チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演 ゲネプロレポ! 2月11日▷14日@あうるすぽっと / ライブ配信 2月13日&14日@オンライン

演劇カンパニー・チェルフィッチュは、美術家・金氏徹平と取り組んできた演劇「消しゴム」シリーズの最新作『消しゴム山』東京公演のゲネプロを2月9日に実施。本公演は、2月11日~14日にあうるすぽっと(池袋)にて開催。
13日、14日には「消しゴム」のコンセプトを 独自のアプローチでお届けする初のライブ配信。
人とモノが主従関係ではなく、限りなくフラットな関係性で存在するような世界を演劇によって生み出すことはできるのだろうか?
脚本・演出の岡田利規が、岩手県陸前高田市で「津波被害を防ぐ高台の造成工事により人工的に作り変わりつつあった風景」を
目撃し構想された本作では「人間的尺度」を疑い、構築する。
彫刻の領域 を拡張し続ける金氏徹平を迎えることで実現した無数にモノの並ぶ空間で、俳優はモノと新たな関係を構築し、
それを目撃する観客もまた、世界を新たな目で見ることになる。






作品概要
演劇という人間のための営みを通して、人間とモノ、それらを取り巻く環 境とがフラットな関係で存在する世界を生み出すことはできるだろうか。 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市。津波被害を防ぐ高 台の造成工事は驚異的な速度で風景を人工的に作り変えつつあった。岡田利 規がその光景を目撃したことから構想された「人間的尺度」を疑う作品は、 彫刻の領域を拡張し続ける美術家・金氏徹平をコラボレーターに迎え『消し ゴム山』として実現した。無数にモノの並ぶ空間で俳優はモノと新たな関係 を構築し、それを目撃する観客もまた、世界を新たな目で見ることになる。
Graphic:Teppei Kaneuji Design:Werkbund
2019年10月の『消しゴム山』京都初演から1年。劇場からスタートした試みはさまざまな空間へと展開して きた。『消しゴム森』では美術館というモノのための空間に俳優が入り込み、モノとのパフォーマンスはさら なる進化を遂げた。その成果は『消しゴム畑』で俳優の生活空間へと持ち込まれ、日常の風景の見え方を変え た。再び劇場へと回帰した『消しゴム山』はどのような風景を描き出すのか。「消しゴム」シリーズの最新形。

公演概要:
公演名 チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演 (2020/2021 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ)
会期 2021年2月11日(木)~14日(日) 2/11(木)17:00
2/12(金)12:00 / 17:00
2/13(土)12:00★ /17:00☆ ※鑑賞マナーハードル低めの回 2/14(日)14:00☆
★鑑賞マナーハードル低めの回 ☆ライブ配信あり
会場 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) https://www.owlspot.jp
【チケット】発売中
料金 一般:前売 ¥4,500/ 当日 ¥4,800
29歳以下:前売 ¥3,500/ 当日 ¥3,800 障害者割引:¥3,000(前売・当日同額、介助者1名まで無料)
豊島区民割引:¥4,000(前売のみ、豊島区在住・在勤・在学/要証明書提示)
取扱い
Peatix* https://precog-tickets.peatix.com
 ぴあ https://t.pia.jp/ (Pコード:504665)
ローチケ https://l-tike.com/ (Lコード:L35739)
**としまチケットセンター
電話:0570-056-777 窓口:としま区民センター1 階
(電話 10:00-17:00 窓口 10:00-19:00/臨時休業あり)
https://www.owlspot.jp *Peatixのみ:障害者割引、消しゴム石セット券、日英バイリンガル予約可
**としまチケットセンターのみ:豊島区民割引、車椅子席
お問合せ 株式会社precog(プリコグ)担当: 黄木多美子、水野恵美、遠藤七海
Tel:03-6825-1223 Email:info@precog-jp.net

チェルフィッチュ:
岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。独特な言葉 と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集める。 その日常的所作を誇張しているようなしていないようなだらだらとしてノイジーな身体性は時にダンス的とも評価。

https://chelfitsch.net
https://www.keshigomu.online
precog https://precog-jp.net

撮影:高野ユリカ