を持つ竹若元博(バッファロー吾郎)がトム役で登場。ジェリー役には、舞台などでますます活 躍の場を広げる松本幸大(宇宙Six/ジャニーズJr.)が名古屋公演、山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)が東京公演、 松崎祐介(ふぉ~ゆ~)が大阪公演に登場。さらに、増田惠子が、ジェリーのお母さん“ジュリエッタ役”での出演。 劇中の音楽を手掛けるのは、数々のヒット曲を手掛ける音楽プロデューサー松任谷正隆、演出にはノゾエ征爾を起用。 榛葉昌寛をはじめとするオペラ歌手も出演し、音楽劇により一層の深みを加える。

公演に先駆けて会見が行われた。登壇したのは遠藤章造(ココリコ)、竹若元博(バッファロー吾郎)、 松本幸大(宇宙Six/ジャニーズJr.)、松崎祐介(ふぉ~ゆ~) 、 榛葉昌寛[オペラ歌手テノール]、増田惠子、松任谷正隆、ノゾエ征爾。司会は生島ヒロシ。
まずは挨拶。
「まさか、僕がトム役とは?素晴らしい人たちばかりで、しかも大きな舞台、ミュージカルは初めてです。汗をかいてイチから頑張るしかない、皆様も楽しんで」(遠藤章造)

「舞台初出演です。メガネ外したら『あなた、誰?』と(笑)。しっかりトム役を!稽古、頑張っています。楽しい世界を表現するのはなかなか大変です。皆さん、素晴らしい才能の持ち主で刺激を受け合っています。ガンガン、動いて表現して行きたい」(竹若元博)


「トリプルキャストで御園座の方で出演いたします。小さい頃、香港に住んでいて、一番見ていたアニメですので、すごく嬉しいです。演じるにあたり不安はあります、お客様が笑顔で帰ってくださるか・・・・・今、稽古していますが、海外の作品を日本から発信する、素晴らしい皆さんと力を合わせて!」(松本幸大)

「小さい頃から大好きな作品です。面白い、ドタバタコメディ、どう体現していくか・・・・・『いいな〜』っていう物語、心揺さぶられる、笑顔にさせる、シンプルにエンターテイメントです」(松崎祐介)

「ジェリーを演じる、一人一人が個性に溢れています。3色のジェリーを、東京公演を大成功させたいと思っています」(山本亮太)MC代読。これのコメントに対して
「この機会を楽しみつつ、名古屋を盛り上げて!」(松本幸大)
「負けませんよ!(笑)」(松崎祐介)
「亡くなった母親役で、いつもそばにいる、可愛い母親役を!・・・・皆さん若々しくって(笑)。役を膨らませています。胸がキュンとする部分とか・・・・・素敵な音楽劇で幸せな思いです。私のために曲を書いてくださったのがあって、これを是非、皆さまに届くように。参加者では最年長、スタッフを混ぜると松任谷正隆さんが最年長です。皆さんを高め合って!」(増田恵子)


「普段はイタリアオペラを歌っています。ベルカント唱法で美しく歌います!(ここでマイクなしで『オーソレミオ』を歌唱!)」(榛葉昌寛)

「3日間で書き上げましたが、完璧主義なのでリハーサルで直したりしちゃいます(笑)。すごく皆さんに迷惑をかけるかな?と思います(笑)」(松任谷正隆)

「これをまさか、舞台化してしまうとはとんでもないです!しかもJapanese Musicのプロデューサー・・・・・・!皆さまが『面白いな』と喜んでくださったら」(ノゾエ征爾)

そして・・・・「トムとジェリー」、アニメでは喋らない!ここの表現が!それに対して
「マイムだったり・・・・・舞台初めてなので」と遠藤章造。絶賛稽古中!竹若元博は「しっかりと感じあって、しっかりと深めらえるように現場でやっております。楽しい、大変な状況ですが、原作を凌駕した世界観を!」と意気込み、松本幸大は「喋らないことは辛い!アニメなのでありえない動きを、顔、動きでどう表現するか・・・・・」と悩み中。松崎祐介は「セリフがない苦しみ・・・・・世界観を崩さずに」とコメント。

