観客参加型 即興ミュージカル『ヒカリ』〜あの日のアメとキオクの物語〜 9月上演

子供たちの「夢」を即興芝居×ミュージカルで演じ描く、泣いて笑えて心に響く物語。

書いたカードを劇中の役者がランダムに選び、 どのようなキーワードがきてもそれを受け入れてセリフにし、次の展開へと繋いでいく、という画期的なスタイル。

<あらすじ>
(過去)突如、命を奪われた子供たちが(今)それぞれの夢を叶え、現代を生きる それでも、葛藤や苦しみはいつの時代もつきまとう。 それぞれの「想い」を抱え、「今」をどう生きるか。
「受け入れる」「与える」という即興芝居の手法をあえて用いて、 あの日、叶えたくても夢を叶えられなかった子供たちを演じ、 あえて「原爆」や「広島」というワードを使わず、 命の大切さ、を感じ、「今」をどう生きるか?考えさせられる作品。 本公演は、お客様からいただいた言葉をセリフにしていく「ペーパーズ」 という即興芝居の手法を用いて物語を進めます。
【過去】市民の想いとして残った「ことだま」が黒い雨となって降り注いだ【ココ】から 【今】市民が再び言葉に託し、我々が演じ 「未来」へ希望の「ヒカリ」として芝居と音楽で解き放ちます。

<主催者より>
即興芝居。
それは、文脈や予想なんて関係なしに、コミカルで ユーモラスな単語と会話が舞台を飛び交うお芝居のこと。
観客が思い思いに書いたカードを劇中の役者がランダムに選び、 どのようなキーワードがきてもそれを受け入れてセリフにし、次の展開へと繋いでいきます。
1秒先、何が起こるかなんて誰にもわからない。 まるで人生そのものを表すかのようなステージを、一瞬一瞬皆がただただ全力で楽しむ。 そうすることで役者の誰もがスポットライトに輝き、一夜限りのステージを作るのです。 あの日、いつものように「即興芝居」(読み:じんせい)を楽しんでいた彼らが次に言うはずだったセリフと想い。 それは「、一瞬のヒカリ」(読み:次のカード)によって言葉になることなく、天に昇っていきました。 その天から黒い雨が大地に降り注ぎ、そこから芽吹いた次の生命が私たちです。 この地に生まれたあなた、この地で育ったあなた、この地で過ごすあなたが、 不安・喜び・苦悩や葛藤に揺れるその生命で、 次の展開なんてわからない「即興芝居」を全力で楽しみだすその時。 時代(とき)を越え、人を変え、形を変えて、あの時から止まっていた次のセリフが繋がれていきます。
持ち物は、あなたの「いのち」と、次からのページが白紙の台本。 それと、セリフが書かれたたくさんのカードだけ。 さあ「、今」(ここにいる奇跡)を感じて、一緒に未来を繋いでいきましょう!

即興芝居 × いのち
命の尊さ・平和への願いを誰よりも身近に感じてきた広島県民だからこそできるとテーマだと考えました。 誰も次の展開がわからないユーモアが溢れるステージの最中、それをあっけなく終わらせる”一瞬のヒカリ”。 対照的な2つの事実で
「過去を悔やみ悲しんだり、未来を案じ悩むよりも、 《ここにいる今、この瞬間》の奇跡を、ただひたすらに見つめて全力で楽しみながら生きていこう」
そんな想いを込めた舞台です。
舞台中、あえて「原爆「」戦争「」広島」など特定のワードを使わないことによって、 《突然やってきた一瞬の光》を世界のあらゆる出来事の共通言語にしました。
どのような立場の方にも当事者として感じていただけるような作品を、 ここ広島から始め、広めていきたいと思っています。

<公演概要>
【キャスト】
川上 和之 (三ツ星キッチン) 中村香織
日野原希美 (fufu) 藤本ゲン (fufu) 矢野将一(演劇日々)
渡猛 (ロクディム)
深来 マサル (Güf2:ぐふぐふ)
【日時】
9月21日(火) 19:00
9月22日(水) 15:00/19:00
9月23日(木) 13:00 受付は開演の1時間前・開場は開演の30分前
会 場:広島テレビホール 公演日:9月21日(火)~23日(木) 有観客&生配信
【予約・問い合わせ】 オレガ 03-6427-3847 (平日11:00~17:00)
【会場】
広島テレビホール
【スタッフ】
演出・佐藤徹也
原作・西永 貴文(空飛ぶ猫☆魂)
脚本・矢野将一
音響・SING_O_WORD
照明・鶴田美鈴
照明オペレーター 沖野紗弥 宣伝デザイン・WEB 加藤隼平 舞台監督・松井啓悟
配信・(株)ミックス
後援・広島テレビ プロデュース・井口淳(オレガ・) 株式会社G5