湖月わたる, 水夏希, 珠城りょう, 夢咲ねね, 蘭乃はな, 花乃まりあ, 真琴つばさ, 久世星佳, 豪華宝塚OG出演!極上のミステリー劇「8 人の女たち」コメントも到着!疑心暗鬼、密室、誰が怪しい??

湖月わたる,水 夏希,珠城りょう,夢咲ねね,蘭乃はな,花乃まりあ,真琴つばさ,久世星佳が出演する『8人の女たち』が始まる。なお、9月3日17:00、配信も用意されているので!!

本作はフランス戯曲で、2002年にフランス映画で有名となった作品。
ベルリン国際映画祭ではカトリーヌ・ドヌーヴを含む8人の女優全員が銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)を受賞。
フランソワ・オゾン監督によるミュージカル映画化も話題になった傑作戯曲を、元宝塚歌劇団トップスターたちの豪華顔合わせによって、ストレートプレイ版として上演する。

舞台は1950年代フランス。クリスマスイヴの朝、雪に閉ざされた大邸宅で一家の主マルセルが刺殺。彼の妻ギャビーや二人の娘ら屋敷に集まった8人の女性たちは一転、全員が容疑者に。お互いが疑心暗鬼に陥るなか、 妖しくも美しき8人の女たちの謎めいた秘密と嘘がつぎつぎと明かされる。犯人は誰なのか!?
かっこいいオープニングの後、物語が始まる。このオープニングがスタイリッシュなので、その後の展開も、と思いきや、なので、このオープニングに引っ張られないように(笑)。マミー(真琴つばさ)が車椅子で登場、壁がぐるっと…ワイン、ワイン、ワイン!!にっこり笑ってワインを飲む、相当お好きな様子だ。それから、マルセル家のメイド・シャネル(久世星佳)がやってきて「お嬢様よ!」と。

そして新人メイドのルイーズ(夢咲ねね)登場、なんだかだるそうな(笑)。それから、ギャビー(湖月わたる)、マルセルの妻、それから長女のシュゾン役(蘭乃はな)、次女のカトリーヌ(花乃まりあ)、ギャビーの妹のオーギュスティーヌ(水夏希)、女性が7人揃えば、何かと騒々しい。このわちゃわちゃしている様子をじっと見るとそれぞれの関係性や感情が垣間見える。ギャビーとオーギュスティーヌ、見た目は対照的な姉妹、イマイチ仲は良くなさそうな。季節は冬、クリスマスを祝うために集まった女たち。そんな折にメイドのルイーズの悲鳴が!!「きゃーーーーーー!!!!」なんと、この館の主人であるマルセルが背中を短剣で刺され死んでいる!!カトリーヌは部屋に鍵をかけ、番犬が吠えなかったことから犯人はこの中にいると判断。電話線は切られており外部に連絡はとれない、警察呼べない状況。疑心暗鬼に囚われていく女たち。そんな折にマルセルの妹のピエレット(珠城りょう)がやってくる。派手な身なり、お色気ムンムン、タバコをふかす。


癖のありすぎる面々、曲者感満載のマミー(いきなり車椅子から立ち上がるシーンは思わず笑いが)、プライド高そうなギャビー、メガネをかけてエキセントリックなオーギュスティーヌ、大人なシュゾンと、まだ子供っぽいカトリーヌ、色っぽさを見せるルイーズ、きちっとしたメイドのシャネルetc.キャスト陣がキャラクターにハマってて、時々、取っ組み合いの諍いを起こしたりするシーンは、ちょっと笑えたりする。そして次第に明らかになっていく、各々の思惑や隠された事実、関係性、そして衝撃のラストへと進んでいく。

この物語に男性は登場しない。唯一の男性はこの館の主人・マルセルだが、会話の中でのみ語られるだけ。つまり、男性の存在を消して登場人物を女性のみにしているところがポイント。男性がいると女性はそのために態度が変わったりする。女性だけ、故に彼女たちの本音や本当の姿が炙り出される。華麗で綺麗な”仮面”の下に隠されたものを観客は垣間見る。途中でなんとなくオチも見えるかもしれないし、ミュージカル映画を見たことがあれば、結末もわかるが、皆、宝塚出身でトップスター経験者、芸達者で、随所で見せ所を作る。また、宝塚ファンなら、それぞれ、どこの組の出身かはわかっているので、現役時代ならあり得ない絡みや共演もあり、そこはお楽しみポイント。怖いもの見たさに観るのも一興、

