ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3 -ホワイトチャペルの亡霊- 好評上演中

原作の『憂国のモリアーティ』は、集英社「ジャンプSQ.」で2016年8月から連載されている、構成/竹内良輔 氏、漫画/三好 輝氏による人気漫画。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、ホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授視点で再構築された物語が描かれている。
ストーリーは、上流階級の人間達に支配され差別が蔓延している19世紀末の「大英帝国」を舞台に、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとするモリアーティと、宿敵シャーロック・ホームズの戦いを中心。
2019年にはじまったミュージカル版は、これまでの作品同様、脚本・演出にダイナミックな物語創りと繊細な心理描写を得意とした作品に定評がある劇団「InnocentSphere」(イノセントスフィア)の西森英行氏、音楽 は多数の企業CMを手がけ、演奏家としても多くのアーティストの作品に参加している、ただすけ氏が担当。ピアノとヴァイオリンの生演奏を交えた舞台作品という、ライブエンターテイメントならではの魅力を楽しめるミュージカル。また、Blu-ray/DVDの発売も決まった(2022年1月26日)。

<ライブ配信>
【東京公演】8月7日(土)13:00(全景映像配信) /18:00 (スイッチング配信)
【大阪公演】8月22日(日)12:00 (全景映像配信) /17:00 (大千秋楽 スイッチング配信)
ライブ配信を見逃しても後日視聴できるディレイ配信に加え、アーカイブ配信も実施!
■DMM.com配信特設ページ https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=moriarty_op3/

<コメント>
◆ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:鈴木勝吾
まず今回新キャストが入ってきてくれたことについて感じたことは、同意と共鳴でしょうか。“モリミュ”という 中で感じてきたものが、新しい風においても「そうである」と確信があった時、新たなる一歩を踏み出せた ました。 そして楽曲について、音楽のただすけさんは「歩みを止めない天才」でありこの作品の創造主。そこには歌 う僕らへの、聴くお客様への、この作品への愛と敬意がある。そんな楽曲を歌うことができるのは至上の喜 びです。彼が創り出した音楽を昇華できるよう自身が歌えていることを祈っています。 最後にここまで「初演」「Op.2」と続けられてきたのは、ミュージカル『憂国のモリアーティ』を愛してくれた 人達のおかげです。そのためにも全力を賭して臨みます。この「Op.3」が皆様の目にどう映り、その眼が何 を読み取るのか、楽しみでなりません。それは未来へ続くものなのか、現実を映し出すものなのか。「真実」 が届くことを祈っております。是非劇場で、配信で。この作品の“真実”を観て頂ければ幸いです。

◆シャーロック・ホームズ:平野良
「Op.3」から更に、僕がとても好きな“クセ”を持ったキャストが参加してくれて、より躍動的に、より知的戦 になっていると思います。 楽曲に関しても、ミュージカル『憂国のモリアーティ』の世界がより強固なものになっていると感じます。と がった楽曲と、まろやかな楽曲のバランスが最高です! 自信を持って観ていただける作品になったと思います。 ですので、シンプルに……「楽しみにしていてください」

◆ジェームズ・ボンド:大湖せしる
新キャストさんが入ったことによって、“モリミュ”の魅力が増しているのは確実。その中で、モリアーティ陣 営もホームズ陣営も全くブレる事なく、今まで創り上げてきたものを大切にしているところもまた魅力のひ とつだと思います。 「Op.2」はソロナンバーが多かったのですが、今回はみんなでひとつの曲を歌い上げるというかたちで、と ても新鮮です。ハモリパートは、ジェームズ・ボンドがモリアーティ陣営に仲間入りした事を実感できる貴重 な瞬間です。 今、舞台に立てている事は本当に奇跡。この奇跡をお客様と共有できることがなによりの幸せです。最後 まで一緒に闘ってください、僕たちと。

◆ジャック・レンフィールド:石坂勇 ※新キャスト
シリーズ3作目ということで、皆さんが創ってこられた世界観へ、新たにピリッと心地よい風を吹かせたい と思っています。そしてスタッフさんキャストさんとの出会いに心から感謝しています。今共に作品創りがで きたことが未来に繋がる大きな自信になりました。 初めて自分の歌う曲を聴いた時は「これはムリ」と思いましたが(笑)、聞けば聞くほどジャックの存在が自 分の中に生まれてゆき、気づくと口ずさんでいる自分がいました。更に生のピアノとヴァイオリンと役者の セッション、もう気分はサイコーです! 役者達が大切にしているコミュニケーションが困難である中、心でみんなを感じられたことも良き経験にな りました。この座組みサイコーです。後はお客様をお迎えできればミュージカル『憂国のモリアーティ』の完成です。心よりお待ちしております。

