舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」大阪公演開幕!東京は1月8日より!

DMM GAMESが手掛ける大人気ブラウザ・アプリゲーム「文豪とアルケミスト」を原作とする、舞台化 第2弾、舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」が開幕!
原作は謎の“侵蝕者”から文学作品を守り抜くために、「アルケミスト」と呼ばれる特殊能力者が文学の 持つ力を知る文豪たちを転生し、 “侵蝕者”を追伐する物語。
開幕した舞台化第2弾では白樺派の文豪、志賀直哉と武者小路実篤らにスポットライトを当て、彼ら の深い絆と友情、そして自分の作品が“侵蝕”されるのを食い止めようとする姿を描く。

暗闇の中、一人で一通の書簡を読み上げる萩原朔太郎(三津谷亮)。その書簡の内容はとある名作を書き始めた志賀直哉(谷佳樹)と武者小路実篤(杉江大志)とのやり取りを綴ったものだった。彼らの「深い絆」に呼び寄せられたかのように、 芥川龍之介(久保田秀敏)や坂口安吾(小坂涼太郎)等、名だたる文豪たちが次々とステージに登場する。 新たな出会いと再会に喜ぶのも束の間、また文学作品が侵蝕されはじめた。今回の標的となったのは、白樺派の一員である有 島武郎(杉山真宏)の作品、『カインの末裔』だった。侵蝕を食い止めるべく、潜書し敵と対峙する文豪たち―――。

文豪たちの息遣いを感じる静寂な場面から始まる今作。場面が変わると打って変わって圧倒的な迫力のアクションシーンで、観ている人々を一気に舞台の世界観へと引きずり込む。戦いの後に訪れる暫しの平穏な時間、文豪たちの対話により垣間見える、彼らの関係性にも注目だ。

仲がいい志賀と武者小路だが、実はお互いに打ち明けられない気持ちを秘めている。互いを思うからこそすれ違ってしまう二人の 気持ちに思わず胸が締め付けられる。アクションシーンでは、“弓”という難しい武器での殺陣に挑む、自然主義の国木田独歩 (斉藤秀翼)と島崎藤村(小西成弥)からも目が離せない。有島は自身の作品に潜書することで、己の内面に向き合う シーンが見どころのひとつ。

また、不仲である島崎との再会により、第一弾では見せなかった芥川の新たな一面が伺えたり、前作と変わらず“堕落する”と言 いつつサポートにまわる仲間想いの坂口、物語を通じて著しく成長する姿を見せていく萩原など、それぞれの文豪が魅力に溢れている。
文豪たちの心の闇から紡ぎ出される物語、二つの光が辿り着く先とは―――。是非劇場にて、この結末を見届けてほしい。
演出家、キャストからコメント到着!

<演出:吉谷光太郎>
言葉を生業にしてきた文豪たちの物語ですから、言葉や台詞に込めた意味を特に意識して作ってまいりました。 舞台「文豪とアルケミスト」はアクション物でありながら、文豪たちが生き抜いた時代を切り取った会話劇とも言える稀有な作品であります。 志賀直哉役の谷くん、武者小路実篤役の杉江くん中心に、前作を凌ぐ勢いで製作してまいりました。
前作から引き続きのキャストと新キャスト、どのキャストもキャラクターの姿と魂を身に纏い全力で侵蝕者との戦いに挑みます。 ご期待ください。

<志賀直哉役:谷佳樹>
志賀直哉を演じさせて頂きます。谷佳樹です。
今作は白樺派 特に志賀直哉と武者小路実篤の『友情』を色濃く描いて頂いてます。上流階級と呼ばれている彼らにも悩みや葛藤があり、 色んな問題を抱えているという事、そして、大切な友を想う強さや尊さを全面に真っ直ぐ届く演劇をお届け出来たらと思っております。 観劇後に大切な人を想う。そんな気持ちになって頂けたら嬉しいです。全身全霊で挑ませて頂きます!!!

