柏木佑介,浅倉一男,富田麻帆etc.出演 劇団ナイスコンプレックス オリジナル音楽劇再演 フリーカル『YAhHoo!!!!』2021

本作は2018年にナイスコンプレックス初のオリジナル音楽劇として誕生、今回で3度目の上演。東日本大震災の原発被害により強制退去させられた福島県浪江町を舞台に、残された動物たちと、故郷に戻れない人間たちの葛藤を、歌と祭と演劇で描く。
主演・犬の妖怪ヤンスケ役には、『おそ松さん on STAGE』シリーズなど活躍中の柏木佑介、ヤンスケの飼い主・優治役には舞台出演やアーティストとして活動中の浅倉一男。 優治の婚約者には、舞台や声優、歌手など活躍の幅を広げている富田麻帆。 さらに三上俊松本寛也(秋田県出身)、早乙女じょうじ(福島県出身)、後田真欧((文学座),福島県出身)、赤眞秀輝(ナイコン)、濱仲太(ナイコン)ほか個性豊かなキャスト達がキャスティング。 脚本・演出は劇団の主宰でもあるキムラ真(宮城県出身)、「いつか浪江で上演!」を目指している。
過去には東京に加え、福島県いわき市でも上演。今回の2021年版も東京といわき市で上演予定となっており、少しずつ、浪江町に”接近”。 今年は震災から10年、風化させないためにも【悲劇】だけではない【希望】の物語を!
チケットは4月26日より一般発売。詳細は公式HP(http://naikon.jp/)まで。


柏木佑介


浅倉一男


富田麻帆


早乙女じょうじ(福島県出身)

▼フリーカルとは▼
「歌って上手い人だけが歌うもんだっけ?祭りはそうじゃねぇ!楽しいから歌うんだ!」 その概念から生まれたナイコン独自の復音劇(フリーカル)。 誰もが歌っていい、踊っていい、参加しいていい、再び立ち上が る為の音楽劇。それを「フリーカル」と名付けました。本作では更に、客席とステージの壁を無くすことに成功。 過去公演の祭のシーンではお客様もステージに上がり歌い踊りました。

▼浪江でお祭をしよう▼
福島県に人を呼びたい、集めたい。「浪江でお祭をしよう!」、これがこの演目の最大目標です。 現在震災から10年が経ち、浪江にも人が戻って来ましたが元通りとはいきません。地元の人は「いきものが生きれる場所」に する為に踏ん張っています。

≪あらすじ≫
福島県、浪江町。あの日から全く変わらない風景の中、遠い景色に叫ぶ声が聞こえる。 『ヤッホーー!!!!』 その声の主は言われている「もう人間は居ないんだ」
『ヤッホーー!!!!』 「居るよ!だって、僕の声にちゃんと答えてくれるから!」
木霊して返って来るその音を信じて、ヤンスケは今日もご主人様を待っていた。
この物語の主人公の名前は「ヤンスケ」。千切れた首輪に残された名前。彼は犬だ。そして、妖怪である。
急に人間たちが居なくなった場所がある。残された動物たちは、死んでしまいました。
そして、今日も妖怪として楽しく暮らしています。
あの日から10年。帰ってもいいよと言われたのに、人間たちは帰って来ません。妖怪たちは考えました。
そうか、ここが愉しくないから帰って来ないんだ。 ある日、ヤンスケを中心とした妖怪たちはお祭りを開催します。
福島から離れて暮らしていた浜花優治(ハマハナマサジ)は故郷に帰ろうとしていた。
入れるようになった場所に、戻れない現状。なくなったと思った場所は今も変わらぬ姿で存在する。
ただそこにあるのは、自分の知っている思い出とかけ離れた違和感。
ずっと引きずっている記憶。残してきた家族に会いたい。
ひかれ合う情の中で、見えない壁が想いを遮る。また昔に戻る事は出来るのか?昔ってなんだ?
何が起こったらハッピーエンドになるのか? 奇跡を超えた瞬間を、今求めあう。

<公演概要>
タイトル:フリーカル『YAhHoo!!!!』2021
日程・会場:
[東京]
2021年6月4日(金)~6月6日(日) シアターサンモール
[福島]
2021年6月12日(土)、13日(日) チームスマイル・いわき PIT
[出演]
柏木佑介/浅倉一男、富田麻帆
三上俊、松本寛也、早乙女じょうじ、後田真欧(文学座)、赤眞秀輝(ナイコン)、濱仲太(ナイコン)
<Aチーム>
わかばやしめぐみ(おぼんろ)、野口真緒、安孫子宏輔、林千浪(おとな小学生)、石川志織、彩未理加、 片山浩憲
<Bチーム>
紅林里美(ナイコン)、夏目愛海、渡部大稀、大久保悠依(ナイコン)、北野くるみ(ナイコン)、 早野実紗(ナイコン)、キムラ真(ナイコン)
[スタッフ]
作・演出:キムラ真
振付:美木マサオ(マサオプション)、ドラマトゥルク:大久保悠依 音楽作曲:橋本啓一、作曲原案:紅林里美、編曲&音楽作曲:市川真也(マサオプション) 舞台監督:今泉馨(P.P.P.)
主催・企画制作:ナイスコンプレックス

公式HP:http://naikon.jp