「DINO-A-LIVE PREMIUM TIME DIVER」すぐそこに恐竜が!中生代にタイムダイバー!

生きて実在しているかのような世界観を体験できる“恐竜”エンターテインメント「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)」。これがはるかに”進化”し、「DINO-A-LIVE PREMIUM TIME DIVER」としてかつてない最大規模でIHIステージアラウンド東京で初お目見え、公演は10月29日から年明けの10日まで!

2幕構成、1幕は、現代からタイムダイブするところから始まる。映像で、どんどん!没入感もあり、そして劇場は一気に誰も見たことがない中生代に。丁寧なナレーション、観劇したのは、解説付きアカデミックバージョン。地球の歴史がよくわかる説明、中生代は地質時代を三大区分したうちの2番目の時代。 古生代と新生代との間で、2億4700万年前から6500万年前まで。恐竜たちが闊歩する、その姿は本当にそこにいるかのようなリアルさ。舞台上は、その時代の森、シダが生えている、シダは古い植物で、この時代は花を咲かせる植物がまだなかった時代。そんな太古が眼前に。それだけでもミラクル。

恐竜の親子が出てきたり、ちょっとほっこりする場面も。草を食べたり、魚を取ったり、食べれば、出る!舞台上でフンもする(笑)、縄張り争いもあるし、求愛もある。恐竜の”生き様”を見る。時代が進むにつれて恐竜も少しずつ変わっていく。太古、CO2が多かったので地球は温暖だった、知識がなくてもわかりやすい言葉で解説が入るので、すんなり頭に入っていく。
20分の休憩を挟んで2幕は後期白亜紀から。大きな恐竜が横たわっている、衰弱している模様。そして自然界の掟、そんな場面もあり、大きな自然の摂理に思いをはせる。そして最後は無事に(笑)、現代へ!

数多くの恐竜が登場、詳しくなくても恐竜たちの名前は一度や二度は聞いたことがあるはず。とにかく動き方がリアル!もちろん、人類は誰も本物の恐竜は見たことがないのであるが、様々な研究が進み、ここまで再現することができるのは、まさに21世紀!!ゆっくり動いたり、激しく首を振ったり。恐竜ライブショーには違いないのだが、ショーを見ている、というより、その時代をほんのちょっとだけ体験している感覚。2幕のラストは…調べればわかることでもあり、ナレーションでも解説されていたが、白亜紀末に恐竜を絶滅させたのは6550万年前に落ちた隕石、この説は広く知られている。恐竜や地球上の約75%という多くの生物種を絶滅させたほどの”事件”。地球、自然、宇宙、その中で翻って現代、人間は生きているが、この太古から脈々と続いている、その延長線上に存在している。家族、絆、といったテーマもあり、それらを壮大なスケールで描く、「DINO-A-LIVE PREMIUM TIME DIVER」、百聞は一見にしかず。

一旦、幕が下り、それから撮影タイム、係が「撮影OK」というプラカードを掲げるので、カメラやスマホの用意を。恐竜たちが時代に関係なく、集合するので!また、本編で客席通路を恐竜が闊歩するが、もちろんこの撮影タイムでも!!運良く通路側に座っていたら、臨場感ハンパなし、撮影しようとすると恐竜たちが大きな口を開けるので!!また、舞台最前列ブロックは、いわゆる”かぶりつき”席。すぐそばに恐竜が迫る!大きな口を開ける、尖った歯が!!すぐそこに!!かなり怖いかもしれないが、恐竜ファンにはたまらない席、運良く座ったら、そのど迫力を体感しよう。後方に座ったなら、舞台全体が見渡せるので、映像演出などがしっかり見られる。雲、雨、雷雨、星、朝焼け、これらの映像が美しく、アートなので!蛍も飛ぶので!!
もう一つのバージョンは極力ナレーションを抑え、中生代に生きた恐竜のありのままの姿を描きあげる「ノンバーバルアートバージョン」。両方体験するのも一興。最先端の技術を駆使したステージ、日本だけに留まらず、2018年にはクウェートの王国博物館のロイヤルオープニングセレモニーに招聘され、これまでに40カ国以上からオファーがあるそうだが、それも納得のクオリティ。21世紀だからできること、生き物たちによる、生き物たちのための、生き物たちのライブステージ。ナレーションは小栗旬。

