吉田鋼太郎 演出&出演、阿部寛主演! 彩の国シェイクスピア・シリーズ『ヘンリー八世』`22年9月再演! コメント到着

最強の王、 ふたたび——不都合な事実は、 つぶせ。 英国王室史上、 最もスキャンダラスな王ヘンリー八世。
絶対権威のためには容赦なく配下を切り捨て、 王妃を替える。 王をめぐるスキャンダルと、 その裏に交錯する欲望と謀略、 熾烈な地位争いが繰り返される。 2020年2月、 シリーズ第35弾として上演された『ヘンリー八世』は、世界的に大流行となった新型コロナウィルス感染症の感染拡大の余波を受けて、 終盤の公演が中止に。 無念の終幕——。 あれから2年半。 再演を誓ったキャスト・スタッフがふたたび集結し、 この9月に復活!!

あらすじ
舞台は16世紀の英国王宮。 ヘンリー八世の寵愛を受け、 出世のために策略をめぐらす高慢な枢機卿ウルジーは王侯貴族たちの非難の的になっている。 ある晩、 ウルジーが催す晩餐会で王は王妃キャサリンに仕える女官アン・ブリンに心を奪われる。 王は王妃との結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすが、 宗教や複雑な国際問題が絡み、 歴史的な問題へと展開していく——

埼玉公演は2022年9月16日~9月25日彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演、 その後愛知、 大阪、 北九州、 宮城公演あり。 埼玉公演のチケットの一般発売は7月9日発売。

コメント
演出・出演:吉田鋼太郎
約2年前、 公演中にコロナで中止が決まり、 どうにも気持ちの落ち着かせどころが見つからず、 帰るに帰れず楽屋でコーヒーなど啜っていると、 1人又1人、同じ気持の役者達がゾロゾロと集まって来て
「悔しいですね。 地方公演も全部ダメらしいです。」
「なんともなりませんかね。」
と泣き事を並べている内、 阿部ちゃんもやって来たので、 何しろ多忙の阿部ちゃんなのでダメ元で
「阿部ちゃん、 もっかいやろうよ」
と持ちかけてみると意外にも
「やりましょうよ」
と言ってくれた。
ような気がした。
後日その旨確認するとやはりやってくれるらしい。
出演者達全員にも再演の意思を訊ねたら全員やると言っている。
つまりこの再演はあれこれ試行錯誤の後に決まったのではなく、 ほぼ中止が決まった時点で動き始めた企画という事になる。
出演者も初演と99%同じメンバーで、 皆、満を持している。
阿部寛のキングはじめ、 更にパワーアップ、 更に想いが深くなっていく『ヘンリー八世』、 ご期待下さい。

主演:阿部寛
あの血が煮えたぎるようなシェイクスピアの世界に再び戻れることに今からワクワクしています。
2年前コロナで中止になった時、 悔しさと同時にこれも1つのチャンスだと思った。
案の定その日に鋼太郎さんが俺に再演の話を持ちかけてくれた。 もちろん「やりましょう」と答えた。
あの日からずっと自分の中のヘンリー八世は続いている。
しかもほぼ全員が同じキャストでやれることに感謝している。
今度のヘンリーはさらなる進化を遂げることになるだろう。
楽しみで仕方がない。

概要
彩の国さいたまシェイクスピアシリーズ
『ヘンリー八世』
スタッフ
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)

キャスト
ヘンリー八世:阿部 寛
枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎
トマス・クランマー:金子大地
キャサリン:宮本裕子
アン・ブリン:山谷花純
バッキンガム公爵:谷田 歩
ノーフォーク公爵:河内大和

大石継太 間宮啓行 廣田高志 工藤俊作 櫻井章喜 塚本幸男 飯田邦博 二反田雅澄 杉本凌士 水口てつ 佐々木誠 松本こうせい 大河原啓介 鈴木彰紀 齋藤慎平 松尾竜兵
石井 咲 古庄美和 山田美波 坂田周子 沢海陽子 悠木つかさ
演奏:サミエル

埼玉公演
期間 会場:2022年9月16日(金)~9月25日(日)  彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団、 ホリプロ
企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会
問合:0570-064-939(休館日除 10:00-19:00) https://www.saf.or.jp
※愛知、 大阪、 北九州、 宮城 公演あり

公式HP https://horipro-stage.jp/stage/henry82022/
公式Twitter https://twitter.com/Shakespeare_sss

舞台撮影:渡部孝弘