舞台「東京リベンジャーズ 」-血のハロウィン編- 「何度でも、何度でも、君が助かる未来に辿り着くまで」

舞台「東京リベンジャーズ 」-血のハロウィン編-の大阪公演も無事に終わり、東京公演が始まった。千秋楽は配信も用意されている。

主人公の花垣武道、前回公演では「愛美愛主」と「東京卍會」の「8・3抗争」の後、主人公が現代に戻ってくるまでを描いていた。今回は血のハロウィン編、花垣武道(木津つばさ)、現代、日向(花瀬琴音)から12年前のクリスマスに武道が日向を振ったことを知らされる。「俺は12年前の元カレ?」、そして停車中の日向の乗った車に千堂敦(中尾暢樹)が運転する車が突っ込み、日向を乗せた車は壁に挟まれ大破、彼女を助けようとした花垣武道は彼女に突き飛ばされ、難を逃れるも車は爆発炎上、「日向!!!!!」大きな爆発音。花垣武道は決意する、「今も、この先もずっと愛している」「絶対助けるから、何度でも、何度でも、君が助かる未来に辿り着くまで」と。

それからオープニング、物語が本格的に動き出す。日向との下校最中にタイムリープ。お揃いのネックレスをもらう。いよいよ「血のハロウィン」。原作通りに進行、場地圭介(上田堪大)は総長である佐野万次郎(松田凌)とは幼馴染、「東京卍會」の創設者。だが、この時点では「芭流覇羅」に入隊。

見どころはやはり、「血のハロウィン」、そしてそれぞれの思惑、佐野万次郎と場地圭介の関係性、場地圭介が東京卍會を抜けて、芭流覇羅(バルハラ)に加入してしまったので、敵として戦わざるを得なくなる。原作では5巻~8巻、計算高い稀咲鉄太(結城伽寿也)、羽宮一虎(赤澤燈)、作中の登場時点では「芭流覇羅(バルハラ)」に加入、しかし彼にはさまざまな過去が。そして、一虎はマイキーを潰す(殺す)事を目的としていた。ちなみに花垣武道から見ると、同じ中学に通っている1つ上の先輩に当たる。1幕では「血のハロウィン」直前まで、2幕は戦いが中心になっている。アクションシーンは体を張って!!舞台の高低を使って縦横無尽に。その抗争、皆それぞれに思いがある。場地圭介の行動には涙、ラストはかなり泣かせる。原作を読んでいれば、誰が何を考えていたのかはわかるが、舞台ではそれがエモーショナルに表現、また、映像は使用せず、アナログな演出にこだわった舞台創り。武道は、松野千冬(植田圭輔)たちに認められ、場地の後を継いで壱番隊隊長に任命される。物語はまだまだ”続く”。

作品について
『東京卍リベンジャーズ』とは、2017年、26歳のダメフリーターとして人生どん底の生活を送っていた花垣武道が、ある日ニュースで中学時代の人生唯一の彼女だった橘 日向が弟の直人とともに悪党連合“東京卍會(東卍)”の抗争に巻き込まれ死亡したことを知る。
翌日、バイト帰りの武道は電車のホームから何者かに突き飛ばされ転落してしまう。死を覚悟した武道であったが、目を開くと人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープし、中学生に戻っていた。
恋人を救うため、逃げ続けてきた自分の人生へのリベンジを開始する!

<2021年公演レポ>

木津つばさ主演 舞台「東京リベンジャーズ」開幕!「俺自身の戦いだ!」

概要
タイトル:舞台「東京リベンジャーズ 」-血のハロウィン編-
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
日程会場:
大阪公演:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)/COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
東京公演:2022年3月25日(金)~4月3日(日)/サンシャイン劇場
脚本・演出:伊勢直弘
主催:舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会
キャスト
花垣武道:木津つばさ/松野千冬:植田圭輔/場地圭介:上田堪大/羽宮一虎:赤澤 燈/橘 日向:花瀬琴音/橘 直人:野口 準/千堂 敦:中尾暢樹/三ツ谷 隆:相澤莉多/林田春樹:中島大地/長内信高:新田健太/半間修二:菊池修司/稀咲鉄太:結城伽寿也/龍宮寺 堅:陳内 将/佐野万次郎:松田 凌  他

配信公演
・2022年4月3日(日)12:00公演
・2022年4月3日(日)16:30千穐楽公演

公式サイト:https://officeendless.com/sp/revengers_stage2
公式Twitter:@revengers_stage

©和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会
©Ken Wakui, KODANSHA / TOKYO REVENGERS Stage Production Committee.
©KW,K/TRSP