<武者小路実篤役:杉江大志>
今回は白樺派。志賀直哉と武者小路実篤のお話。そこには有島武郎もいて、白樺派勢揃い。 前回に引き続き、文豪たちのお茶目なドタバタも健在。そんな中侵蝕が起きてなにやら不穏な空気。誰よりも強く繋がった志賀と武者。 そんなにも強いつながりに綻びが?大きく生じた先、それでも繋ぎとめる絆はなに?綻んだからこそ見えたモノは? 言葉を紡ぐ文豪だからこそ表現できる、言葉にならないモノ。素敵な言葉と共にきっと皆さんの心にお届けします。 『友情の物語』是非劇場まで。

<有島武郎役:杉山真宏(JBアナザーズ)>
有島武郎役を演じさせて頂きます、杉山真宏です!今作から新キャストとして参加させて頂くのですがこの作品を愛してくださる皆様にしっか りと文アルの魅力を伝えられるように頑張りたいと思いますので、ぜひ皆様文アルの世界を存分にお楽しみください。

<坂口安吾役:小坂涼太郎>
坂口安吾役、小坂涼太郎です。
今回の舞台「文豪とアルケミスト 異端者の円舞(ワルツ)」、太宰とオダサクが不在で、まさに誰にも頼らない”無頼派”としての立ち位置で 出演します。 稽古序盤のほうは不安もありましたが、温かいキャスト、スタッフのみなさんに支えられながら、順調に稽古に取り組むことができました! 太宰やオダサクの気持ちも背負って全公演全力でたのしみます。 来てくださるみなさんがほっこりするような作品になってると思いますので、楽しみにしていてください!

<国木田独歩役:斉藤秀翼>
国木田独歩役の斉藤秀翼です。 これまでこの座組で創って来たものを、いよいよお客様に届けられるということを、とても嬉しく思います。 今作は、あくまで文豪が抱えていたであろう思い、として描きながらも、我々の日常生活とも照らし合わせることができるので、 観劇後にはきっとそれぞれが誰かを思い返したり、また誰かに思い返されたりするのではないかと思います。 年の終わりに振り返られるの、素敵。年の始めに思いを整えられるの、素敵。 観ていただく価値をきちんと作り、何かを届けられるよう、精一杯の気持ちで舞台に立とうと思います。

<島崎藤村役:小西成弥>
島崎藤村役の小西成弥です。今回、この作品に関わるにあたって初めて島崎藤村という人物について深く知ることができました。 自分にとっても1人の文豪を通して凄い経験をさせていただいているように思います。 約1ヶ月間、カンパニー一丸となって作品と向き合ってきました。観に来てくださるお客さんに楽しんでいただける作品になっていると思います。 ぜひ、楽しみにしていてください!!

<萩原朔太郎役:三津谷亮>
いよいよ、『文豪とアルケミスト~異端者ノ円舞』の幕が開けます。今回、萩原朔太郎が転生した意味、自分が演じる意味を大切に、出会 いや運命に感謝して生きていきたいと思います。 過去の自分自身を肯定してくれる、エネルギーある作品を劇場で是非体感し、心のページに刻んで頂けたら嬉しいです。

<芥川龍之介役:久保田秀敏>
前作舞台「文豪とアルケミスト 余計者の挽歌(エレジー)」に引き続き、今作舞台「文豪とアルケミスト 異端者の円舞(ワルツ)」において も、芥川龍之介として立つことができて本当に光栄に思います。陽の当たる裏側には必ず陰が出る。名作を生み出してきた文豪達の背景に も、表には見えなかった裏側に必ずといっていいほどの計り知れない努力や葛藤の陰がさしていたと思います。 今回は、志賀直哉や武者小路実篤、有島武郎といった白樺派を中心としたお話。 その三人の裏側にある負の感情を餌として蝕む侵食者達の刃から文学作品を守るため、新たに集った文豪達と一緒に文学作品を守ります。 この作品を通して、今一度“文学”というものに触れて新たな発見をして頂けたらと思います。

<物語>
文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。 侵蝕者との戦いは新しい仲間も加わりながらも続いていた。 そんなある日、有島武郎の作品『カインの末裔』が侵蝕される。 有島武郎と同じ白樺派である志賀直哉と武者小路実篤は、 仲間の作品を救うべく潜書するが――
<出演>
志賀直哉:谷佳樹、武者小路実篤:杉江大志、有島武郎:杉山真宏(JB アナザーズ)、坂口安吾:小坂涼太郎、国木田独歩:斉藤秀翼、島崎藤村:小 西成弥、萩原朔太郎:三津谷亮、芥川龍之介:久保田秀敏
【公演概要】
舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」
日程・場所:
[大阪]
2019年12月27日(金)~12月29日(日)/大阪・森ノ宮ピロティホール 全5公演
[東京]
2020年1月8日(水)~1月13日(月・祝)/東京・品川ステラボール 全9公演
原作:「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)
監修:DMM GAMES
世界観監修:イシイジロウ
脚本:なるせゆうせい
演出:吉谷光太郎
音楽:坂本英城(ノイジークローク) / tak
主催:舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会
コピーライト:© DMM GAMES / 舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会
公式サイト:http://bunal-butai.com/
公式Twitter:@bunal_butai