「知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し。」 全キャストビジュアル 発表! さらに、全キャストより意気込みコメント到着!

近代ドイツを思わせる衣装に身を包んだ “陪審員”が史上最悪の“悪意”と対峙する——
“目撃者”は、アナタです。

三度目の上演となる「知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し。」ついに、全キャストのビジュアルが解禁された。
近代ドイツの軍服風ジャケットに身を包む男性と、それを支える淑やかな女性のワンピース姿が印象的な今回発表されたビジュアルは、それぞれが演じる“陪審員”の姿。前回公演(2015年)の際に使われていた衣装に身を包んでいる。
そして、ビジュアル撮影を終えた全キャストから今作にかける意気込みコメントも到着!
今作初挑戦となる出演者が多い今回。
彼らが受け継いだのは“悪意”か、“純粋な志”か——
“悪意”は連鎖していくのか——

“陪審員”の論争。“英雄”の暴走。“目撃者”は、アナタです。
チケット一般発売は11月28日(土)12:00~(先着順)
公演日程・チケットの詳細は公式サイトをcheck▶http://officeendless.com/sp/shiri

<知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如し。とは>
2013年の初演から、その挑戦的なテーマ性とリングスタイルならではの演出手法が話題となり、2018年には「エル・サボタージュ」と日替わり上演する など常に挑戦し続けた西田大輔オリジナル作品。今回はコロナ禍のなかでの新たな挑戦となる。
武田信玄の「風林火山」からタイトルを取り、アドルフ・ヒトラーを取り巻く世界を劇中劇として描くこの作品のテーマは“悪意”。
現在、西田大輔率いるディスグーニーがプロデュースするレストランバーDisGOONieSで上演されたの「饗宴『Fuhrer』」(10月21日〜11月1日)にも通じている。

キャストコメント(登場順)
〔村田洋二郎コメント〕

人に会うとその人に合わせた人間になろうとしてしまいます。そんな自分があまり好きではないのですが、そもそも素の自分なんてものはないのかしらと思ったりします。だとしたら全部演じていて、嘘で、それが重なりあって今の自分がいるような気がします。
このお芝居をやると、純粋に塗り固められた嘘、目の前にある高揚にのめり込んでしまいます。
他人と捉えるか、自分と捉えるか。
是非ご覧になって頂けたら幸いです。

〔横山真史コメント〕

ただ今絶賛台詞を覚えてるところであります。ここだけの話、非常に苦戦しております。「西田大輔とんでもない本を書くな」そう思っております。
個人的にこれまでいくつもの舞台を観劇してきましたが、「この舞台ずっと観ていたいな」と初めて思った作品が西田さん演出の舞台でした。今回の作品も観劇される皆様にそう感じて頂けたらなと思います。楽しみにしていてください!

〔佐久間裕人コメント〕

今作品には3度目の挑戦となります。
今年は大変な情勢下、新たな観劇スタイルなども増えてまいりましたが、
やはり、舞台はお客様と共に空間と時間を共有し、創られていく事こそが醍醐味であります。
今作品は正にそれ。
お客様と共に「目撃」し、
お客様と共に「高揚」し、
お客様と共に「のめり込んで」いく。
劇場にてお待ちしております。どうぞ「共に」

〔太田奈緒コメント〕

前回公演の映像を見させ頂いたのですが、世界観に圧倒され、心も揺さぶられ、あっという間に見終わっていました。この世界に自分が居れることを想像するとワクワクすると同時に、気が引き締まる思いです。見てくださる皆様に、少しでも何か持って帰って頂けるように、精一杯頑張りたいと思います。

〔瀬戸祐介コメント〕

国のために走り続けた人達の物語を、皆さんのために精一杯演じます!2020年の全てを抱えて19世紀のドイツへ皆さんをお連れします!このメンバーでしかお届けできない熱を!

〔佐伯亮コメント〕

台本を読むだけでとても震えました。久々の感覚でした。
僕自身過去にこの時代のことを調べていたことがあり、なかなか共感出来ることは少ないけど、絶対に知っていなければならない時代、役者としてこのような作品に携われることが本当に嬉しいです。
初演、再演と受け継がれてきた作品。大切に演じます。
どうぞよろしくお願いします!!

