ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」〝飛翔〞製作発表会 「新しい演劇を!」(ウォーリー木下)「リアルなものを作りたい」(醍醐虎汰朗)

2019年11月1日(金)より、東京・大阪・宮城・東京凱旋の4会場で、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝飛翔〞が上演される。
2015年11月の初演、2016年4月の再演〝頂の景色〞そして2016年10月の〝烏野、復活!〞、 2017年3月〝勝者と敗者〞、2017年9月〝進化の夏〞、2018年4月〝はじまりの巨人〞、2018年10月〝最強の場所(チーム)〞、2019年3月〝 東京の陣〞公演を成功させ、今回はシリーズ8作目となる新作公演となる。
今作では、日向翔陽役の醍醐虎汰朗をはじめとする新生烏野がついに始動!新たな強敵(ライバル)と出会う。
11月1日の開幕に先駆け、演劇「ハイキュー!!」初の製作発表会が執り行われた。そして、この日は・・・・・8月19日、そうだ!「ハイキュー!!」の日だ!
場所はなんと体育館!なんだか、今、すぐにでも始まりそうなシュチュエーションだ。
体育館、夏!暑い!部活な設定。
まずはオープニング映像が流れてから日向翔陽役の醍醐虎汰朗と影山飛雄役の赤名竜之輔、脚本・演出のウォーリー木下が登壇した。そして週刊少年ジャンプの編集長の中野博之が登壇し、挨拶した。日本の漫画の映像化、アニメ化について語り、「2.5次元舞台のレベルは高い」と絶賛。近年の漫画の実写化についても「2.5次元舞台の影響が大きい」とコメント。そして演劇「ハイキュー!!」の好きな場面は試合後と語る。試合後に涙したりする場面もあるが「青春時代を思い出して涙します」と熱いコメント。

それから登壇者の挨拶の後にVTRが流れたが、このVTRは須賀健太、そして原作ファンの池田成志と古田新太の3人が登場。実は、このVTRが流れること自体、当事者、つまり、醍醐虎汰朗赤名竜之輔、ウォーリー木下には知らされていなかった、つまり・・・・・サプライズ!池田成志と古田新太はなんと「ハイキュー!!」の烏野のユニフォーム!これには3人とも大ウケ!さらに、古田新太は「影山飛雄です」と挨拶し「違うでしょ!」とツッコミ入ったり。演劇「ハイキュー!!」も当然観劇している。「おい、ウォーリー、聞いてるか!」と古田新太(ウォーリー木下、大いにウケる)。このやり取りに3人はもちろん、スタッフ、取材陣は大ウケ。それから、さらなるサプライズ、中野編集長が、令和の年号発表の時のように・・・・手に持って・・・・・。なんと原作者の古舘春一がこの醍醐虎汰朗と赤名竜之輔のために書き下ろした原画!!!!しかも応援コメント入り!これには2人、超驚き&超感激!早速、オフィシャルカメラマン目線でパチリ。

それから会見。ウォーリー木下は「『毎公演、チャレンジしよう」』を掲げています。シリーズものはマンネリ化しやすいからです。今回の烏野のキャストはまっすぐに演劇が好きですね。初演時を思い出します。今回は春高が始まるまでを描きます。『このまま全国に行って勝てるのか?』と思いつつ、しかし覚悟を決めるに至ります。新しいバレーもみdせますが、まずは人間ドラマを見せたい」と大いに意気込む。

醍醐虎汰朗は「プラスの方向に感情を持っていってます。演劇「ハイキュー!!」は拝見した時はみたことがない演劇だったので面白かったですね。役についてですが、まず、ポシティヴだなと。一つ、一つの行動がポシティヴなんですね。舞台ではやりたいことは、リアルなものを作りたいです」とコメント。単なるキャラに寄せこむ、というのではなく、リアルに、そのキャラクターが存在すること。まさに『演劇』。

