東京バレエ団が新春に、ベジャールの『ボレロ』を急きょ上演!

東京バレエ団〈ニューイヤー祝祭ガラ〉、急遽上演決定! 時代の節目節目に人々を鼓舞し、勇気づけてきた傑作バレエをいま上演する意味とは?

上野水香が日本人女性ダンサーで唯一踊ることを許された『ボレロ』を披露するほか、 古典から現代の傑作まで、 多彩な演目を一挙に上演する新春にふさわしい華やかなステージ!

東京バレエ団〈ニューイヤー祝祭ガラ〉
https://www.nbs.or.jp/stages/2021/newyear/index.html

モーリス・ベジャール振付『ボレロ』。 中央は上野水香

来る2021年1月9日、 人気の古典作品から現代バレエの傑作まで、 多彩な演目のそろった東京バレエ団による 〈ニューイヤー祝祭ガラ〉 の上演が決定しました。

東京バレエ団は2011年の東日本大震災の際に、 世界的ダンサーのシルヴィ・ギエム とともに、 「HOPE JAPAN」というタイトルのもと被災地を訪れ、 『ボレロ』の舞台を通じて人々にエールを贈ってきました。 今回の公演でも、 巨匠モーリス・ベジャールの最高傑作の『ボレロ』 を、 日本人の女性ダンサーとしてこれまで唯一その認可を受けている上野水香 が踊ります。 また、 昨年の同団海外公演の際、 舞台芸術の殿堂、 ミラノ・スカラ座 でも高評を博したバランシン振付 『セレナーデ』 、 NHK Eテレ 「旅するゴガク」 へのレギュラー出演で世間の注目を集めた 柄本弾 による『ドン・キホーテ』の一部を上演するなど、 同団の多彩なレパートリーを一挙に観られる華やかなプログラムがそろいました。

ミラノ・スカラ座でも欧州のメディアから絶賛をあびた『セレナーデ』
柄本弾、 伝田陽美による『ドン・キホーテ』

生の舞台は観る者に希望や勇気をもたらします。 現在の状況下において、 チャイコフスキーの耳馴染みの良い音楽にのせ、 美しいダンサーたちが舞う幻想的な『セレナーデ』と、 興奮を巻き起こす『ボレロ』のプログラムこそ、 憂いをはらい、 活力を蘇らせることができるのではないでしょうか。 新しい年の初め、 一日も早く元通りの日常が戻ることに祈りを込めて、 どうぞこの〈ニューイヤー祝祭ガラ〉にぜひ!

<概要>
東京バレエ団〈ニューイヤー祝祭ガラ〉
ー 日程 :2021年1月9日(土)14:00  上演時間:約2時間5分(休憩1回含む)
ー 会場 :東京文化会館(上野)
ー 予定されるプログラムと主な出演者
「セレナーデ」 沖香菜子、 金子仁美、 中川美雪、 秋元康臣、 ブラウリオ・アルバレス
「ディアナとアクテオン」 パ・ド・ドゥ 涌田美紀、 池本祥真
「タリスマン」 パ・ド・ドゥ 秋山瑛、 宮川新大
「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ 伝田陽美、 柄本弾
「ボレロ」 上野水香
ーチケットの購入&公演の詳細はこちら
https://www.nbs.or.jp/stages/2021/newyear/index.html

■会場での感染症対策についてはこちらをご参照ください
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2020/12/post-839.html

『ボレロ』を踊る上野水香

■ 上野水香インタビュー ーコロナ禍のいま『ボレロ』を踊る決意ー
https://www.nbs.or.jp/webmagazine/articles/20201216-01.html