紅ゆずる 大野拓朗 廣瀬友祐 愛加あゆ 一路真輝 平野綾 市川猿弥 陣内孝則 『エニシング・ゴーズ』歌う! ブロードウェイ・ミュージカル 制作発表! 「にっぽん丸」で!

2021年8月、明治座では創業以来初のブロードウェイ・ミュージカル『エニシング・ゴーズ』が上演される。豪華客船が舞台ということで、製作発表記者会見がクルーズ客船「にっぽん丸」のドルフィンホールにて7月3日に行われた。

『エニシング・ゴーズ』は、巨匠コール・ポーター最大のヒット作で、楽しく陽気なストーリーをジャズのメロディーとダンスで魅せるミュージカル・コメディの傑作である。
1934年にブロードウェイで初演後、88年にトニー賞3部門を獲得、更に2011年、再びトニー賞3冠に輝く。
日本では89年に初演されて以降再演され、8年ぶりの日本上演となる今回は、演出に宝塚歌劇団の原田諒。ニューヨーク一番のナイトクラブの大スター、リノ役に宝塚歌劇団退団後、初ミュージカル出演となる紅ゆずる。共演に、ビリー役に大野拓朗、オークリー卿役に廣瀬友祐、ホープ役に愛加あゆ、ハーコート夫人役に一路真輝、アーマ役に平野綾、ホイットニー役に市川猿弥、そしてムーンフェイス役に陣内孝則の豪華キャスト。

ブロードウェイ・ミュージカル『エニシング・ゴーズ』

コメント
紅ゆずる

退団後初ミュージカル。男役の時には見せることがなかった姿がたくさん詰まっています。
私自身に近い役、取り込んでみせます。
豪華な共演者の共に舞台に立てることを喜びにガンバってきます。
20年弱たからずキアで男役をやってきて、
突然女性やってと言われても、、、ですが、
私とリノが近いタイプと思うので、
リノと私自身の流れる何かが、、、通じる箇所で
役作りになれたらいいなと。
実は、一番最初に宝塚を観たのが一路さんの舞台だったので、
ご一緒させていただいて、いいのかと思うぐらいで興奮しています。
私自身も思い出になると思う作品になると感じています。
楽日にはリノと離れるのが寂しいと思う作品になると思っています。

演出・潤色 原田諒(宝塚歌劇団)
宝塚の大劇場で『華やかなりし日々』を演出し、次にやりたいと思っていた作品です。
紅さんと再会して、男役くさいない、いい意味でチェンジできたなと感じています。
女性らしさ、コケティで女性らしいことで、いい、リノになると感じています。
自分のこの作品に賭ける夢を凌駕できるぐらいの作品にしたいと思っています。
「エニシング・ゴーズ」が、今、ブロードウェイ¥がクローズされている状況で、
舞台の神様が「エニシング〜」を僕らにやりなさいということだと思うのです。
観にいらしたお客様が「生きてこれが観れてよかった!」と思う作品に使命に作っていきたいです。

会見に続き「エニシングゴーズ」の歌唱披露が紅と出演者により行われ、歌唱後に紅からは、「緊張しましたけど、すごく楽しんだ。ワクワクなブロードウエイミュージカルになりますので、ご期待を!」と公演に向けて明るく締めくくった。


概要
作詞・作曲 コール・ポーター
オリジナル脚本 P.G.ウドハウス&ガイ・ボルトン、ハワード・リンゼイ&ラッセル・クラウス
新脚本 ティモシー・クラウス&ジョン・ワイドマン
翻訳・訳詞 青井陽治
演出・潤色 原田 諒(宝塚歌劇団)
製作 東宝
出演
紅 ゆずる/大野拓朗  廣瀬友祐  愛加あゆ/一路真輝/平野 綾  市川猿弥/陣内孝則
手塚秀彰 さけもとあきら 加賀谷真聡 佐々木 崇 岡崎大樹 神澤直也 坂元宏旬 常住富大 福永悠二 堀江慎也 丸山泰右 山名孝幸 横山達夫 石原絵里 伊藤典子 岩﨑亜希子 織 里織 神谷玲花 輝生かなで 小山侑紀 豊田由佳乃 樋口 綾 柳本奈都子
日程会場 9月~10月上旬 東京・明治座▷名古屋・御園座▷大阪・新歌舞伎座▷福岡・博多座