WOWOW オリジナルドラマ「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4 ニン~」トークイベントレポート!

WOWOWオリジナルドラマ×舞台プロジェクト「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」(1月24日深夜00:00スタート)のトークイベントが17日、東京の日本科学未来館で行われ、ドラマと舞台に出演する三浦翔平、崎山つばさ、須賀健太が出席した。

左から須賀健太、三浦翔平、崎山つばさ

ヒットメーカー・鈴木おさむが、ドラマの脚本と舞台の脚本・演出を手掛ける注目のプロジェクト。火星移住計画に選ばれた、年齢・性別・職業もバラバラの24人。6つのラボに4人ずつ分けられ、共同生活を営むことになるが、徐々に彼らの隠された秘密が炙り出されていく。ドラマ版は全6話のオムニバス形式で描かれ、仲村トオル、要潤、広末涼子、矢本悠馬、斎藤工、三浦翔平がそれぞれ主演する。

第6話主演の三浦は「初日にリハーサルを4時間やって、その後に本番の撮影に入って2日間回しっぱなし。映像作品だけれど舞台チックな撮り方で、自分にとって初めての試みでした。それだけに2日間の撮影が終わった後はぐったり。2日間という撮影期間もあり、共演者とも一致団結したと思ったらすぐに終わってしまいました」と濃密な収録を振り返った。

仲村トオル主演の第1話に出演する崎山は「撮影初日にリハをみっちりしたら、撮影前のその段階でやり終えた感があった」と笑いつつ、仲村ら共演者とは「初共演だったので、積極的に質問しました。過去に『ビー・バップ・ハイスクール』を役作りの参考にしたことがあったので、仲村さんにその話をできたのが嬉しかった」と喜んだ。

要潤主演の第2話に出演する須賀は「僕らの回は特にアドリブが多かったようで、中でも小手伸也さんのアドリブが凄くて。アドリブの応酬の緊張感もあり、撮影が終わったときはぐったりしていました」と撮影の舞台裏を明かした。

過去に鈴木おさむ作品に出演している三浦は、今回の脚本について「一見ふざけているようで、真面目に描かれているので、それを演じるのはかなり大変でした。求められているものはわかるけれど、それをどう表現すればいいのかと」と苦労もあったよう。崎山は「4人の会話劇なので、セリフ量が多い。演じる上ではセリフをしっかりと覚えて、遊ばなければと思った」と心構えを吐露した。

鈴木おさむとは連続ドラマ『人にやさしく』以来17年ぶりにタッグを組む須賀は「再び呼んでいただけたことが嬉しくて、成長したところを見せたいと思いました。でもあの頃の方が良かったと思われるのはイヤだったので、変なプレッシャーもありました」とラブコールに緊張の面持ちだった。

またドラマの内容にちなんで「火星には行きたい?」と聞かれた3人は、すかさず二つ返事かと思いきや「身の安全とかどうなの?」「食べ物とかは?」「地球からどれくらいかかるの?」とリアルに不安げ。須賀は「仲のいい4人で行くのもイヤだな。喧嘩しそう」と後ろ向きで、三浦も「片道切符はちょっと…嫌だな」と同感。崎山は「興味はあります」と前向きかと思いきや「半年かけて行って3日滞在して、そこからまた半年かけて帰ってこられるなら」と“三泊一年旅行”を希望し、3人とも異口同音に「火星には行きたくない」という結果に。すかさず三浦は「もしかすると今後、火星に行く人が実際にいると思うので、我々は今回のドラマを通してそういった方々を応援できれば」とエールを送る側を選択していた。

最後に放送と舞台化に向けて三浦は「WOWOWのオリジナルドラマと舞台が連動する試みは初めてで不安もあるけれど、ドラマを全話観て舞台を見るとすべてが完結する作りになっているので、ぜひ両方楽しんでほしい」とアピール。第1話に出演している崎山は、トップバッターということで「今年一番面白いドラマができました!第一話は間違いなく面白いです!」と必死にPR。須賀は「ドラマの放送順とそれぞれのエピソードの時間軸はバラバラなので、全話観た後に時系列順に改めて観てもらうとまた違った面白さがある。さらに舞台を見るとドラマとのリンクも楽しめるはず」と両作品の視聴ポイントを伝授していた。

左から須賀健太、三浦翔平、崎山つばさ

■番組情報

タイトル:WOWOWオリジナルドラマ「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」
1月24日(金)スタート(全6話) [第1話無料放送]
毎週金曜 深夜0時(24時)よりWOWOWプライムにて放送

<ストーリー>
時は2030年。世界中が火星移住計画を実行していく中、ようやく日本でも、航空宇宙センターWASAがプロジェクトの実行に乗り出した。
一度火星に送られたら二度と地球には戻れない片道チケットの計画であるにもかかわらず応募者は数千人に及び、WASAはオーディションを重ね、最終的に性別、年齢、職業もさまざまな24人が選ばれた。彼らは6つのラボに4人ずつ分けられて火星での共同生活に挑むことになる。
そして、WASAの部長・坂本(高橋克実)と秘書・品田(八嶋智人)から、それぞれのラボにあるミッションが課せられていく。しかし、人類の未来が託された壮大な計画をよそに、たった4人の密室で巻き起こるのは宇宙一スケールの小さな小競り合いばかり。果たして、地球を捨ててまで火星に移住したいという、彼らに隠されたそのワケとは一体?そして、このプロジェクトの結末は?

監督:佐藤祐市、植田泰史、本間利幸
脚本:鈴木おさむ
音楽:日向萌
原案:中村亮太
アソシエイトプロデューサー:栗原美和子
プロデューサー:羽鳥健一、中村亮太
製作:WOWOW、共同テレビ
各話主演:仲村トオル(第1話)、要潤(第2話)、広末涼子(第3話)、矢本悠馬(第4話)、斎藤工(第5話)、三浦翔平(第6話)
全話出演:高橋克実、八嶋智人
出演:浅香航大、明日花キララ、池田鉄洋、小野塚勇人、笠原秀幸、加藤諒、小手伸也、崎山つばさ、白石聖、須賀健太、
高岡早紀、竹達彩奈、玉城ティナ、徳永えり、丸山智己、峯村リエ、森田甘路、山口紗弥加

特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/erabareshi4nin/ 公式ツイッター:@erabareshi4nin

■舞台情報
舞台『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』
5 月16 日~24 日東京・サンシャイン劇場
5 月30 日、31 日大阪・サンケイホールブリーゼ
脚本・演出/鈴木おさむ
出演/三浦翔平、矢本悠馬、崎山つばさ、須賀健太
舞台版公式サイト https://stage-erabareshi4nin.com