そして赤名竜之輔は「この「舞台は一種の躍動感、目が話せないですね。影山飛雄は天才的プレイヤー、一人の男として尊敬しています」と語る。そして醍醐虎汰朗は、須賀健太と共演した時に話をしたそうであるが「引き継ぐ、という気持ちはない」ときっぱり。「僕を通した『日向翔陽』、ものまねではない、イチから!新しいことを!」と宣言。誰かの真似でもなく、アニメ声優の真似でもなく醍醐虎汰朗が演じる日向翔陽、唯一無二のものを目指している様子。また、今回、長丁場の公演となるが「1公演、1公演来てくださったお客様に!」、公演トータルではなく、一つ一つの公演を大切にしている様子。醍醐虎汰朗は「公演が始まってないのでわかりませんが、どんな景色が見えるのか・・・・」とコメント。公演期間は長く、きっと初日と千秋楽では見えるものが違うであろう。ウォーリー木下は「作品のテーマが今までは『つなぐ』、今回は『託す』自分じゃない人にやってもらう、託すことの美しさ」と語る。100%託すには勇気と信頼が必要、誰かを信じる、誰かに全てを・・・・・次回公演の核になる部分だ。

そして本日、「ハイキュー!!」の日。配信番組があるのだが、この様子も映像で「ちらり」。そしてFC東京からのコメントがVTRで流れた。醍醐虎汰朗は「FC東京さんと楽しく過ごさせていただきました。FC東京の試合をみに行きたくなった!」とコメント。
最後に締め!
「稽古はまだですが、素敵な舞台に!」(醍醐虎汰朗)
「一生懸命!新生烏野で楽しく!」(赤名竜之輔)
「原作の面白さを詰め込んだ作品です。初心に帰って!新しいメンバーと『新しい演劇』を伝えていきたい」(ウォーリー木下)
猛暑に負けない熱い、熱いコメント、そして想い、演劇「ハイキュー!!」の新しい歴史が始動する。

【公演概要】
ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」〝飛翔〞
日程・場所:
<東京>
2019年11月1日(金)~11月4日(月・休)
TOKYO DOME CITY HALL
<大阪>
2019年11月9日(土)~11月16日(土)
大阪メルパルクホール
<宮城>
2019年11月22日(金)~11月24日(日)
多賀城市民会館 大ホール
<東京凱旋>
2019年12月6日(金)~12月15日(日)
日本青年館ホール
原作:古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出・脚本:ウォーリー木下
音楽:和田俊輔
出演:
■烏野高校
<日向翔陽>醍醐虎汰朗/
<影山飛雄>赤名竜之輔/
<月島 蛍>山本涼介
<山口 忠>織部典成
<田中龍之介>鐘ヶ江 洸
<西谷 夕>北澤優駿
<縁下 力>中谷優心
<木下久志>長田翔恩
<澤村大地>日向野 祥
<菅原孝支>一ノ瀬 竜
<東峰 旭>福田侑哉/

■烏野高校 マネージャー
<清水潔子>大久保聡美
<谷地仁花>山本樹里/

■烏野高校 顧問・コーチ
<武田一鉄>鎌苅健太
<烏養繋心>小笠原 健/

■青葉城西高校
<金田一勇太郎>坂本康太
<国見 英>神田聖司/

■白鳥沢学園高校
<天童 覚>加藤 健
<白布賢二郎>佐藤信長
<五色 工>菊池修司/
<鷲匠鍛治>川下大洋/

■伊達工業高校
<青根高伸>新井 將
<二口堅治>木村 敦
<作並浩輔>廣野凌大
<黄金川貫至>羽富琉偉/

■井闥山学院高校
<佐久早聖臣>つわぶき峻/

■鴎台高校
<星海光来>輝山 立/

■稲荷崎高校
<宮 侑>松島勇之介
主催:ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
(TBS/ネルケプランニング/東宝/集英社/キューブ)
公式HP:http://www.engeki-haikyu.com/autumn2019/
公式ツイッター:https://twitter.com/engeki_haikyu
(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
(C)古舘春一/集英社