ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』のメインビジュ公開&配役も発表

ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』のメインビジュアル・キャラクタービジュアル公開。22年5月13日より本多劇場にて上演。

本作は1954年にアメリカのテレビドラマとして誕生し、1957年に映画化、さらに舞台化もされたレジナルド・ローズの傑作。「法廷モノ」に分類されるサスペンス作品で、密室劇の金字塔として高く評価され、現代でも多くの人を魅了し度々上演される色あせない名作として知られている。発端は、レジナルド・ローズが実際に殺人事件の陪審員を務めたこと。その一ヶ月後に執筆に取り掛かったと言われている。映画版で主演を務めたヘンリー・フォンダ(陪審員第八号)は、テレビドラマ版を見て感銘を受け、プロデュースも兼任。本作品で映画監督デビューのシドニー・ルメットは、1957年度の第7回ベルリン国際映画祭金熊賞と国際カトリック映画事務局賞を受賞。アカデミー賞には作品賞を含む3部門にノミネートされたが『戦場にかける橋』に敗れ、受賞には至らなかった。舞台化は1964年、ロンドンにおいてレオ・ゲン主演で上演。日本でも広く舞台化されているが、そのほとんどは額田やえ子訳のシナリオがもとになっている。

[キャストビジュアル]

意見をまとめて審議を進めようと努力する真面目な陪審員長の陪審員第一号役を渡邊聡


控えめで優しく他人に影響されやすい陪審員第二号役を佐藤達


自分の意見を主張し譲らない性格で息子とも確執がある陪審員第三号役を山本亨


合理的で常に冷静な議論を展開する陪審員第四号役を塚原大助


陪審員としての義務を真剣に考えているが自分の意見を言うことをためらいがちな陪審員第五号役を関口アナン


義理人情に厚く誠実だがはっきりした意見を持たない陪審員第六号役を44北川


シニカルで劣等感があり野球観戦のため時間を気にしている陪審員第七号役を佐藤正和


物静かで思慮深く策士な一面もある陪審員第八号役を泉知束


穏やかな老人で鋭い観察力をもつ陪審員第九号役を小林勝也


差別意識が強く怒りっぽい陪審員第十号役を佐藤正宏


自分を卑下しがちだが責任感が強く真剣に正義を求めている陪審員第十一号役を浜谷康幸


頭がよく社交的だが軽薄で審議に興味がない陪審員第十二号役を三津谷亮


守衛役を木下藤次郎

[キービジュ]

【ストーリー】
スラム街に暮らす少年が父親を殺した容疑で起訴された。夏の暑い日、見知らぬ十二人の男たちが陪審員室に集
まり審議に入る。
判決は全員一致でなければならない。
誰もが有罪を確信する中、一人の陪審員が「話し合いたい」と異議を唱える。彼は粘り強く語りかけ、少年に不
利な証拠や証言の疑わしい点を一つ一つ再検証するよう、集団心理を導いていく。息詰まる展開で浮き彫りにさ
れるのは、人間の様々な偏見や矛盾、無関心、先入観……。
そして、有罪を信じていた陪審員たちの心は、徐々に変化していく。

<概要>
ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』
作:レジナルド・ローズ
訳:額田やえ子
演出:西沢栄治
会場:本多劇場
日程:2022年5月13日〜5月22日 全14回
出演
陪審員第一号:渡邊聡
陪審員第二号:佐藤達(劇団桃唄309)
陪審員第三号:山本亨
陪審員第四号:塚原大助
陪審員第五号:関口アナン
陪審員第六号:44北川
陪審員第七号:佐藤正和
陪審員第八号:泉知束
陪審員第九号:小林勝也(文学座)
陪審員第十号:佐藤正宏(ワハハ本舗)
陪審員第十一号:浜谷康幸
陪審員第十二号:三津谷亮
守衛:木下藤次郎(椿組)
題字揮毫:柿沼康二
企画・製作・主催:ゴツプロ合同会社
ゴツプロ!公式サイト: https://52pro.info/