市川海老蔵,大槻文藏,桐竹勘十郎,山村友五郎,桂米團治etc.集結!「日本の劇場文化 復活祈願祭」演舞船にて復活祈願祭 式典開催!

日本の劇場文化の復活を祈願!市川海老蔵、市川右團次、市川ぼたん、堀越勸玄、大槻文藏、桐竹勘十郎、 山村友五郎、桂福團治、桂米團治、春野恵子、OSK日本歌劇団、NMB48、 アルミカン etc.集結!大阪から元気を発信!

「新型コロナウイルスによるライブ・エンタテインメント業界への影響」(「ぴあ総研調査」、2020年5月末現在)によると昨年の年間市場規模推計約9,000億円の約77%、合計6,900億円のエンタメ市場消失が見込まれている状況。表舞台に立つ役者、歌手などだけでなく、照明や舞台道具など裏方の技術者も大きなダメージを受け、とりわけ伝統芸能においては、受け継いできた日本人の技術・精神性までも失われる危機に。「コロナ禍 で大きな打撃を受けた経済の再生が急がれる中、Withコロナ時代の今、十分な感染防止を図りつつ、一刻も早く劇場に賑わいを取り戻す。」という、市川海老蔵の不撓不屈の思いと志を同じくする関西の伝統芸能、舞台芸能役者 が劇場文化復活プロモーションを行った 。大阪の文化と元気を象徴する大阪ミナミ・道頓堀は江戸時代からの芝居町。2025年は道頓堀に劇場ができて400年目。2025年に万博を控え世界からも注目される大阪ミナミ・道頓堀を舞台に、日本の劇場文化の復活を祈願するとともに、大阪の元気を日本、世界へ向けて発信!!

11月3日、11時より会見が行われた。登壇したのは、市川海老蔵、大槻文藏、桐竹勘十郎、山村友五郎、桂米團治。

[市川海老蔵 歌舞伎俳優]

「現在、コロナ禍の中で、劇場に携わっている方々や多くの人が大変な思いで日々を生活していると思いますし、劇場に足を運んでくださるお客様が少なくなっている状況ですので、今回の企画を発足させていただいた次第です。
大阪万博が開催予定の 2025 年は道頓堀に劇場ができて 400 年目になります。少しでも大阪の伝統文化が、さらに豊かにまた 大阪の皆様が伝統文化を楽しんでいただけるよう、今日このようなことを発表いたしました。 この日本の劇場文化復活祭を皮切りに今後の大阪の劇場文化、そして様々な伝統文化、エンターテイメントの発展並びに更なる 大阪の発展を切に願っております」

[大槻文藏 能楽シテ方観世流/人間国宝]

「劇場には活力・元気・夢が詰まっていますので、劇場に足をお運びいただいてこれらをお持ち帰りいただき、コロナをも打ち消してい ただければと思います。大阪にはたくさんの劇場がございますので、皆さまぜひ劇場に足をお運びいただき、活力をお持ち帰りくださ いませ。本日はありがとうございました。」

[桐竹勘十郎 人形浄瑠璃文学座・人形 三代]

「今日は素晴らしい秋晴れに恵まれました。 市川海老蔵さんのお声がけによりましてこの大阪で劇場文化を祈念する復活祭を催させていただき本当にありがたいことです。 人形瑠璃文楽は先日10ヵ月ぶりにようやく初日の幕を開けました。 リモートでご覧いただく形も増えてきましたが、やはり舞台芸術というのは生で観るのが一番だと思いますし、感染対策は十分にしておりますので、皆さまの心の落ち着きが戻りましたら、劇場にお越しください。」

[山村友五郎 日本舞踊・上方舞 山村流六代目宗家家元 三代目]

「このような機会を設けていただき感謝申し上げます。 立ち方だけでは劇場は成立しません。劇場スタッフに衣裳、小道具、かつらなどの諸々のスタッフもですが、皆様のお力添えがなによりも必要でございます。ぜひとも皆様が足をお運びいただけること、こころよりお待ち申し上げております。」

それから、戎橋東側のとんぼりリバーウォークイベントエリアにてイベントが執り行われた。

[式典の様子]

[迦具土之舞」(「SOU〜創〜」より 作:長田育恵]

<開催概要>
タイトル:日本の劇場文化 復活祈願祭
開催日:2020年11月3日(火・祝)
時間:
11時00分-11時30分 記者発表会 @スイスホテル南海大阪 芙蓉
13時00分-13時30分 船上式典 @とんぼりリバーウォークイベントスペース
主催:株式会社3Top、株式会社セクターエイティエイト
後援:大阪府 、大阪市 、一般社団法人大阪活性化事業実行委員会、公益財団法人大阪観光局 、
大阪商工会議所、一般社団法人関西経済同友会、アメリカ村の会、ミナミ御堂筋の会、 ミナミまち育てネットワーク
協力:道頓堀商店会、道頓堀商店連盟、心斎橋筋商店街、戎橋筋商店街、宗右衛門町商店街