木津つばさ主演 舞台「東京リベンジャーズ」開幕!「俺自身の戦いだ!」

講談社「週刊少年マガジン」にて2017年より連載中の和久井健・原作の『東京卍リベンジャーズ』、4月よりアニメ放送が開始!更に7月には実写映画も全国公開の話題作!! いよいよ舞台版、開幕!!!

主人公・花垣武道(木津つばさ)のモノローグで始まる。ニュースでたった一人の彼女の死を知る、しかも弟とともに。大きなショックを受けている間もなく、彼もまた…電車の音。それからオープニング。アニメを視聴したいたファンなら、ここは間違いなくテンションが上がる場面。スピーディにキャラクターが登場する。


「渋谷〜渋谷〜」駅のアナウンス。「懐かしいな…」気がつくと…2005年7月4日、携帯がガラケー!!驚く花垣武道。タイムリープしているので、リアルタイムの自分ではなく、タイムリープする前の記憶を持っている。よって目の前の出来事の先がわかる。だから次に何が起こるのか、危険回避することも可能であるわけだ。主人公の彼女・橘 日向(花瀬琴音)は本気で彼を心配する。それを回想するモノローグ、「いつも怒られてばっかりだった」「小さくて、気が強くって」「バイバイ、っていう明るい言い方が好きだった」と言う。だから彼女の未来、抗争に巻き込まれて命を落とすことはいたたまれない。弟の橘 直人(野口 準)に「12年後、7月1日、お前の姉さんは死んだ。覚えておけ、直人。姉ちゃんを守ってくれ」と告げる。このことがきっかけで直人は刑事になる。つまり、花垣武道の行動、言葉によって少し”未来”が変わる。しかも突き落とされたのに生きている。それは直人のおかげであった。

平凡で特に取り柄もなく、ボロアパートに住み、バイト生活を送っていた花垣武道、このタイムリープがきっかけとなり、彼の心、気持ちが変わっていく。物語が進行するにつれてここに登場するキャラクターの性格やバックボーンが見えてくる。素直で愛情深い橘 日向、無敵のマイキーと言われた佐野万次郎(松田 凌)、武道を気に入り”タケミっち”と呼ぶようになる。ドラケンと呼ばれる龍宮寺 堅(陳内 将)、「溝中五人衆」のリーダー格のアッくんこと千堂 敦(中尾暢樹)など、おなじみのキャラが出てくる。


ストーリーは「愛美愛主」と「東京卍會」の「8・3抗争」の後、主人公が現代に戻ってくるまで。このタイムリープで花垣武道は様々な事実を知り、自分に関わる人々の思いを知る。それがわかるにつれて、彼は自分を変えようとする。「ドラケンもあっくんも日向も、みんなを助けたいんだ!」と叫ぶ。2幕は「8・3抗争」がメイン。モノローグ「人生で一番長い夏祭りになりそうだ」と。日向に誘われて夏の祭りに行くが、ここで巻き込まれていく。日向は武道に「君はドラケンくんでもなく、マイキーくんでもなく、武道くんだよ…人のために思い切り悔しがれる、かっこいいよ」と言われ、彼の中で何かが大きく変わっていく。「未来を変える!」「ここで逃げたら終わりだ」「俺自身の戦いだ」、観客の心に刺さるセリフ多数。テーマはシンプルだが、それだけエモーショナル。舞台は映像演出は使わず、俳優のマンパワーと照明、音楽で見せていく。恋人だけでなく、自分を変えてくれた全ての人物を助けたいと思う熱い心、地味でフリーターだった花垣武道、タイムリープしながらの自分革命、自分探し、アニメも映画も大ヒット、原作の持つ力とメッセージ性を最大限に生かした舞台作り。過剰な演出ではなく、俳優が発する『言魂』に託す、シンプルな舞台。さて、この「8・3抗争」の後も…物語を知ってても観たいものだ。

[花垣武道 役 木津つばさ コメント]
舞台「東京リベンジャーズ」花垣武道役の木津つばさです。
遂にこの時が来ました。
熱く燃えたぎるような日々、皆と切磋琢磨をし紡いできた今作品、今では家族のように仲の良いカンパニー、一つ一つの言葉、物語が皆を強くさせ、人の心を動かす人生のキッカケになる、そんな作品だと思っております。
未来を変えたい、己の皆の、そんな気持ちで全員で前を向いて創って来た、それを舞台上でぶちかまし、末長く愛して頂ける作品になるよう、全身全霊を賭けて想いをダイレクトにぶつけたいと思います。
明日を生きる皆の未来を変える為に、俺たちの「東京リベンジャーズ」が始まる。

