山本周五郎の不朽の名作『SABU』3月17日より上演!

何の為に生きるのかという問いかけは、互いを信じることの難しい世間に光をあてることと同じである。 真の友情の奥深さを感じていきたい。

原作は山本周五郎原作の時代小説『さぶ』。1963年1月から1963年7月まで「週刊朝日」に連載され、1963年8月に新潮社ポケット・ライブラリから刊行され、現在は新潮文庫に収録され、ロングセラーとなっている。
1966年に初のテレビドラマ化、主演は出演:六代目市川染五郎(現在:二代目松本白鸚)、中村萬之助(現在:二代目中村吉右衛門)。その後、1968年に舞台化、主演はテレビドラマそのままで、演出は中村哮夫、菊田一夫、音楽は古関裕而であった。その後、舞台は宝塚歌劇団などで上演された。また、この作品は前進座の代表作の一つで1975年の初演以降800回以上の公演を重ねており、脚色は田島栄、演出は十島英明、音楽はいずみたく。
この不朽の名作にBOWが挑む。脚色・演出は桒原秀一。

<あらすじ>
江戸で表具・経具(ひょうぐ・きょうぐ)を扱う老舗「芳古堂(ほうこどう)」に奉公するさぶと栄二。
ある日、栄二に思わぬ難が襲いかかった。
窃盗の罪人として人足寄場(にんそくよせば)へ送られてしまい、人間不信となってしまった栄二は、自分を不当に扱ったすべてに復讐を誓う。
そんな修羅の道に落ちた栄二を信じて待ち続けるさぶと栄二を慕う人々。
果たして、復讐のために断ち切った「絆」は寄場の中で生まれ変わるのだろうか?
事件の真実が明かされた時、栄二は復讐をするのか、それとも・・・。

<公演概要>
日程・会場:2021年3月17日〜3月21日 両国・シアターX(カイ)
上演時間:約3時間0分(休憩含む)を予定。
脚本:山本周五郎
演出:桒原秀一
出演:
庄田侑右 砂押正輝 鈴木吉行 南武杏輔 藍梨 後藤真采呂 かとうずんこ 柴田元 濱谷有祐 杉山龍太郎 前澤亮 吉川翔貴 高野将大 金谷将司 丸山輝 大嶋芳宗 芳村駿 嶋﨑美都輝 鍬次郎 佐藤隆馬 根岸寿成 襟川大輝 石山鳥 逢阪えま 富永汐香 岩堀なみき 戸門ろん 照屋七海 飯笹美希 葛西美都 安間萌優 福田結希 蜂谷真由

公式HP:https://bow.stage.corich.jp