瀬戸宏,谷佳樹,堤幸彦アフタートーク登壇 CEDAR Produce vol.10「逃亡」上演

話題作、中国の作家・高行健の戯曲『逃亡』の上演はすでに発表されているが、アフタートークなどの詳細が公開された。
アフタートークの内容・日程は以下の通り。翻訳の瀬戸宏、俳優の谷佳樹、映画監督・演出家の堤幸彦がアフタートークに登壇。

アフタートーク日程
7月27日(木)19:00 舞台『逃亡』の背景 瀬戸宏(翻訳家・摂南大学名誉教授)×松森望宏(演出家)
7月28日(金)14:00 CEDARの演劇 谷佳樹(俳優)×桧山征翔(俳優)
7月28日(金)19:00 出演者によるクロストーク 和田琢磨×希代彩×桧山征翔 MC桧山
7月29日(土)18:00 出演者によるクロストーク 和田琢磨×希代彩×桧山征翔 MC桧山
7月30日(日)13:00 革命 堤幸彦(映画監督・演出家)×松森望宏(演出家)

瀬戸宏
谷佳樹
堤幸彦

物語はとある共産国家での出来事。民主化を求め学生達が広場でデモを起こしていた。軍の弾圧によりデモ隊に銃声が響き、若者の革命への夢は暴力により打ち砕かれていく。青年(桧山征翔)と娘(希代彩)は銃弾を逃れ必死で逃走。逃げ 込んだのは暗く湿った倉庫。そこにやってくる自称作家の中年(和田琢磨)。3人は死に直面しながら【生きている実感】とは何なのかをひたすらに考え求め続けていく。
高行健は人間の生命力の煌めく炎と、激動の時代の混乱をひるむことなく直視し、人間の究極的な尊厳に真っ向から向き合う。
この壮絶な人間ドラマを、この作品のためにあえて選定した下北沢OFF・OFFシアターという限られた小空間の中で、 濃密で純度の高い人間ドラマをお届けするべくCEDARが挑む。
登場人物は中年・娘・青年の3人。作家であり当局から目をつけられている中年役に2.5次元舞台からストレートプレイまで幅 広く活躍する和田琢磨。デモ隊では拡声器で演説をしていた女優志望の娘役に映画『JKエレジー』で主演を務め、今注目を 集める女優希代彩。理想の革命と現実の狭間で葛藤する青年役にCEDARの桧山征翔。三人の織り成す激しくも切ない人間ドラマを小空間で。演出は松森望宏が務める。

概要
CEDAR Produce vol.10「逃亡」
日程・会場:2023年7月26日(水)~30日(日) OFF・OFFシアター(下北沢) ※上演時間 約90分
作:高行健 (ガオ・シンジェン Gao Xingjian)
翻訳:瀬戸宏
演出:松森望宏
出演:和田琢磨 希代彩 桧山征翔
スタッフ:
美術:いとうすずらん 音楽・音響:西川裕一 照明:南雲舞子 衣裳:堀井香苗
演出助手:石川大輔 票券:西野優希 舞台監督:小川陽子/杉山小夜
宣伝美術:飛田庸徳
企画・制作:一般社団法人CEDAR

CEDAR公式サイト:https://www.cedar-produce.com