◆ジョージ・レストレード:髙木俊
続投キャストもそうですが、新キャストのみんなもいろんな現場で活躍してきた猛者ばかりなので、稽古場 での取り組む姿勢が素晴らしかったです。みんな芝居が好きなんだな、と感じました。 そして3作目で、ついにレストレードのソロナンバーがきてしまいました! そして難しい! そこそこボ リュームもある! やってくれたな……と思いつつも「レストレードおじさん頑張る!」と、やる気になりまし た(笑)。
「Op.3」のレストレードさん、頑張っています! こんな姿なかなか見られないと思います。ぜひ目に焼き付 けてください!

◆ザック・パターソン:輝馬 ※新キャスト
“モリミュ”カンパニーの皆さん、とても難しいことをやられていて、すごいなと思ったのが最初の印象です。 楽曲も初めて歌った時は「すごく難しい曲だな」と感じましたが、歌うにつれてだんだん楽しくなりました! ミュージカル『憂国のモリアーティ』の世界、一生懸命に生き抜きます!

◆チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン:藤田玲 ※新キャスト
カンパニーは知り合いの方ばかりだったので、すんなり馴染めました。いい意味で“大人なカンパニー”。一 人ひとりが自分の役に責任を持って板に立っているなぁという印象です。 楽曲はとても美しくて難しい曲が多い! ミルヴァートンの曲はメロディーラインがどこか邪悪で執拗なお どろおどろしさがあり、とても役に合っているなぁと思います。ピアノとヴァイオリンが世界観を増幅して下 さっているので、歌っていてとても気持ちがいいです! 皆様のイメージするミルヴァートンを探し、研究し、役を作り臨んだつもりです。お楽しみ頂けるように最後までブラッシュアップしていきますので、よろしくお願い致します。

<ストーリー>
時は19世紀末、 大英帝国最盛期(パクス・ブリタニカ)のロンドン――。
古くから根付く完全階級制度により、上流階級の人間達に支配されている「大英帝国」。 生まれ落ちた時から一生涯の身分が決まるこの社会制度は、 必然的に人間同士の差別を生んだ。 そんな中、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとする青年がいた。
これはジェームズ・モリアーティ、 或いはシャーロック・ホームズの敵(かたき)の話――。

<概要>
■ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3 -ホワイトチャペルの亡霊- ※Op.3は、オーパススリーと読む
■原作:構成/竹内良輔 漫画/三好 輝 『憂国のモリアーティ』(集英社「ジャンプSQ.」連載)
■脚本・演出:西森英行
■音楽:ただすけ
■キャスト:
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:鈴木勝吾 シャーロック・ホームズ:平野良/ アルバート・ジェームズ・モリアーティ:久保田秀敏 ルイス・ジェームズ・モリアーティ:山本一慶 セバスチャン・モラン:井澤勇貴 フレッド・ポーロック:赤澤遼太郎/ ジョン・H・ワトソン:鎌苅健太/
ジェームズ・ボンド:大湖せしる ジャック・レンフィールド:石坂勇/ ジョージ・レストレード:髙木俊 ザック・パターソン:輝馬 アータートン:奈良坂潤紀/ チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン:藤田玲
荒川湧太 荒木浩介 伊地華鈴 大澤信児 木村優希 熊田愛里 白崎誠也 田上颯志 永咲 友梨 蓮井佑麻 福冨玄刀 若林佑太
Piano:広田圭美 Violin:林周雅

■公演スケジュール:
東京: 2021年8月5日(木)~15日(日) 品川プリンスホテル ステラボール
大阪: 2021年8月19日(木)~22日(日) サンケイホールブリーゼ
【問い合わせ】 マーベラスユーザーサポート:https://www.marv.jp/support/st/
■公式サイト:https://www.marv.jp/special/moriarty/
■公式 Twitter:@mu_moriarty
■公式 Instagram:@mu_moriarty
C竹内良輔・三好 輝/集英社 Cミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト