⻑江崚行&眞嶋秀斗W主演! 本屋大賞「翻訳小説部門」1位を獲得。『アーモンド』初舞台化。

「共感とは何か?」をテーマに思春期の苦悩や家族愛を緊密に描く社会派エンターテイメント。正反対の二役を、⻑江崚行・眞嶋秀斗の W キャストで!conSeptが新たに仕掛ける「ヤングアダルト・シリーズ」1作目「アーモンド」。来年2月25日からシアタートラム(三軒茶屋)にて。

「アーモンド」は、韓国で40万部を販売、13カ国で出版された小説。日本でも多くの書店員の熱い支持を集め、2020年本屋大賞翻訳小説部門の第1位に。感情を持たず他人とのコミュニケーションに悩む主人公ユンジェは、ある出来事をきっかけに、不遇な環境で育ち、荒々しく振舞う少年ゴニと出会う。対照的な二人の“怪物”が互いを知り、成長していく物語。
「共感とは何か?」を問いかける社会派エンターテイメント。
物語は失感情症の主人公「ユンジェ」と、その友人の「ゴニ」を軸に展開される。
感情がわからないユンジェに対し、短気で荒々しい性格のゴニ。この対照的な2役を役替りのWキャストで。高難易度の役替わりに挑むのは⻑江崚行と眞嶋秀斗。

誰かと繋がっているようで、誰とも繋がっていない現代の不安。インターネットの普及、SNS。ネット上で恋愛リアリティショーやオーディション番組が台頭、「共感とは何か」について痛いほどまっすぐに問いかける。SNS上で繋がっている人や会社の同僚からの「いいね」は果たして共感なのか?他⼈の気持ちを⼼から感じるとはどういうことなのか、愛とは?を考える作品となるであろう。

<あらすじ>
怪物と呼ばれた少年が、愛によって生まれ変わるまで――。
感情を司る脳の部位、偏桃体(形状が似ていることから、原作内ではアーモンドと表現される)が人より小さく、怒りや恐怖といった感情をうまく感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ(Wキャスト:⻑江崚行/眞嶋秀斗)。祖母(伊藤裕一)は彼を“かわいい怪物”と呼んだ。母親(智順)は感情がわからない息子に「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」などの感情を丸暗記させることで、なんとかユンジェを“普通の子”に見えるようにと訓練してきた。
そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母親が通り魔に襲われ死傷したときも、ただ黙ってその光景を見つめているだけだった。事件によって母親は植物状態になり、ユンジェはひとりぼっちに。
そんなとき現れた、もう一人の“怪物”ゴニ(Wキャスト:⻑江崚行/眞嶋秀斗)。激しい感情をもつその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく――。

<概要>
日程・会場:2022年2月25日〜3月13日 シアタートラム
原作:ソン・ウォンピョン (チャンビ刊)
翻訳:⽮島暁⼦(祥伝社刊)
脚本・演出:板垣恭一
舞台美術:乘峯雅寛
照明:三澤裕史
⾐裳:半⽥悦⼦
⾳響:天野⾼志
振付・ステージング:⼭⽥うん
ヘアメイク:⽥中エミ
音楽:桑原まこ
演出助⼿:城⽥美樹
舞台監督:村⽥ 明
協⼒: エイベックス・マネジメント、オリオンズベルト、クオン、クリオネ、ファザーズコーポレーション、文学座、KiKi inc.、UAM(五十音順)

演奏:桑原まこ(Key)、吉良都(Vc)=A/荒井桃子(Vl)=B ※弦楽器は日替りでの演奏
宣伝・ウェブデザイン:柚木竜也(aboka design)
宣伝:小沢悠未、川辺陽向香
制作:横⽥梓⽔
プロデューサー:宋元燮
企画・製作・主催:conSept

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ALMOND
©2017 by Sohn Won-Pyung All rights reserved.
Originally published in Korea by Changbi Publishers Inc.
Japanese translation copyright ©2019 by Akiko Yajima
Japanese translation version is published by Shodensha Publishing Co., Ltd.