音楽劇『星の王子様』飛行士役:伊礼彼方、王子様役:昆夏美、2020年1月31日より待望の再演!

幅広い年齢層の方々に支持される世界的ベストセラー作品『星の王子さま』。原作者はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ、フランスの作家、操縦士。読者からは「サンテックス」の愛称で親しまれている。
『星の王子さま』は、自身で描いた素朴な挿絵も含め世界各国で長く愛読された作品だが、1943年4月にニューヨークの「レイナル&ヒッチコック社」から英訳版(『The Little Prince』)とフランス語原文版(『Le Petit Prince』)が、フランス本国では没後の1945年11月に、「ガリマール社」から出版された。ただし出版社自身は、実際に発売されたのは1946年になってからだと言っている。
この挿絵は、彼の肖像画と共にユーロ導入前の50フラン紙幣にも描かれた。映画『紅の豚』で、1920年代の飛行艇乗りを描いた宮崎駿は、サン=テグジュペリの長年の愛読者。2015年現在、初版以来、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5千万冊を超えたロングベストセラーである
派生作品も多く、1974年に映画化、1990年にも映画化されている。2015年には『リトルプリンス 星の王子さまと私』というタイトルでアニメ映画化、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン。日本では2015年11月21日公開。日本では「星の王子さま プチ・プランス」というタイトルで1978年にテレビアニメ化。
舞台化は1985年に「ミュージカル 星の王子さま」というタイトルでシアター・アプルで上演。脚本・作詞・演出は佐藤信。主演は吉田日出子・加藤健一という布陣であった。そして1993年、音楽座がミュージカル化、株式会社ヒューマンデザインがガリマール出版社と交渉し、ミュージカル化権を世界で初めて正式に獲得した。その後も様々なカンパニーで舞台化。そして今回の音楽劇『星の王子様』は2015年12月〜16年1月に上演されたものの再演となる。様々な秀作を送り出す青木豪ならではの音楽劇として創造、ピアニストが薔薇役も担う独特の演出プランで展開。笠松泰洋による耳と心に残る楽曲を提供、満を持しての再演の運びとなった。飛行士役は伊礼彼方、王子様役は昆夏美。実はこの2人、2019年の「レ・ミゼラブル」のジャベール役とエポニーヌ役でも共演済み。共演はナイロン100℃の廣川三憲他。

【音楽劇『星の王子さま』 公演概要】
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
脚本・演出:青木 豪
作曲・音楽監督:笠松泰洋
出演:昆 夏美 伊礼彼方 廣川三憲(ナイロン100℃)
吉田萌美 内田靖子 岡野一平 平山トオル 原田智子 沼舘美央 大内慶子 堀江葵月
演奏:松木詩奈(ピアニスト・薔薇役) 小美濃悠太(コントラバス)
共同製作:兵庫県立芸術文化センター 水戸芸術館

<水戸公演>
日程:2020年1月31日(金)19:00/2月1日(土)14:00
チケット料金:大人券¥5,000 小人券¥2,500 セット券¥7,000(全席指定・税込)
会場:水戸芸術館ACM劇場
水戸公演主催:水戸市芸術振興財団
お問い合わせ:水戸芸術館ACM劇場 029-227-8123 (9:30~18:00 月曜休館)

<東京公演>
日程:2020年2月8日(土) 17:00/9日(日)13:00・17:00/10日(月)19:00/11日(火・祝)13:00/12日(水)14:00
チケット料金:¥6,000(全席指定・税込)
会場:東京芸術劇場シアターイースト
東京公演主催:サンライズプロモーション東京 兵庫県立芸術文化センター 東京芸術劇場
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~18:00)

<兵庫公演>
日程:2月15日(土)15:00/16日(日)14:00
チケット料金:¥5,500(全席指定・税込)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
兵庫公演主催:兵庫県 兵庫県立芸術文化センター
お問い合わせ:芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00/月曜休 ※祝日の場合翌日)