エン*ゲキ #04『絶唱サロメ』開幕!「毎回自分の作品を超えるのは難しいです。今は最新作が一番面白いと思っています」(池田純矢)

俳優としても活躍の池田純矢の作・演出の作品エン*ゲキ #04『絶唱サロメ』が開幕した。初日の前に会見とフォトコールが行われた。
フォトコールはプロローグ、他、見所を抜粋しての『紹介』。のっけからロックで歌う!早々にびっくりな出だしで、一気に世界観に!
そして、そのあと、幾つかのシーンを披露した。そして最後は・・・・・・『サロメ』なら・・・・これ・・・・・・という場面で短い時間であったが、濃密なフォトコールは終了した。

シャウト!

まず挨拶。
「ヨカターンをやらせていただきます。俳優人生は15年目になります。新たな、まだ見ぬところにチャレンジしたいと思います」(松岡充)
「サロメの役です。ヨカターンに会って、愛を求めて成長していく役です。早く、みなさんに見ていただきたいのと怖いのと・・・・・台本いただいた時に・・・・特別で大好きな作品になりました」(豊原江理佳)
「サロメの母の役です。お母ちゃんです!紀伊国屋劇場ではストレートプレイでしか出たことがないのですが、こんなにがっちりとした衣装とメイク、この状況でここのサイズに収まるのか!ぜひ、いらしてください」(シルビア・グラブ)
「王妃様の側女の役です。サロメさんとは対照的な役所です。愛のお話ですが、もしかしたら唯一、愛を知らない女の子なのかな?稽古してきて・・・・・この役がどう受け止められるのか・・・・・この劇場に収まりきらないのではないかと(笑)」(吉田仁美)
「ヨカターンをいたぶり尽くす役です。お客様を恐怖のどん底に!陥れたい!テーマパークのアトラクションの一部のように見ていただければ!」(小浦一優(芋洗坂係長))
「欲にまみれた王、ヘロデです。彼は愛を知っているのか?劇場のサイズ、衣装に負けないように!役と世界のリアリティの中で、芝居を届けられたら」(鈴木勝吾 )
「兵士の役です。一兵士として王女様に思いを馳せつつ・・・・・・・・脇役の生き様を!稽古を信じて頑張りたいです」(納谷健)
「作・演出とガブリエル役です。僕がこの役なのは予算の都合です(笑)。一人削らないと(笑)。もう、作品が自分の手から遠く離れておりまして『あれ?こんな作品作ったけ?』って毎日思います。そのくらい自分が感動して打ち震えています。『こんなの観たかった』と。でも、初日に向けてまだまだ、これからです。初日を迎えられて嬉しいです」(池田純矢)
そして質問、池田から松岡に熱烈ラブコールが、ということに対して
「すごく嬉しいですね。彼とは信頼関係もありますし、クリエイターとして尊敬しています。楽しいこと、新しいことができるのでは?と・・・・・稽古が進むにつれて『この人、怖い』って思うくらいに僕のことをすごくわかってくれている。それがお芝居に表れている。それがわかってきて・・・・・・なんだろうこの新人類は!!!!って」
また鈴木勝吾は「すごく考えて演出している。作品の大きさ、内容、彼にとっても挑戦的な作品、今回積み上げてきたものがどうなっていくのか、すごくターニングポイントになる瞬間かな?と」と作品についてコメント。また池田純矢は「僕は僕という演出家、脚本家、俳優の大ファンです。すごく好きだなと思って毎回作っています。でも、毎回自分の作品を超えるのは難しいです。今は最新作が一番面白いと思っています」と語る。
また松岡充に役について改めて質問「予言ですね!多分(大笑)、タピオカは下火になってる!わらび餅の大ブームが!!・・・・・・みなさんが観たことがない作品になっていると絶対に思います1つずれたら・・・・ガラガラっと!それくらい緻密になっている。『難しいね』って言われたら負け。日常にも当てはめられるものをイスラエルの大昔から引っ張ってきている・・・・・・そのあとはわらび餅を注意していただければ(大笑)」とギャグを交えて(笑)、コメント。大笑いのうちに会見は終了した。

【公演概要】
日程・場所:
<東京>
2019 年10 月5 日(土)ー13 日(日) 東京・紀伊國屋ホール
<大阪>
2019年10月26日〜10月27日 サンケイホールブリーゼ
原案:オスカー・ワイルド
作・演出:池田純矢
音楽:和田俊輔
出演:松岡充
豊原江理佳 納谷健 小浦一優(芋洗坂係長) 吉田仁美 池田純矢
鈴木勝吾 シルビア・グラブ ほか
公式HP:http://www.enxgeki.com/salome/
公式twitter:https://twitter.com/enxgeki
製作:バール サンライズプロモーション大阪 関西テレビ放送