花垣武道 役 木津つばさ

[橘 直人 役 野口 準 コメント]
いよいよ! 舞台 「東京リベンジャーズ」が開幕するということで僕自身、久しぶりに板の上に立つのでドキドキが凄いです。緊張もしますし、ワクワクもします。 色んなドキドキです。
稽古で積み上げてきたものが、本番でどんな風になるのかお客様が席に座って初めて分かるあの感覚…
他のものには無いものです。 ナオトとして舞台に立てることをとても誇らしく思います。
このカッコイイ仲間達と、最高にカッコイイ舞台にしていきたいと思っております。
僕には木津つばさという頼もしく、強い相方もいます。
稽古中、いつもいつも彼の頑張る姿に影響を受けました。
自分もそんな存在で居られるよう共に支え合って、駆け抜けたいと思います。

応援の程、宜しくお願い致します!!

[佐野万次郎 役 松田 凌 コメント]
佐野万次郎役を演じます、松田凌と申します。
舞台「東京リベンジャーズ」初日の幕が開きます。
今夏はこの時の為に捧げてきました。
細心の注意を払い、上演させていただきます。
この座組、原作、演劇の力を信じたい。
厳しくも困難なご時世ではありますが、この作品から届けれるものがあるように
魂込めて努めてまいります。
演劇での「東京リベンジャーズ」
たとえダサくても、泥塗れでも、自分達で、ここから新しい時代を創るつもりです。
何卒宜しくお願いいたします

[龍宮寺 堅 役 陳内 将 コメント]
皆様。
龍宮寺 堅役の陳内将です。
いよいよ舞台「東京リベンジャーズ」が開幕します。
正直、ここまで素敵な座組はなかなかありません。
皆が自分の役に責任を持ち、周りのことにも気を配れる。
作品の持つ力が、そうさせてくれる部分もあると思います。
お客様も僕たちも、タイムリープして戻りたくなる様な、そんな夏の思い出を一緒に作れたらなと願っております。

[脚本・演出 伊勢直弘 コメント]
稽古初日から頼もしい座組でした。
全員が前向きで全力、全員が他の誰かのためにあろうとする。
支え合って高めるということを、理想的な形で実践してくれました。
消耗の激しい作品なのに、いつもみんなが笑っていたように思います。
演劇が持つ無限大の可能性を信じて、演劇でしかできない、演劇だからこそできる
タイムリープ体験をお届けします。
その中で役者が各々の、そして登場人物の覚悟を背負って奮闘します。
胸を張って挑む彼ら、また常にアップデートを重ねてくれるスタッフ各位。
このチームに関わらせてもらえて光栄です。
あとは出演者22名、全員が無事完走してくれることを祈るばかりです。
ぜひ応援してやってくださいませ。

<『東京卍リベンジャーズ』とは>
2017年、26歳のダメフリーターとして人生どん底の生活を送っていた花垣武道が、ある日ニュースで中学時代の人生唯一の彼女だった橘日向が弟の直人とともに悪党連合“東京卍會(東卍)”の抗争に巻き込まれ死亡したことを知る。
翌日、バイト帰りの武道は電車のホームから何者かに突き飛ばされ転落してしまう。死を覚悟した武道であったが、目を開くと人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープし、中学生に戻っていた。
恋人を救うため、逃げ続けてきた自分の人生へのリベンジを開始する!


<公演概要>
タイトル:舞台「東京リベンジャーズ」
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
公演日程/会場:
大阪:2021年8月6日(金)~8月8日(日)/COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
東京:2021年8月12日(木)~8月14日(土)/日本青年館ホール
神奈川:2021年8月19日(木)~8月22日(日)/KT Zepp Yokohama
キャスト:
花垣武道:木津つばさ
橘 日向:花瀬琴音/橘 直人:野口 準
佐野万次郎:松田 凌/龍宮寺 堅:陳内 将
千堂 敦:中尾暢樹/林 良平:川隅美慎/林田春樹:中島大地/三ツ谷 隆:相澤莉多
半間修二:菊池修司
清水将貴:桜庭大翔/長内信高:新田健太
アンサンブル:
塚田知紀/三上真司/石黒鉄二/佐々木駿也/村上歩夢/保田航平/松山拳也/瑞野史人/南舘優雄斗
脚本・演出:伊勢直弘
主催:舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会

◆公式サイト:https://officeendless.com/sp/revengers_stage
◆公式 Twitter:@revengers_stage

©和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会
©Ken Wakui, KODANSHA / TOKYO REVENGERS Stage Production Committee. ©KW,K/TRSP