西田大輔 作・演出 主演 阪本奨悟 オリジナル舞台 音楽劇『まほろばかなた』 上演中! コメントも_

音楽劇『まほろばかなた』が始まった、
西田大輔が描く『まほろば』を目指した志士たちの熱き群像・音楽劇だ。
主演の阪本奨悟をはじめとする “芝居”と“音楽”に熱意を持った俳優陣が集った。
数多くの話題作を手掛けるYOSHIZUMIが音楽を担当。
舞台でしか味わえない迫力の音色で物語を奏でる。
決して希望を絶やすことなく戦い続けた夢追い人の浪漫活、11月6日まで上演_

西田大輔、阪本奨悟、糸川耀士郎、和合真一、廣野凌大、松田凌 コメント到着。

コメント

作・演出 西田大輔
2014年上演版から生まれ変わった本作について、稽古を経ての印象は?__
俳優が変われば物語が変わると常々思いながら演出をしてきましたが、今回は想像を上回る ほど、2014年の初演版とは全く違う新しい音楽劇が出来上がりました。このメンバーと作っ て、大地が見えるような作品になったと改めて感じ、とてもわくわくしています。
この時代には活躍した人物がたくさんいる中、今作でこの5人を主要人物に選んだ理由は?__
高杉晋作を中心にした中で、長州という地に生きる人々の群像劇を描きたいなと思ってそこ から自然に本作の物語が生まれていきました。この作品は、実は男性陣以上に女性の登場人 物が格好良くて、「彼らはどう生きていたのか」を、いろんな女性の視点から描いています。 その真ん中に生きている晋作はあんまり言葉として口には出さないけれども、まっすぐはる か先の意思を持っていて、彼のそういったところに惹かれた人々の物語になっています。
本作に掛ける意気込みと、観に来て下さる方へのメッセージ__
稽古では俳優のみんなにはお芝居をしてほしいとか、シーンの解釈についてなどをもちろん お話してきましたが、それよりも一人の人間として胸が震える気持ちを大事にしてほしいと 伝えてきました。それを、ここにいる5人をはじめとする俳優たちが繊細に作り上げてくれて、 とても尊い時間だったと思います。さらにYOSHIZUMIさんの音楽がみんなの演じる物語と 同時に心情や歴史を美しく彩ってくれています。 0から1をみんなで一緒に作り上げてきたので、ある意味、全員が原作者だなと思っています。 本作がたくさんの人に届くことを心から願っておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

 

高杉晋作 役:阪本奨悟
今回演じる役どころの印象は?__
今作の高杉晋作は飄々としていて、一見掴みどころがないよう な雰囲気を持っているのですが、内心では熱く「まほろば」を 目指す気持ちにあふれています。その気持ちが長州の面々に影 響を与えていて、興味深く面白い役どころだと思っています。
本作に掛ける意気込みと、観に来て下さる方へのメッセージ__
激動の時代を描いた作品となっていて歴史に名を遺す人物が多 数登場しますが、長州と幕府の考えの対立だったり、それを客 観的に見ている女性陣の思いだったり、様々な角度から楽しめ る群像劇になっていると稽古場から思ってきました。 2022年の現代に生きる僕でも、100年以上前に生きた人々の命 を惜しまず思想を貫くために戦っている姿に胸を打たれるよう なところがあります。長州の方々の思いを演じるということで、 重要なバトンをいただいたという思いで、お客様にお届けでき たらと思っています。そして「まほろば」とはどんなものなの か。観る方によって考え方が変わると思いますが、ぜひ注目し てご観劇頂けたらと思います。

山縣狂介 役:糸川耀士郎
今回演じる役どころの印象は?__
山縣狂介はまっすぐで猪突猛進な印象があります。彼の成長す る姿や、物語に気持ちでぶつかっていくような役なので、お客 様にも感情移入して観ていただけるんじゃないかと思います。
本作に掛ける意気込みと、観に来て下さる方へのメッセージ__
泣ける作品や笑顔になれる作品はたくさんありますが、この作 品は笑いながら泣ける作品になっていると思っています。ご観 劇頂けたらきっとわかっていただけると思いますので、ぜひ多くの方に観て頂いて、泣きながら笑っていただけたらと思って おります。

大村蔵六 役:和合真一
今回演じる役どころの印象は?__
大村蔵六は非常に落ち着いていて、みんなの保護者的な役割を 担っています。また、山縣狂介と2人で行動するシーンも描かれ ています。今回の物語では、医者としての姿と、陸軍の父と言 われた軍師としての姿が描かれるということで、その二面性も お楽しみいただけるんじゃないかなと思います。非常に真面目 な役ですので、”和合真一“を抑えて演じていきたいと思います。
本作に掛ける意気込みと、観に来て下さる方へのメッセージ__
物語の中に人間ドラマがあったり、それぞれの葛藤があったり、 一人ひとりラブロマンスがあったりします。みんなにはラブロ マンスがありますが、描かれた時代的に僕にだけ無いというこ となので、それ以外の部分で頑張っていきたいと思います。音 楽劇なので、西田さんの書き起こした歌詞にもぜひ注目して頂 けると時代が見えて楽しんでいただけると思います。それぞれ の登場人物に感情移入していただけたらと思います。