上演台本・演出/板垣恭一
ありそうでなかったお芝居が生まれたかも知れません。そのチャンスを与えてくれた梅田芸術劇場に感謝。演出家の要望に身 体を張って応えてくれたキャストたちに感謝。様々なアイディアを提案してくれたスタッフたちに感謝。何よりこの演目を楽しみに してくださっている観客のみなさまに感謝。ご来場ご視聴、どちらもお待ちしております。

湖月わたる/ギャビー役 (殺されたマルセルの妻。ジュゾンとカトリーヌの母)


今回のギャビー役は私にとって、とても大きな挑戦です。妻・母・娘・姉・義姉としてのプライドを、秘密を、必死に守ろうとする 彼女… 演出の板垣さんが、ここまで来たらとにかく楽しんで!と仰ってくださったので、カンパニーの皆さんと楽しみながら、思い切って 演じたいと思います。劇場で、配信で、お楽しみいただけたら嬉しいです!

水夏希/オーギュスティーヌ役(マミーの娘。ギャビーの妹)

宝塚 OG のみのストレートプレイ。 初の試みに精一杯挑みます!とは言え、そんな事関係なく一人の俳優として、人間味溢れたオーギュスティーヌを演じきりた いと思います。

珠城りょう/ピエレット役 (マルセルの妹)

まずはマスコミ関係の皆様、お忙しい中公開ゲネプロにお越し頂きありがとうございます。無事に初日を迎える事が出来て嬉 しく思います。私にとって初挑戦のストレートプレイ。個性溢れるキャストの皆さんとハラハラドキドキする時間をお届けしたいで す!皆様に心から楽しんでいただけます様に。

夢咲ねね/ルイーズ役 (マルセル家の新しいメイド)

いよいよ稽古期間を終えて初日を迎えられます。早く皆さまに観ていただきたい!8 人の女たちのどの目線でも楽しめますし 愛おしい 8 人です。どうか劇場にこの閉ざされたお屋敷を体験しにいらしてください。

蘭乃はな/シュゾン役 (マルセルとギャビーの長女)

ついに初日の幕があがります。奇跡のような時間を過ごせることに感謝し、お稽古で積み上げたものを本番で昇華していきた いです。お客様に楽しんで頂けましたらこれ以上の幸せはありません。「8 人の女たち」をどうぞよろしくお願いします。

花乃まりあ/カトリーヌ役(マルセルとギャビーの次女)

熱く刺激的なお稽古期間を経て、今はただただ無事に初日を迎えられることを祈っています。 演じている私自身も楽しくてたまらないこの作品。劇場で一緒に推理していただける日が待ち遠しいです!

真琴つばさ/マミー役 (ギャビーとオーギュスティーヌの母)

衣装とセットと演出家の板垣さんの斬新なアイデア!いままでの舞台でも映画でもない、宝塚 OG ならではの「8 人の女た ち」を堪能していただけたらと思います!

久世星佳/シャネル役 (マルセル家のメイド)

本日は「8人の女たち」、公開GPにお越し頂きありがとうございます。 宝塚で育った年代バラバラの卒業生8人。果たしてそれぞれがどんな色を舞台上で紡ぎ出すのか、お楽しみ頂ければ幸い です。

概要
公演名 『8人の女たち』
日程・会場:
東京:2022年8月27日 (土)~9月4日 (日)  サンシャイン劇場
大阪:2022年9月9日(金)~12日(月)  梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
原作:《 HUIT FEMMES 》by Robert THOMAS
上演台本・演出=板垣恭一
出演:湖月わたる 水 夏希 珠城りょう 夢咲ねね 蘭乃はな 花乃まりあ 真琴つばさ 久世星佳
企画・制作・主催:梅田芸術劇場
著作権代理:(株)フランス著作権事務所
問合:東京:0570-077-039 大阪:06-6377-3888 (10:00~18:00)

公式HP:https://www.umegei.com/8femmes/