木村達成, 須賀健太, 早見あかり, 安蘭けい 9&10月上演舞台『血の婚礼』 チラシビジュアル&PV”激情編”公開! 安蘭けい「#血の婚礼ラジオ 」7/11スタート! 演出&音楽コメント_

今秋9・10月に東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演されるスペインを舞台にした愛の悲劇『血の婚礼』。宣材&PV”激情編”が公開された。また、安蘭けいによる「#血の婚礼ラジオ」がホリプロステージYoutubeチャンネルにて7月11日よりスタートする。

抑えきれない愛と衝動を描いた本作。花嫁の元恋人であるレオナルド役の木村達成、レオナルドに花嫁を奪われてしまう花婿役の須賀健太、二人の間で揺れ動く花嫁役、早見あかり。3名それぞれの愛が絡みあい交差する様子を体現したビジュアル。
衣裳は演出の杉原邦生のアイディアにより、TSUMORI CHISATOコレクションを使用。鮮やかな色味でアーティスティックな雰囲気だ。

花婿の母親役である安蘭けいは、カラフルな衣裳を纏いながらもどこか不穏さも感じさせる、狂気に満ちた母親像となっている。

Twitteにて“官能編”と“激情編”の部分映像のみ公開されていたが、支持の多かった激情編が完成。音楽は、角銅真実、古川麦、HAMAの手によりこの映像のためのオリジナル曲が使用されている。

安蘭けい パーソナリティ「#血の婚礼ラジオ」スタート!
作品に関することや、自身の最近近況など、安蘭けいが自由にトークを繰り広げる。第1回は7月11日19:00より、https://www.youtube.com/user/hpot001にて配信。第2回配信は7月下旬以降に_

観劇チケット付、スペシャルトークショー開催
観劇チケット付スペシャルトークショーが8月10日に東京會舘にて開催。木村達成、須賀健太、早見あかり、安蘭けい、演出の杉原邦生が登壇。
販売期間は7月8日より7月31日23:59まで、予定枚数に達し次第販売終了。詳細:https://horipro-stage.jp/event/chinokonrei20220701/

コメント
演出:杉原邦生
当たり前のことだけれど、人の〈おもい〉というものは目に見えない。その〈おもい〉の強さ、大きさ、優劣をはかることもできない。だからこそ、人はその〈おもい〉を疑い、蔑み、正否をつけようとする。この世界から争いが消えることのない理由がそこにあると、たとえ気づいていたとしても―――。
詩人ガルシーア・ロルカの言葉で紡がれるこの物語は、人と人とのあいだに交錯する〈おもい〉の美しさと醜さ、豊かさと愚かさ、そして、熱さと冷ややかさを色鮮やかに描き出します。若者たちが命をかけてぶつかり、走り、交わりあうその儚さに、現代を生きる僕たちは何をおもうのでしょうか。
素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと共につくりあげる新たな『血の婚礼』に、どうぞご期待ください。
プロフィール
1982年生まれ。演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。
京都造形芸術大学(現・京都芸術大学) 映像・舞台芸術学科、同 大学院 芸術研究科 修士課程修了。主な演出作品は、『エンジェルス・イン・アメリカ 第一部「至福千年紀が近づく」第二部「ペレストロイカ」』、最古のテキスト“Q1”バージョンを新訳で上演した『ハムレット』、大学の恩師でもある太田省吾の名作を鮮烈に蘇らせた『更地』『水の駅』など。歴史的な文脈を踏まえつつ歌舞伎演目の現代化を試みる劇団・木ノ下歌舞伎には06年から17年5月まで企画員として参加し『勧進帳』『東海道四谷怪談―通し上演―』『三人吉三』など11演目を演出。海外での上演は13年『三番叟』でチリ、16年『黒塚』と18年『勧進帳』でフランス・パリより招聘を受け、いずれも好評を得た。18年(平成29年度)第36回京都府文化賞奨励賞受賞。近年の演出作品は、スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』、KUNIO15『グリークス』、シアターコクーン『ライブ配信のための演劇「プレイタイム」』、PARCO劇場オープニング・シリーズ『藪原検校』、さいたまゴールドシアター最終公演『水の駅』など多数。

音楽:角銅真実
また新たな物語への旅にお誘いいただいて、とてもわくわくしています。
そこに浮かび上がる人間の姿、物語の芯へ響けるように十分に耳を澄ませて取り組めたらと思っています。
プロフィール
音楽家、打楽器奏者。
長崎県生まれ。マリンバをはじめとする様々な打楽器、自身の声、身の回りのものを用いて、自由な表現活動を展開している。
自身のソロ以外にバンドceroをはじめ様々なアーティストのライブサポート、レコーディングに携わるほか、舞台や映像作品への音楽制作も行っている。
2020年1月、初めて「うた」にフォーカスしたアルバム『oar』(ユニバーサルミュージック)を発表。

音楽:古川麦
今回角銅真実さんと二人で音楽を担当させてもらうことになり、久しぶりの舞台音楽ということでとても楽しみにしています。「血の婚礼」原作の舞台はスペインで、スペインと言えば自分が弾くクラシックギターが多く作られている土地でもあり、ロルカによる激しく情熱的なようで冷めてもいる不思議な世界観にギターの音色はきっとピッタリ合うことでしょう。ただ原作の雰囲気を大事にし過ぎて現代の自分たちと遠いお話になってしまわないように、何か私たちらしい音を、角銅さん、演奏担当するHAMAさん、巌裕美子さんと共に作っていきたいと思います!
プロフィール
1984年8月27日カリフォルニア生まれ。日本、オーストラリアで育つ。シンガー、ギタリスト、トランペット/ホルン、作・編曲など多岐に渡って活動する。日本国内にとどまらず、台湾など、海外でのライブも多い。どのジャンルの枠にも収まらない唯一無二の凝った楽曲センス、確かな演奏技術、温かみのある歌声で、多くの人を魅了している。サポートとしてcero(トランペット/コーラスなど)に参加。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒。2022年7月3rdアルバム「Xìn」をリリース。

概要
舞台『血の婚礼』
東京:2022年9月15日(木)~10月2日(日) Bunkamuraシアターコクーン
主催・企画制作:ホリプロ
大阪:2022年10月15日(土)~16日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
主催:梅田芸術劇場
スタッフ
原作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
翻訳:田尻陽一
演出:杉原邦生
音楽:角銅真実、古川麦
美術:トラフ建築設計事務所/照明:齋藤茂男/
音響:稲住祐平(エス・シー・アライアンス)/衣裳:早川すみれ(KiKi inc)/
ヘアメイク:国府田圭/振付:長谷川風立子(プロジェクト大山)/
殺陣:六本木康弘/演出助手:河合範子/舞台監督:足立充章
キャスト
木村達成
須賀健太
早見あかり
南沢奈央
吉見一豊、内田淳子、大西多摩恵、出口稚子、皆藤空良、
安蘭けい
演奏
古川麦、HAMA、巌裕美子

公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/chinokonrei2022/