特別企画 鼓童創立40周年記念公演上演 @Bunkamraオーチャードホール

40周年ツアー2連作「鼓」&「童」に鼓童創立メンバーが参加!!さらに昨年公演予定だった幻の公演「巴」の3作品が見られる!

鼓童は1981年、ベルリン芸術祭でデビュー、以来、公演数は世界52カ国で6,500回以上を数えている。
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見出し、現代への再創造を試みる鼓童は、劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」や、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスなど、異なるジャンルの優れたアーティストとも積極的に交流を図り、世界各地で様々な形で太鼓文化の普及と発展に貢献してきた。

そして、今回鼓童創立40周年特別企画として、4日間で3作品が見られる特別公演を実施。
2連作品の内の「鼓」「童」は、最初に鼓童をつくった人たちの思いを大切にしており、「鼓」は太鼓に、「童」は人に焦点を当てた作品に。
髄所に古典的演目やそのオマージュが組み込まれており、セットや最初の入り、流れも2作品は同じようなつくりでありながら、楽曲を変えることで、全く印象の違う作品に。さらに、この2作品にはツアーでなかなか見られない創設メンバー4名も参加!オーチャードホールにふさわしい重厚で豪華な演出になっている。
また、昨年浅草で公演予定でした「巴」は、今回世界で初のお披露目。
昨年鼓童在籍30周年を迎え、太鼓打ちの憧れでもある見留知弘も参加し、その存在感が作品に溢れ、刺激を受け成長した若手メンバーのエネルギーも見どころの一つ。
そして、幻の「巴」公演の上演決定に伴い、鼓童の中でも人気楽曲の一つである“巴”の特別映像も初公開。
鼓童40周年を象徴するような特別な4日間となる。

【楽曲“巴” 特別映像】 

<演出:船橋裕一郎コメント>

たいこのわらべ  よろこび、囃す。
佐渡島で育まれ、長年に渡り受け継がれてきた楽曲から今まさに生まれたての楽曲まで、70代から20代のたいこのわらべたちが、この歳月を言祝ぎます。皆様からご協賛頂いた多数の提灯も舞台を華やかに彩り、各公演それぞれの演出にてお届けします。太鼓は疫病退散、五穀豊穣、天下泰平、鎮魂など人間の営み、祈りとともにありました。コロナ禍という大変な状況下に私たちができることを自問自答する日々ですが、鼓童の太鼓の響きが、多くの方々の活力の一助になりますよう精一杯の音をお届け致します。この喜びの時を皆様と共にご一緒できたら幸いです。

<「鼓」「童」内 振付担当:三浦康暉コメント>

「鼓」では『ヒトヒ』、「童」では『興』を。
それぞれ違う集落から来る佐渡の鬼太鼓を元に創作いたしました。
『ヒトヒ』は現在も毎年祭りが行われている、今に生きる芸能を、『興』は人口減少や高齢化によって祭りを存続することができず、失われてしまった芸能を。
「鼓童の舞台に演目としてあげることで芸能を受け継いでいく。」烏滸がましいと言われればそれまでですが、
そんなことをしていきたいのです。

<全作品出演:新山萌コメント>

「一打の説得力」「その太鼓の最大限の良い音を出す」「嘘のない自分で太鼓に向き合う」
40年間鼓童が大切にしてきたこれらの事を、この三作品のそれぞれの魅力で感じていただけると思います。
私自身が全身で浴びてきた、過去と現在、そして未来の”鼓童”を、全力で表現します。

<公演概要>
【公演名】 特別企画 鼓童創立40周年記念公演
【公演日程】 2021年11月25日(木)~28日(日)@Bunkamuraオーチャードホール
【演出】 船橋裕一郎
【チケット発売】 2021年8月28日(土)
【公式サイト】https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/2843

■□『巴』/25日(木)15:00、28日(日)13:00■□
特別出演:見留知弘
出演(予定):齊藤栄一、中込健太、住吉佑太、地代純、鶴見龍馬、米山水木、前田順康、
木村佑太、平田裕貴、三枝晴太、詫間俊、新山萌、定成啓
■□『童』/26日(金)14:00、27日(土)17:30■□
特別出演:鼓童名誉団員 藤本吉利(11/26)、藤本容子(11/27)
出演(予定):齊藤栄一、中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、三浦康暉、池永レオ遼太郎、北林玲央、
前田順康、三枝晴太、山脇千栄、詫間俊、新山萌、野仲純平
■□『鼓』/26日(金)18:30、27日(土)13:00■□
特別出演:鼓童名誉団員 小島千絵子(11/26)、山口幹文(11/27)
出演(予定):齊藤栄一、石塚充、三浦康暉、地代純、池永レオ遼太郎、米山水木、北林玲央、
木村佑太、平田裕貴、中谷憧、新山萌、定成啓、野仲純平