サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念公演 オペラ・ガラ・コンサート まもなく開催

サントリーホール オペラ・アカデミー創設30周年を祝う二夜連続のオペラ・ガラ。『蝶々夫人』と『ファルスタッフ』のハイライトを演奏会形式で開催。3月21日と22日の2日間、ブルーローズ(小ホール)にて。

サントリーホール主催事業「ホール・オペラ<small>(R)</small>」に出演する世界的音楽家から直接学べる場を若い歌手たちに提供する目的で1993年に発足した「サントリーホール オペラ・アカデミー」は、今年で30周年。
`11年からは、本アカデミーの創設者の一人で、元世界的テノール歌手のジュゼッペ・サッバティーニがエグゼクティブ・ファカルティに就任、本アカデミー草創期の受講生を含む7名のコーチング・ファカルティとともに、これまでに国内外のオペラ・プロダクションで活躍する修了生を多数輩出。

第1夜は`24年に没後100年を迎えるイタリアのオペラ作曲家、プッチーニの作品を取り上げます。前半はイタリアのプッチーニ音楽祭や東京二期会『トゥーランドット』で題名役を務めた土屋優子(ソプラノ)らが出演、本アカデミーにゆかりの深い演出家・田口道子が構成し自ら語りを務める『蝶々夫人』ハイライト(演奏会形式)では、`19年に同オペラの題名役で藤原歌劇団にデビュー以来、プリマドンナとして躍進する迫田美帆(ソプラノ)が主演。井上道義指揮のマーラー:交響曲第2番および第3番のアルト・ソリスト代役抜擢で好評を博した林眞暎(メゾ・ソプラノ)や、東京・春・音楽祭でムーティに認められた石井基幾(テノール)らと共演します。

サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念公演
オペラ・ガラ・コンサート 第1夜
2024年3月21日(木) 19:00
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

オペラ・アカデミー修了コンサートよりアンコール風景 撮影:池上直哉

第2夜はオペラ・ガラらしく様々な歌手によるアリアや重唱に加え、後半では、本アカデミーの修了コンサートでアンコールの定番となっていた縁の深いオペラ作品、ヴェルディ:オペラ『ファルスタッフ』第3幕第2場(演奏会形式)を、本アカデミーが誇る豪華キャストでお届けします。サッバティーニ自らが本公演のために特別にタイトルロールを務め、国内外で活躍する旬の実力派歌手が集結、本アカデミー公演ならではの粒立ちの良いイタリア語の言葉さばきや、同じメソッドに基づいた緻密なアンサンブルをお楽しみいただけることでしょう。合唱パートには、現役受講生であるプリマヴェーラ・コース第7期生や修了生が参加します。
サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念公演
オペラ・ガラ・コンサート 第2夜
2024年3月22日(金) 19:00
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

二夜連続の華やかなガラ・コンサートを、本アカデミー公演ではおなじみの朝岡聡が軽妙かつ的確にナビゲート、音楽面では、コーチング・ファカルティの古藤田みゆき(ピアノ)がしっかりと支える。

主催:サントリーホール
協賛:リベラ株式会社

公式URL: https://suntory.jp/HALL/