 

伊藤春輔 役:廣野凌大
今回演じる役どころの印象は?__
伊藤春輔という役は、登場人物の中でも一番自分の欲に忠実です が、地頭の良さと持ち前の対応力でいろんな場面をくぐり抜けて いって、のちに初代総理大臣になります。自分の中の似ていると ころをリンクさせて役を作り上げたので、自分の中に春輔が元々 いたような、作り上げたような、どちらの感覚もあります。愛す べきキャラクターになっていると思います。
本作に掛ける意気込みと、観に来て下さる方へのメッセージ__
僕らの中にも受け継がれている、”大和魂”のような、日本人特有 の魂がこれでもかというくらい詰まっている作品だと思っていて、 それを音楽が助長して照明が彩って、そこに俳優陣のお芝居が重 なって一つの作品になっています。演じていて改めて、こうして 国が作られてきて僕らは今を生きているんだなと、先人へのリス ペクトの思いがあります。生きていることへの感謝が出てくるよ うな作品だと思いますので、ぜひご観劇ください。

 

桂小五郎 役:松田凌
今回演じる役どころの印象は?__
自分が演じる桂小五郎という人は、幕末を生きた志士たちの中で も、こういう生き方をした人は、なかなかいないのではないかと 本作の脚本を読んでいても思いました。 彼の人生の中でも、すごく濃密な時期が本作で描かれているので、 彼の葛藤や苦悩などにも注目して頂けたらと思います。 桂は「まほろば」とは何なのかという問いかけの下、本作に登場 するみんなのことを思って生きている人物なので、彼のように自 分もみんなを思って板の上に立てたらなと思っています。
本作に掛ける意気込みと、観に来て下さる方へのメッセージ__
僕たちが演じる人物たちは、歴史の中でも偉人と呼ばれるような 人たちですが、なぜどのようにして偉人と呼ばれるようになった のか。そして、それを支える女性たちがとても格好良く美しく描 かれていますが、どのように生きていたのかということに注目し て観て頂けたら、きっと男女問わずどんな方でも、胸を打つ作品 だと信じております。以前、山口県の萩にある桂小五郎の生家を 訪問しました。彼は「死而後已(ししてのちやむ)」という言葉 を家に書き残しているのですが、「死ぬまで努力を続ける」など、 様々な意味が込められていますが、その言葉に泥を塗りたくない という一心で演じさせていただきますので、皆様ご声援の程よろ しくお願いいたします。

  

あらすじ
騒乱の幕末── 港に突如現れた異国の軍艦が二隻。 大混乱に陥る皆をよそに、三味線を抱えて 『まほろば』について語るたいそう不思議な男がいた。 新たな時代を夢見る男の周りには
「面白き こともなき世を 面白く」 生きようとする者たちが集う。
この物語は──第二次長州征伐において、 十五万の幕府軍をわずか四千人で勝利した長州藩士の五人、
山縣狂介・大村蔵六・伊藤春輔・桂小五郎、
そして高杉晋作の生き様を描いた物語である。
「ここでやらねば、『まほろば』は彼方のままだ。
だから…籤引きといこうじゃないか。」

概要
公演タイトル:音楽劇『まほろばかなた』
作・演出西田大輔
音楽監督 :YOSHIZUMI
日程会場:2022年10月28日(金)~11月6日(日) 天王洲 銀河劇場
キャスト:
高杉晋作 役:阪本奨悟 山縣狂介 役:糸川耀士郎 大村蔵六 役:和合真一 伊藤 春輔 役:廣野凌大/
勝海舟 役:根本正勝/お雅 役:富田麻帆 文 役:田上真里奈 おうの 役:本西彩 希帆 すみ子 役:平井琴望 幾松 役:律/吉田松陰 役:中村亀鶴/桂小五郎 役: 松田凌
アンサンブル:書川勇輝 本間健大 田嶋悠理 田上健太 中土井俊允
大塚晋也 木村つかさ 平山ひかる 樽谷笑里奈 福田結希

プレイガイド
・ローソンチケット:https://l-tike.com/mahorobakanata/
・銀河劇場チケットセンター:https://www.gingeki.jp/ TEL:03-5769-0011(平日10:00~18:00)
公演問合 https://www.marv.jp/support/st/

イベント情報
トークイベント
対象公演・登壇者:
10/30(日)17:00公演:阪本奨悟・糸川耀士郎・和合真一・富田麻帆・田上真里奈
11/3(木・祝)17:00公演:阪本奨悟・廣野凌大・根本正勝・本西彩希帆・松田凌
特別カーテンコール
対象公演:
11/1(火)13:00・11/1(火)18:00・11/2(水)18:00・11/4(金)18:00

動画配信サービスDMM.comにて、音楽劇『まほろばかなた』 11/6(日)14:00 千秋楽公演のライブ配信
特典映像:初日公演の舞台裏潜入映像! 後日視聴できるディレイ配信、アーカイブ配信実施。
本公演を映像では配信のみ! ※Blu-ray/DVDの発売予定は無し。
配信特設ページ https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=mahorobakanata/

公式サイト https://www.marv.jp/special/mahorobakanata/

©音楽劇『まほろばかなた』2022