新進気鋭の若手演出家・國吉咲貴が贈る “異常で、日常で、シュール“な最新作「バクで、あらんことを」上演決定!

佐藤佐吉賞最優秀作品賞、関西演劇祭脚本賞・演出賞、若手演出家コンクール優秀賞、佐藤佐吉賞優秀主演女優賞、優秀助演女優賞など数多くの演劇賞を総なめにしている今注目の若手演出家・國吉咲貴。永井一信と二人で構成する【くによし組】、 “異常で、日常で、シュール”をコンセプトにした作品を創作している。そのくによし組の最新作「バクで、あらんことを」が2021年6月30日~7月4日に花まる学習会王子小劇場で上演することが決まった。

出演者は⼋島さらら(LAL)、手塚けだま、中野智恵梨、鈴木あかり(第27班)、井田ゆいか、木幡雄太(アナログスッチ)、⾦⽥侑⽣(HYP39Div.)、國吉咲貴(くによし組)、佐藤有里子のAチームと、永井一信(くによし組)、菊池美里、堀靖明、芝原啓成(オイスターズ)、中野亜美、黒澤⾵太(guizillen)、田久保柚香、葛生大雅(マチルダアパルトマン)、常住奈緒(はねるつみき)のBチームに分かれての上演となる。

様々な個性ある出演者が揃い、日常にある人間のふと生まれる欲望を、シュールに、そして非日常ではあるが、どこか理解できそうなその欲求に共感と笑いを生む、新感覚演劇。

【あらすじ】
容姿も中身も自己評価30点のモリコが暮らす田舎町に、大ニュースが舞い込んだ。
有名な映画監督、ソソノマソソルが、町に住む女性限定の主役オーディションをするというのだ。役柄は「バク」。軽い気持ちでオーディションに応募したモリコはなんと最終審査進出。するとすかさずモリコに、生まれて初めて欲が出た。

「このチャンスを、逃したくない!」

きたる最終審査。会場に現れたモリコに、場内は騒然。モリコは顔を「バク」に整形してきたのだ。同じく最終審査に残ったメデューサの子孫であるメデュ子や、貞操観念アッパラパーなイーナ、豊胸貯金を貯め続けるムムは、モリコの行動に心揺さぶられ、やがて価値観が崩れ出す。

バクになりたい。バクであって欲しい。
バクだったらよかったのに。
これは、夢を叶えようともがく人々と、夢から覚めた人々を描くお話。

<概要>
くによし組「バクで、あらんことを」
作・演出:國吉咲貴
2021年6月30日(水)~7月4日(日)@花まる学習会王子小劇場
【出演】
A:⼋島さらら(LAL) 手塚けだま 中野智恵梨 鈴木あかり(第27班) 井田ゆいか 木幡雄太(アナログスッチ) ⾦⽥侑⽣(HYP39Div.) 國吉咲貴(くによし組) 佐藤有里子
B:永井一信(くによし組) 菊池美里 堀靖明 芝原啓成(オイスターズ) 中野亜美  黒澤⾵太(guizillen) 田久保柚香 葛生大雅(マチルダアパルトマン) 常住奈緒(はねるつみき)

<上演スケジュール>
6月30日(水) A 16:00/A 19:30
7月1日(木) B 16:00/B 19:30
7月2日(金) B 12:00/A 16:00/A 19:30
7月3日(土) A 12:00/B 16:00/B 19:30
7月4日(日) B 11:30配/A 15:30配
※受付開始・開場は30分前。
※配・・・7月4日(日)の2公演は生配信。アーカイブは8月3日まで

公式HP:https://kuniyoshigumi.jimdofree.com/
公式Twitter:https://twitter.com/kuniyoshiiiiiii