フォトセッションに応じる恐竜たち。

なお、お披露目終了後、会見が行われた。登壇したのは、スペシャルサポーターの田中直樹(ココリコ) 、制作からはON-ART代表の金丸賀也、そして演出の小栗了
最前列ブロックで感激していた田中直樹は興奮冷めやらぬ様子で開口一番「興奮しています、ドキドキしています、感動しています!」と一気に。そして「この日を迎えるまで、稽古も見てきて恐竜たちと一緒に過ごさせていただきました。初めて見て、感動、まさに”タイムダイブ”、そんな気持ちに。毎日を大事に生きようと、この地球に生きることに感謝」と語った。また、金丸賀也は「舞台上に生の植物、年季の入ったソテツを使っています。ここが苦労した点かな?奥にある植物は第二の主役です。中生代は恐竜が目立ってますが、ここにはとんでもない自然があった、そういうところを表現できた、素晴らしい劇場です」と語る。また、今回演出を手掛けた小栗了は「ここでのお仕事は初めてです。前半は…恐竜も緊張するんだなと(笑)、これから良くなっていきます。恐竜が本当にいるんじゃないかと感じてもらえるように作ったつもりです。本当に恐竜がいる、そこを感じていただけたら」と語り、田中直樹はそれを受けて「まさに非現実感、ここに来れば生きた恐竜に会える、生き物は大好きですが、実際に対面すると、恐竜たちから”気”の気配、”オーラ”を感じる、迫ってきた時のオーラが!!!生きているものから感じるオーラが!!是非、非現実の世界にタイムスリップしてください」と改めてよびかけた。
また記者席から質問、こだわりについて、金丸賀也は「前の席は間近に迫る!奥の席は全体像が見える。映像で恐竜たちが生きていた時代をどう表現するか、ダイナミックさ、手付かずの自然、温暖でCO2が高かったとか…迫力を映像に込めたい、抽象的な夢のシーンや恐竜の親の死のシーン、命の多様性、素晴らしさ、儚さを感じていただけたら」と語る。また田中直樹も「地球に生きてる自分を大事に、同じ地球、恐竜たちが生きていた地球、もっと地球を大事にしていけたら、生きている素晴らしさを子供達にも感じてもらえるように、ぜひとも多くの方に!」とPR(ここで田中直樹、仕事のため退席)。
またナレーションを実弟の小栗旬が担っていたが、「俳優としてきてもらっているので、『すみません、小栗さん、もう一度読んでいただけますか?』と。弟はナレーションは評判いいので。アカデミックバージョンとノンバーバルアートバージョン、違います。弟は(早い段階で)ホン読んでてくれた、ただ、映像を見ないでしゃべってるので、ちょっと変えたりしています。(恐竜好きですか?と聞かれて)恐竜は…実はそうでもなくって(笑)、恐竜のおもちゃはなかった。でも旬も父親なので、子供が喜ぶ仕事ということで」とコメント。そこで金丸賀也が「5年ぐらい前でしょうか、了さんとは…そのあとにナレーションが決まって」といい小栗了も「金丸さんのこのライブ、ヒカリエとか立川とか…皆勤賞で(笑)見てたので声かけていただいて嬉しかったですね。生きた恐竜が毎日ショーを!ちょっとずつ違う動きがあるかと。後方の席では映画を観た感覚、前と後ろでは見え方が違うので」といえば、金丸賀也も「こんなに違うのかって!奥からは綺麗に見えるので、すごい世界を体感できます!!」と締めて会見は終了した。

<ショップにはたくさんの恐竜たちが!>

可愛い。
リアル。

<「DINO-A-LIVE PREMIUM TIME DIVER」概要>
開催期間: 2021年10月29日〜2022年1月10日
会場 : IHI ステージアラウンド東京
公式HP:https://www.tbs.co.jp/stagearound/dino-a-live2021/
問合:ステージアラウンド専用ダイヤル TEL:0570‐084‐617 (11:00〜16:30)
主催:TBS / ディスクガレージ / ローソンエンタテインメント / 電通
コンテンツ・ショー・制作・出演:株式会社ON-ART