〔神永圭佑コメント〕

今作、初出演させていただきます。
自分が絶対に遭遇できない「過去」のストーリーということで、稽古期間は準備して試して、練って練っての繰り返しになると思います。
絶妙な心情をしっかり読み取って体現できるよう1日1日を無駄にしない時間を過ごして行けたらと思います。

〔松浦司コメント〕

年内ラストの作品という事で気合い十分です!
西田大輔さんとご一緒させて頂くのは今回で2回目。
台本の分厚さに驚き、既に緊張していますが(笑)
しっかりと応えられるよう、完全燃焼し気持ち良く年越しを迎えられるよう、誠心誠意臨みたいと思います。
大変な時期ではありますが、沢山の方にご覧頂けると嬉しいです。

〔糠信泰州コメント〕

このお話を頂いてから物語の背景を理解するために絶賛ヒトラーの勉強中です。『死の天使』という渾名がつくほどの人物をどう演じるか、どんな作品になるのか、とても楽しみです!
精一杯出し尽くしたいと思いますので応援のほどよろしくお願いします。
今年一年を締め括るこの作品で皆様にお会いできること、心より楽しみにしています。

〔斉藤瑞季コメント〕

2020年の最後に皆様の前に立たせて頂けることに心から感謝します。今年は大変な時代を迎え、人の善にも悪にも触れるような1年でした。そんな今だからこそ私に出来る表現をこの作品に全て懸けるつもりです。年の最後に皆様と同じ空間を共有し、素敵な時間を過ごせるよう、誠心誠意演じさせて頂きます。

〔北村諒コメント〕

2020年の締めになる舞台。この1年で、当たり前が当たり前ではなくなりました。だからこそ、見てほしいと、思います。人の感情とは、悪意とは。
自分と向き合って、あなたと向き合って、演じます。
頭で理解するより先に、心に届く作品だと思ってます。劇場でお待ちしています!

〔田中良子コメント〕

ビジュアル撮影の日。一枠前の撮影だった横山君が、帰り際台本を受け取りあまりの分量に慄いていました。「ふふふ、大変だよね」と笑っていた私ですが、帰り際台本を受け取りその分厚さに慄きました。人は、忘れる生き物ですね。この作品と3度目の対峙です。「本当の私」を見つけてみせる。

〔西田大輔コメント〕※再掲※

演劇の魅力とは、人がそこに立ち続けることだと思っています。そして、それを見届ける観客こそ、目撃者だと。
時として人は、正義の衣装をまとった「悪意」を身につけることがあります。
昨今のSNSの世界もしかり。
歯車の狂った世界で人々はその「悪意」に気づくことが出来るのだろうか?
そんなことを思ってこの舞台を創りました。
全てが見えるコロシアム舞台で、この冬。
その「悪意」に全力で挑みます。

<公演概要>
【日程・会場】
2020年12月19日(土)~12月28日(月)   こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ

 

【キャスト】
陪審員1 村田洋二郎 / 陪審員2 横山真史 / 陪審員3 佐久間祐人 / 陪審員4 太田奈緒
陪審員5 瀬戸祐介 / 陪審員6 佐伯亮 / 陪審員7 神永圭佑 / 陪審員8 松浦司
陪審員9 糠信泰州 / 陪審員10 斉藤瑞季 / 陪審員11 北村諒 / 陪審員12 田中良子
陪審員13 西田大輔 (登場順)

【スタッフ】
作・演出:西田大輔
舞台監督:清水スミカ 舞台美術:松本わかこ 演出助手:佐久間祐人
照明:大波多秀起(デライト) 音響:前田規寛(S.S.E.D)
衣装:瓢子ちあき ヘアメイク:新妻佑子 スチル撮影:渡邉和弘
宣伝美術:Flyer-ya Webデザイン:EAST END CREATIVE
プロデューサー:下浦貴敬 德秀樹
企画・製作:Office ENDLESS ディスグーニー
提携:こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ

【チケット】
全席指定 パンフレット付 9,500円(税込)
※ステージを取り囲む客席配置となります。座席エリアを選択してお申し込みください。
〇取り扱い
カンフェティ:http://www.confetti-web.com/sirigataki
スペース・ゼロ チケットデスク:https://www.spacezero.co. jp/
〇販売スケジュール
【一般発売(先着)】 カンフェティのみ
受付期間:11/28(土)12:00~

公式サイト:http://officeendless.com/sp/shiri
公式Twitter:https://twitter.com/shirigataki2020(@shirigataki2020)