木下グループpresents「No.9―不滅の旋律―」会見レポ 登壇:稲垣吾郎 剛力彩芽

12月13日より、木下グループpresents「No.9―不滅の旋律―」が開幕する。公演に先駆けて囲み会見が取り行われた。登壇したのは稲垣吾郎、剛力彩芽。
まずは挨拶。
「嬉しいです。コロナの影響もあってどうなるのかな?と思っていましたが、スタッフの方々に作っていただいたルールを守ってお稽古をしてゲネプロを迎えることができました。来てくださるお客様と素敵な時間を過ごせるのが楽しみ。皆さんと出会えると、元気と喜びがより大きくなる」(稲垣吾郎)
「再演からなので、2回目です。2回同じ役ができるのは嬉しいですね。このご時世だからこそ、時代を超えた、この作品をみなさまに伝えらえたら、という思いです。最後までみんなで力を合わせて精一杯!」(剛力彩芽)

また、稲垣吾郎は「(キャスト・スタッフ)信頼しております。この物語はベートーヴェンと彼を取り巻く人々の話です。一人一人のキャラクターを作っていただいているので、前回よりも、より深くなっていると思います。パワーアップした作品になっています」と作品について語る。続けて稽古について「マスクしながらの稽古だったので、和気藹々よりも緊張感を持ってやりました。ベートヴェンは感情が爆発する役で周りの人たちが大変。(剛力彩芽に向かって)大丈夫?(頷く剛力彩芽)」

そして、剛力彩芽は稲垣吾郎について「魅力のある方で、安心です。(マリアは)支えているようで、実は支えられている、そこは稲垣さんにリンクしていますね」といい、対する稲垣吾郎は「素晴らしいです。大人っぽくなったよねー。難しい役なんですよね、最後はベートーヴェンの秘書になる役どころです」とコメント。ベートーヴェンの感情の起伏の激しさに皆が離れていく中、最後の最後まで秘書としてベートーヴェンを支える立ち位置。また稲垣吾郎は「ベートーヴェンは僕とは真逆の人間」といい「髪型はナチュラルに作ってくださって」と語る。ベートーヴェンらしい髪型、「肖像画のベートーヴェンみたい」と笑う。今年はコロナ禍で、稽古中の”あるある”、親睦を深めるためにみんなで食事にいく、というのはもちろん一切なし。稲垣吾郎は「本当は行きたいけど、時間もなくって。でも稽古場で順番に会って元気がでますね」とカンパニーの仲の良さを語る。

続いて、今年2020年を漢字で一文字で、という質問に対して稲垣吾郎は「嬉しいニュースってことで、『森』(11月にSG日本選手権オートレースで優勝した森且行氏)」

最後に作品PR、稲垣吾郎は「今年はコロナでいろんな思いがありますが、ベートーヴェンの大きな大きな愛のメッセージを!2021年、いい年になるように」といい、剛力彩芽は「初日を迎える実感がないのですが、今年1年の締めくくりを」とコメント。年末は第九を聴かないと!!良い雰囲気で会見は終了した。

<公演概要>
公演名:木下グループpresents「No.9―不滅の旋律―」
[出演]
稲垣吾郎 / 剛力彩芽
片桐 仁 村川絵梨 前山剛久
岡田義徳 深水元基 橋本 淳 広澤 草 小川ゲン 野坂 弘 柴崎楓雅
奥貫 薫 羽場裕一 長谷川初範
演出:白井 晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽監督:三宅 純

[東京公演]
日程:2020年 12月13日(日)~2021年1月7日(木)
会場: TBS赤坂ACTシアター
チケット発売中
お問合せ:キョードー東京 0570-550-799
主催:キョードー東京/TBS/イープラス/木下グループ

公式サイト:http://www.No9-stage.com

取材:高 浩美