フォトセションの後に改めて会見が行われた。
「ちゃんとした演劇は初めてです。猫やネズミみたいなパフォーマンスを」と言いつつ、竹若元博は「猫好きなら(セリフが)聞こえるがごとくに」とコメント。松本幸大は正直に「(台本読んで)マジか・・・・・と」とコメント。アニメではセリフがないので、舞台版もそれを踏襲。これはなかなかに手強い!しかも世界的なキャラクター、世界で一番有名な猫とネズミ!遠藤章造は「Wキャストなので、やってるのを見て『できるかな・・・』と(笑)」とコメントし、続けて「毎回、毎回、違うものになると思います」と、ここは舞台ならでは。竹若元博も「稽古場では必要以上にオーバーにやってみたりしています」と語る。松任谷正隆の楽曲について榛葉昌寛が「最高です!」と絶賛し、さらに「300年、400年、変わらない歌を歌っているので!」と補足説明。遠藤章造は「16の娘が見に来てくれる・・・・・多分、ジェリーを見にくる・・・・・息子は3歳と1歳数ヶ月ですが、本当のトムとジェリーみたいに走り回っています!(「頑張りましょう」と竹若元博)」、これを受けて「娘さんのためにも頑張ります」と松本幸大。
最後に「初めての『トムとジェリー』の舞台化、いろいろ考えながら僕らも楽しみながらやっていますので、ぜひ」と遠藤章造。松本幸大は「自分でもびっくりしています。このびっくりをプラスに変えて全力で一致団結して!」と締めくくり、会見は終了した。

<あらすじ>
ジェリーを捕まえることに並々ならぬ情熱を注ぐが、おっちょこちょいでどこか憎めないネコのトム。そして、体は小さいが頭脳明晰なネ ズミのジェリー。ある日の事、トムとジェリーは、いつものように仲違いしていたのだが、トムのもとに魅力的なメスネコが現れる。トムにと ってはたまらない憧れの女の子「トゥードルス」であった。でもトムはなかなかうまく愛を告白できないで困っている。そこへジェリーがやっ て来て、トムの情けなさに大笑い。トムは馬鹿にされたと思い、腹を立てて、またもや喧嘩が始まる。ジェリーは逃げながら、「弱いネ ズミをイジめるとその女の子にも嫌われるぞ、女の子は強くて優しい人に惹かれるのだ」と言い出した。トムは、その言葉に反応し、ジ ェリーから恋の手ほどきを受けることになる。そして、その憧れの「トゥードルス」に気持ちを伝えるが・・・。
【公演概要】
<名古屋>
2019年8月3日(土)~8月11日(日) 御園座
<東京>
2019年9月12日(木)~9月16日(月・祝) オーチャードホール
<大阪>
2019年10月17日(木)~10月20日(日) クールジャパンパーク大阪WWホール
原作: トムとジェリー「夢よもう一度」
音楽: 松任谷正隆
演出: ノゾエ征爾
上演台本: モトイキ シゲキ
[出演] *=ダブルキャスト **=トリプルキャスト
【出演】 *=ダブルキャスト **=トリプルキャスト
遠藤章造(ココリコ) *
竹若元博(バッファロー吾郎) * 松本幸大(宇宙Six/ジャニーズJr.) **
<名古屋公演出演> 山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.) **
<東京公演出演> 松崎祐介(ふぉ~ゆ~) **
<大阪公演出演>
山下リオ 中島早貴
佐藤正宏(ワハハ本舗)
稲葉 光(MADE/ジャニーズJr.) **
<名古屋公演出演> 秋山大河(MADE/ジャニーズJr.) ** <東京公演出演> 寺西拓人(ジャニーズJr.) **
<大阪公演出演>
おばたのお兄さん* もう中学生* 渡辺大輝(ジャニーズJr.) 岸本慎太郎(ジャニーズJr.)
須藤茉麻 櫻井紗季(東京パフォーマンス・ドール) 木原実優 踊り子あり 中薗菜々子 黒田こらん まいど豊
海老澤健次 山口航太 滝 寛式 優志
榛葉昌寛/オペラ歌手テノール 村田孝高/オペラ歌手バリトン* パク・ドンイル/オペラ歌手バリトン* 安藤ゆかり/オペラ歌手ソプラノ* 薮田瑞穂/オペラ歌手ソプラノ*
梅垣義明(ワハハ本舗)* 山本圭壱*
湖月わたる* <名古屋・東京公演出演> 緒月遠麻 * <大阪公演出演>
増田惠子
公式WEBサイト:https://www.musical-tomandjerry.jp/
公式twitter:@musical_TandJ
主催: 御園座/中日新聞社(名古屋公演)
音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」公演実行委員会(東京公演・大阪公演)
監修: ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
企画・製作: 音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」公演実行委員会
(吉本興業/プロデュースNOTE/エイベックス・エンタテイメント)
取材・文:Hiromi Koh