ーー新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となった当団公演「Dance Speaks」において上演予定であったクルト・ヨース振付「緑のテーブル」より、印象的なテーブルシーンの一部を自宅待機中のダンサーたちが再現した映像を公開！ーー
「緑のテーブル」は、天才舞踊家ピナ・バウシュが師と仰いだドイツ出身の振付家クルト・ヨースが1932年に創った作品。戦争に対する強い抗議を表現していることから「反戦バレエ」と称され、世界的に評価されている傑作。
また、その上演機会の厳しさから、日本で観られる機会がごく少ない作品でもあり、中止が惜しまれる。
今回の映像は、その中から、作品の象徴とも言えるテーブルシーンの一部を、出演予定だったダンサーたちが、それぞれの場所で再現したもの。約1分間の短い映像ではあるが、作品の良さが垣間見える１分となっている。
■公開映像
緑のテーブル／The Green Table at home
公開URL：https://youtu.be/PIZ53Imn55w
また、当団WEBサイトでは公演プログラムを販売。
振付家クルト・ヨースの娘であり、ヨース死後、振付指導の役割を引き継いだ故アンナ・マーカード氏の最後の来日時に行われたインタビューや、1932年の「緑のテーブル」初演をパリでご覧になっていた故江口隆哉氏の寄稿文等を掲載。
「緑のテーブル」がなぜこれほどまでに芸術的に高い評価を受けているのかが感じられる1冊。
URL：https://www.sdballet.com/news/20200331/
■公演中止のご案内（3月3日情報公開）
https://www.sdballet.com/news/20200303/
■公演情報
https://www.sdballet.com/company/c_archive/p2020/2003_dancespeaks/
