人気RPG『テイルズ オブ』シリーズ 新作公演 「テイルズ オブ ザ ステージ –光と影の正義-」 正義のために!一人の笑顔のために!

「テイルズ オブ ザ ステージ」は、人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの舞台化作品で、俳優陣による芝居や殺陣、ダンス、アクロバットなどの演出を取り入れたエンターテインメントショー。
『テイルズ オブ』シリーズのファンイベント「テイルズ オブ フェスティバル 2017」6月2日(金)公演にて、シリーズ10周年記念作品「テイルズ オブ ジ アビス」を題材にして上演した「テイルズ オブ ザ ステージ –最後の預言(ラストスコア)- LIVE&THEATER at 横浜アリーナ」をはじめとし、『テイルズ オブ』シリーズの新たな挑戦が始まり、全公演で延べ1万人を超える観客動員を記録した。
続く2018年6月に「テイルズ オブ ザ ステージ –ローレライの力を継ぐ者- LIVE&THEATER at 横浜アリーナ」と題して、前作の主人公ルークと瓜二つな青年アッシュに焦点を当てた「ジ アビス」のもう一つの物語を描き、前作では語られることのなかったアッシュの物語、原作ゲームでも登場しなかった主人公アッシュの少年時代が描かれ大きな反響を呼んだ。今回、シリーズ屈指の人気タイトル「テイルズ オブ ヴェスペリア」の世界観を題材に新作公演。
「テイルズ オブ ヴェスペリア」(Tales of Vesperia、略称:TOV / ヴェスペリア)は、2008年8月7日にバンダイナムコゲームスから発売されたXbox 360用RPG、「テイルズ オブ」シリーズのマザーシップタイトル(本編作品)第10作目。公称ジャンル名は“「正義」を貫き通すRPG”。
始まる前に前説、諸注意の他に、観客参加型の場面があるので、ここはよく聞いておこう。また、物販の宣伝も!抜かりなく!それから始まる。

この物語の主なる登場人物はユーリ・ローウェル(吉澤 翼)、騎士であったが、今までの無茶が祟って牢屋に投獄される。しかし脱獄し、そこで城内で騎士に追われる少女エステル(末永 みゆ)と出会う。映像で場面の説明などが出るので、ゲームをよく知っている観客はもちろん、ゲームをよく知らない観客にもわかりやすい。そしてエステルが加わり、スクリーンに「エステルがパーティに加わりました」という文字が出るが、これが『ゲーム感』いっぱい。それからオープニング、本格的に物語が動き出す。ユーリは正義感が強く、私欲のために弱者を虐げる者を憎み、情に厚い人物だ。そして対するユーリの親友である騎士のフレン(加藤 将)、平民の出であるが、その能力を買われて出世する。実直でおごらず、何事にも真摯に立ち向かう人物。そして本作のヒロインであるエステルは先帝の遠縁にあたる姫君、箱入り娘で世間ずれしておらず、仲間のため、他人のために無茶をしすぎることもある。

ストーリーの流れ的には、いわゆる『冒険譚』のような形、そしてゲーム原作らしく、ゲームに出てくる用語の説明があったり、また映像を駆使してゲーム感を舞台上で目一杯表現する。アレクセイ・ディノイア(和泉 宗兵)、圧倒的なカリスマな空気感をまとって登場、そんな彼をフレンは尊敬し、忠実に仕えている。また、ユーリについていく仲間たちも個性的、そんなシーンは楽しく、心温まる。テンポよく物語は進行するが、途中、泣かせどころもあり、ドキドキするシーンもあり、そして・・・・・・最後の最後で・・・・・・超ハラハラ!ゲームを知っていてもいなくても・・・・・・「おお〜」となる。とりあえずバッドエンドにはならないのでご安心を。

アクションシーンは、アクションとダンスの掛け合わせのような動きで、ダンスバトル的に見えるところもあり、こういった場面は純粋に楽しい。また、映像もゲームそのもので、ゲーム好きはもちろんだが、ゲームをやったことのない観客はゲームに興味が湧くようになっている。ユーリとフレンの友情、いや友情を超えた何か熱いものも感じる。演劇的なエモーショナルなシーンもふんだんに。そして出演者の身体能力の高さも!あっという間の1幕もの、2時間超だが、短く感じる疾走感。回によってはトークイベントも用意!HPでご確認を!

<キャスト>
吉澤 翼(ユーリ・ローウェル役)
加藤 将(フレン・シーフォ役)
末永 みゆ(エステル役)
田中 尚輝(ラピード役)
北乃 颯希(カロル・カペル役)
近藤 里沙(リタ役)
加藤 真央(レイヴン役)
寺田 真珠(ジュディス役)
内田 健介(ドン・ホワイトホース役)
和泉 宗兵(アレクセイ・ディノイア役)
【公演概要】
『テイルズ オブ ザ ステージ ‒光と影の正義‒』
脚本:入江おろぱ
演出:TETSUHARU
日程・会場:2019年12月5日(木)~15日(日) 天王洲銀河劇場
企画製作:株式会社バンダイナムコエンターテインメント
制作協力:株式会社バンダイナムコスタジオ
制作:株式会社東急エージェンシー/株式会社 S-SIZE
公演公式サイト:https://to-stage.tales-ch.jp/
(C)藤島康介(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.