大人気体験型ファンタジーショー「スラバのスノーショー」 3 年ぶりに今夏開催!会見では自由なパフォーマンスを披露!

2014 年、2016 年と日本公演を開催し、見るものを魅了 した体験型ファンタジー「スラバのスノーショー」が 2019年7月19日より、3 年ぶりに開催されることが 決定!!
本公演に出演するのは、動きと表情だけで喜怒哀楽を表現するクラウン(道化師)のみで、セリフは一切ない。冒頭、深刻な表情で首にロープを巻き付けたクラウンが登場し、ほかのクラウンたちと コミカルな芸を積み重ね、動きと表情だけで人間の喜怒哀楽を表現していく。クラウンたちの観客を巻き込んだ掛け合いや、蜘蛛の巣に見立てた糸や紙吹雪が客席を覆い尽くすダイナミックな演出は見る者を圧倒し、世界各国で絶賛されている。
本作は、世界的に著名なクラウン(道化師)であり、シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア」 の一場面を制作担当した、スラバ・ポルニンが作・演出する“体感型ファンタジーショー”。 1993 年の初演以降全世界で楽しまれ、英でその年最も優れた演劇・オペラに送られる「ローレンス・オリヴィエ賞」など、世界 9 カ国で 20 以上の国際演劇賞を受賞し、世界 35 カ国以 上で 700 万人以上を動員している。
そんな大人気公演が 3 年ぶりに日本にやってくる!
公演に先駆けて取材会が都内で行われた。

4月3日(水)にスラバ・ポルニンとクラウンの一人(息子)が来日、時間になり会見が始まる・・・・・はずなのにパフォーマンス、おどけてみたり、ウロウロしたり、ふざけてみたり、片時もじっとしていない!思わず、皆、シャッターを切る、後ろのスタッフも笑いながらみている!もうやりたい放題な出だし。それからおもむろに会見が始まった。スラバ・ポルニンは赤い鼻を取り、会見に臨んだ(赤い鼻を付けているとしゃべれない、という設定)。

今回の日本公演への思いについて「日本は別の惑星、別の国」と語り「日本にくると『不思議の国のアリス』になった気持ち」と来日の感想を述べた。さらに来日を「楽しみにしていた」と言い、ちょうどこの会見の日は天候にも恵まれ「日本は桜の園」と語り、さらに「素晴らしい桜の幸せなイメージ、公演するのは幸せです」と喜びを語る。また日本から「繊細な心を学んだ」と言い日本人の仕事ぶりについても「完璧な仕事、細かい仕事ぶりに学ばせていただいている」とコメントした。クラウンの動きは大仰ではなく、繊細でエモーショナル、芸術的な動きで、一つ一つの動きが丁寧かつ周囲の空気を変えるほどの表現力。この最高水準のパフォーマンスは絶え間なく続けている努力の賜物。スラバ・ポルニンは「アカデミー・オブ・フールズ」という芸術活動を主宰し、その拠点としてパリの郊外に「ムーラン・ジョーン」という施設を運営し、毎年芸術フェスティバルを開催している。そこでは、毎回工夫を凝らしたパフォーマンスがみられるそう。

今回の日本での公演については「事前にあらすじは教えません」と言い「驚いてお祭りの雰囲気に、(観客は)巻き込まれるようになり・・・・・・公演は一つの口実にすぎないのです。お客様と共に祝祭を作りたい」と抱負を語る。そして25年の間にリピータも増えたそうで何度も足を運ぶファンが多いそう。さらにクラウンは「子供と同じ、5歳児と同じです。一緒にお祭りを楽しんでいます。日本のお客様は大好き!」と語る。

この会見の間中に実は・・・・・もう一人のクラウンが気ままに楽しんで!この出で立ちについては「何言ってるの?何言ってるの?で耳が大きくなり、遠くへ行きたい、遠くへ行きたいと思っているうちに足が長くなった」とのこと。クラウンは人数が決まっていないそうで「どんどん増えていく」と言う。そう、クラウンになりたければ!スラバによると『みんながクラウン』、「舞台と観客の垣根がないので(誰もが)クラウンになれるんです」と言い集まった報道陣にも「クラウンになりたい日を教えてください」と呼びかけた。これは楽しそう!「劇場は遊び場」とコメント。そして「喜劇やファンタジーに関わっている人は皆、ファミリー」と語る。そしてハワイでの公演、「ハワイにスノーショーを持っていくのが好き、子供達に雪を!」とコメント、ハワイは言わずと知れた常夏、雪をみたこともない子供が多い。そんな彼らは初めて目にする雪が・・・・・・ズバリ、これ!

また、この「スノーショー」がどうやって生まれているのかについての質問があり、本を広げてくれたが、その本をみると写真でも十分伝わる彼の『実験』が伝わる。アイディアが浮かべば即、実験してこれを観客に見せる、それがうまくいけば世界に紹介する。世界トップレベルのパフォーマンス、これを見逃すのは惜しい!まずは劇場で体感!
なお、会見の後は庭に出て撮影会!間近でみるパフォーマンス、これは正直楽しい!

<スラバ・ポルニン(作・演出)とは>
1950 年にロシアのノヴォシリという地方の小さな町で生まれたスラ バ・ポルニンは、チャップリンやキートンといったコメディアンに憧 れて育つ。17 歳のときにサンクトペテルブルクに移ってパントマイ ムの修行を積み、80 年代にはストリートを舞台にさまざまな芸術活 動を企画・制作した。その後、1993 年に「スラバのスノーショー」 を企画する。94 ~ 96 年には、「シルク・ドゥ・ソレイユ」に参加。 「アレグリア」の一場面を演出し、世界的な名声を得る。一方、「ア カデミー・オブ・フールズ」という芸術活動を主宰し、その拠点とし てパリの郊外に「ムーラン・ジョーン」という施設を運営し、毎年芸術フェスティバルを開催している。2013 年には、サンクトペテルブルグの国立サーカスの 芸術監督にも就任。名実ともに道化師界の巨匠であり、ロシアを代表するトップクリエータ ーの一人。

【公演概要】
<大阪公演>
7 月 19 日〜 8 月 7 日大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホー ル
<東京公演>
8 月 10 日〜 8 月 25 日東京・シアター1010

公式HP:http://slavasnowshow.jp/