片岡愛之助、戸次重幸初共演!『奇人たちの晩餐会』6、7月上演

片岡愛之助、戸次重幸、水夏希、原田優一、野口かおる、坂田聡、大森博史、演出は山田和也!
フランス発傑作コメディーに最高のスタッフ・キャストが集結!

本作は映画「Mr.レディMr.マダム」、「メルシィ!人生」など多くのコメディー映画の脚本を執筆し、フランス喜劇を代表する脚本家フランシス・ヴェベールが1998年に発表した作品。パリで開幕と同時に大ヒットを記録し、さらにヴェベール自ら監督、脚本を手掛けて映画化。フランス映画界の名誉あるセザール賞で脚本賞、最優秀男優賞を受賞。2010年にはアメリカでも映画化されて大ヒットを記録。日本では近年は2012年、15年に加藤健一&風間杜夫のコンビで上演されている。
演出は日本演劇界を牽引する演出家山田和也
出演は歌舞伎をはじめ、数々の舞台、ドラマ、映画等で多彩な活躍をみせる歌舞伎俳優の片岡愛之助と秀逸な表現力で数多くの舞台、映画、ドラマにおいて比類なき存在感を放つ戸次重幸。さらにミュージカルをはじめ、様々な舞台で活躍している元宝塚歌劇団トップスターの水夏希、多くの舞台で真摯でみずみずしい演技力で活躍、近年では演出も手掛けている原田優一、独特の存在感で舞台、ドラマ、映画、バラエティで多彩な活躍をみせる野口かおる、演劇ユニット・ジョビジョバでの活動後、数多くの舞台、ドラマ、映画で硬軟織り交ぜた個性溢れる魅力を発揮している坂田聡、オンシアター自由劇場で活動後、多くの舞台においてスケール感のある存在感と演技力で作品に厚みを与える演技派大森博史というドリームキャストが実現。
これはと思う風変わりな人物たちを集めて仲間たちと晩餐会を催し、一番の奇人を決めるという悪趣味を持った編集者がたまたま出会ったとんでもない変わり者に逆に振り回され、人生最大のピンチをむかえることになるシチュエーションコメディーの最高傑作。

ものがたり
パリに住む編集者のピエール(戸次重幸)にはひそかな趣味があった。それは毎週水曜、友人とディナーを取ること。しかし、そのディナーがかなり変わっている。主催者たちはそれぞれとっておきの変わり者ゲストを同伴。その中からキング・オブ・変人を決めるという非常に悪趣味な裏テーマがあった。これこそ“奇人たちの晩餐会”である。今回ピエールが選んだゲストは官庁に勤めるフランソワ(片岡愛之助)という男。彼はマッチ棒を30万本以上使って巨大な模型を作る変人であった。ところがピエールに次々と災難がおこる。晩餐会の直前に強烈なギックリ腰に。さらにピエールの妻・クリスティーヌが去ってしまう。彼の悪趣味についていけなくなった為である。止むを得ず、ディナーをキャンセルしようとするがその前にフランソワがアパートに現れる。フランソワの出現により、ピエールは人生最大の危機をむかえることに――。

コメント
片岡愛之助より
戯曲を読んですぐ、これは面白いと思いました。とにかく、飽きないんです。ぎっくり腰で動けないピエールに対して、私が演じるフランソワがよかれと思って手助けしたことで、逆に次々に問題が起こっていく。お客様もどうなるんだろうとどんどん引き込まれ、楽しんでいただけるのではないでしょうか。私自身は趣味もなく、奇人と思われるほどのめり込むものを持つフランソワとは違う人間だと思いますが、遠いからこそデフォルメして作る面白さがありそうです。それに考えてみると、よかれと思ってやっていることがピエールにとって迷惑になっていくところは、私自身、あまり気が利くほうではないので、似ているところもなきにしもあらずかな、と(笑)。戸次さんには、どんなお役にもなりきるカメレオン俳優のイメージがあります。そんな方と舞台で毎日キャッチボールできるのも楽しみ。今回もいろんな挑戦と勉強をさせていただきたいと思っています。

戸次重幸より
今回の出演のお話は、二つ返事でお受けしました。というのもこれは、僕が演じるピエールがぎっくり腰になることからすべてが始まる物語。腰痛が持病の僕にはまさしくうってつけで、動きたくても動けない人間はこうなるんだよということを、これほどリアルに表現できるのは自分しかいないのではないかと思ったんです(笑)。しかも、自分の身体が動かせないことから、晩餐会のゲストである“奇人”のフランソワを頼るしかなくなり、思わぬところへ話が転がっていく。その戯曲の緻密さにも惹かれました。いい意味で隙のない戯曲だと思うので、書かれていることに、そして山田和也さんの演出に、忠実に演じられたらこの本の面白さを表現できる気がしています。奇人を呼んで晩餐会を開くなんて、ピエールは悪趣味で褒められた人間ではないと思いますが(笑)。でも、だからこそ面白い話が生まれるわけですから。物語のこの大事なキーパーソンを忠実に演じたいと思います。

概要
作品名:『奇人たちの晩餐会』
作:フランシス・ヴェベール
翻訳:岩切正一郎
演出: 山田和也
出演: 片岡愛之助 戸次重幸 水夏希 原田優一 野口かおる 坂田聡 大森博史
日程・会場
[東京]
2022年6月7日㈫-19日㈰ 世田谷パブリックシアター
公演主催:インプレッション、ぴあ
問い合わせ:ぴあ/TEL:0570-02-9111(オペレータ:10:00~18:00)
[大阪]
2022年6月25日㈯-27日㈪ 森ノ宮ピロティホール
公演主催:サンライズプロモーション大阪
問い合わせ:キョードーインフォメーション/TEL:0570-200-888(11:00~16:00*日祝休業)
[長野]
2022年6月29日㈬ まつもと市民芸術館主ホール
公演主催:サンライズプロモーション北陸
問い合わせ:サンライズプロモーション北陸/TEL:025-246-3439
[愛知]
2022年7月2日㈯-3日㈰ 東海市芸術劇場大ホール
公演主催:メ~テレ、メ~テレ事業
問い合わせ:メ~テレ事業/052-331-9966(祝日を除く月-金10:00~18:00)
福岡
2022年7月9日㈯-10日㈰ 博多座
一般発売:5月14日㈯10:00
チケット料金:A席11,500円/B席8,500円/C席5,000円
公演主催:博多座
問い合わせ:博多座電話予約センター/TEL:092-263-5555
公式HP:https://kijintachi.com
製作:インプレッション